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アンティーク スターリングシルバー ナイフ 、バターナイフ、フルーツナイフ、チーズナイフ、ペーパーナイフ、他 (2)
(下線付き太字の品物名をクリックいただくと、拡大写真とその他の説明写真がご覧いただけます。)


No. 18639 透かしブレード ステンレス スティール チーズ ナイフ
長さ 14.8cm、重さ 37g、透かしブレードの最大幅 2.3cm、柄の最大厚み 2.0cm、
ブレードとハンドルが一体化したユニタイズド構造のチーズ ナイフです。 

ふっくら感のあるハンドルはホロー(中空)構造で、弾くと軽妙な音が響きます。 

チーズのお供に一本あると楽しいです。
透かしブレード ステンレス スティール チーズ ナイフ


No. 18642 ステンレス スティール チーズ フォーク
長さ 13.3cm、重さ 33g、柄の最大横幅 2.5cm、柄の最大厚み 2.0cm、
ブレードとハンドルが一体化したユニタイズド構造のチーズ フォークです。 

ふっくら感のあるハンドルはホロー(中空)構造で、弾くと軽妙な音が響きます。 

チーズのお供に一本あると楽しいです。
ステンレス スティール チーズ フォーク


No. 18641 ブロード ブレード ステンレス スティール チーズ ナイフ
長さ 12.5cm、重さ 54g、幅広ブレードの最大幅 5.1cm、柄の最大厚み 2.0cm、
幅広で左右シンメトリーのブレードに対して、ハンドルが非対称、しかし、このカーブが親wの腹によくなじんで、gい勝閧ェよいことが分かりました。

ブレードとハンドルが一体化したユニタイズド構造のチーズ ナイフです。 

ふっくら感のあるハンドルはホロー(中空)構造で、弾くと軽妙な音が響きます。 

チーズのお供に一本あると楽しいです。
ブロード ブレード ステンレス スティール チーズ ナイフ


No. 18640 フラット ブレード ステンレス スティール チーズ ナイフ
長さ 13.0cm、重さ 40g、ブレードの最大幅 2.3cm、柄の最大厚み 2.0cm、
ブレードとハンドルが一体化したユニタイズド構造のチーズ ナイフです。 

ふっくら感のあるハンドルはホロー(中空)構造で、弾くと軽妙な音が響きます。 

チーズのお供に一本あると楽しいです。
フラット ブレード ステンレス スティール チーズ ナイフ


No. 16192 スティール製 ペーパーナイフ with インチ ・ センチ メジャー
長さ 23.9cm、重さ 35g、厚み 2mm、ハンドルの最大幅 2.0cm、イギリス製、

スティール製のペーパーナイフで、ハンドルの細工e畉麗です。 

前後には植物模様が効いており、ハンドルエッジにはビーズパターンもあって、・モ部分はゴールドの色合いです。 

ハ真一番目のように表側はインチのメジャーになっています。 裏側はセンチメートルのメジャーです。

スティール製 ペーパーナイフ with インチ ・ センチ メジャー


No. 15903 フラワーレリーフ シルバープレート ハンドル & ステンレススティール ブレード ナイフ
長さ 18.1cm、重さ 33g、ブレード最大幅 1.5cm、ブレード背の最大厚み 1.5mm、シルバープレート ハンドルの最大幅 1.45cm、最大厚み 0.75cm、 (6本あります。)

ハンドルに施されたフラワーレリーフは深めなデザインで、両面装飾になっていることもあり、ワンポイントながら豪華な雰囲気に仕上がっています。 この品はデザートナイフのサイズになりますが、15887 ケーキナイフと同じタイプの品です。

33グラムと持ちはかりがあって重たく、閧ノしたときにバランスのよさを感じます。 ブレード背の最大厚みも1.5mmあり、英国風なしっかりタイプのナイフと思います。 

ブレード部分に見えている SUPER STAINLESSはステンレス素材を示し、COMUNITYとあるのは商標名でしょう。 その下にはSHEFFIELD MADEとあって、Y地がイギリスのシェフィールドであることを示しています。

フラワーレリーフ シルバープレート ハンドル & ステンレススティール ブレード ナイフ


No. 15887 フラワーレリーフ シルバープレート ハンドル & ステンレススティール ブレード ケーキナイフ
長さ 27.0cm、重さ 76g、ブレード最大幅 2.15cm、ブレード背の最大厚み 1.5mm、シルバープレート ハンドルの最大幅 1.65cm、最大厚み 0.9cm、

ハンドルに施されたフラワーレリーフは深めなデザインで、両面装飾になっていることもあり、ワンポイントながらも豪華な雰囲気に仕上がっています。

76グラムと持ちはかりがあって重たく、閧ノしたときにバランスのよさを感じます。 ギザギザしたブレード背の最大厚みも1.5mmあり、英国風なしっかりタイプのケーキナイフになっています。 

ブレード部分をご覧いただくと、ギザギザと鋸(のこぎり)状になっています。 ケーキをサーブするのに、なぜ鋸かとも思いますが、イギリスのケーキは表面を砂糖の塊のようなアイシングで、こてこてに固めたケーキが多く、タ際のところ切り分けには鋸が必要なのです。

このアイシングたっぷりのイギリス風ケーキは本当に美味しくないので、またびっくりします、日本でこんなケーキが出てきたら、誰もがきっと絶句することでしょう。 しっとりとした普通のケーキとは似ても似つかぬ、水気もなくぱさぱさしたスポンジに砂糖の塊が数ミリの厚さで塗りつけてある食べ物です。

ところがもっと驚くのは、イギリスの子供たちは日本やフランス風のしっとりと美味しいケーキよりも、ぱさぱさごわごわのこうしたケーキがお気に入りなことです。 うちの娘の友達が集まるパーティーで、рェ手作りケーキを作ってもあまり喜ばれません。 近くのスーパーマーケットで買ってきたようなアイシングたっぷりのケーキがいいのです。

このケーキナイフのギザギザは、百年以上前のヴィクトリアンの頃からイギリスの伝統となっていて、ヴィクトリアンのケーキもきっと凄まじいものだったのだろうと思います。 百年以上の兼をかけて、ブリティッシュ トラディショナル ケーキの伝統がイギリスの子供たちにしっかり根付いているのです。

アンティークをきっかけに、その国の文化や伝統について考えてみるのは楽しいことだと思います。 英国アンティーク情報欄の「27.ホールマーク漏れと英国人気ソ」解説記魔烽ツいでにご覧ください。 

フラワーレリーフ シルバープレート ハンドル & ステンレススティール ブレード ケーキナイフ



No. 16597 デコラティブ ハンドエングレービング 丸い持ち手が優しい ペーパーナイフ or フルーツナイフ
長さ 19.5cm、重さ 48g、丸ハンドルの最大直径 1.3cm、柄元の直径 0.7cm、ブレード最大幅 1.5cm、19世紀終り頃の作、

素材は銀ではありませんが、ゴールドとシルバーの二つの色合いが美しく、上品な雰囲気に惹かれました。 おそらくはブラス素材に、ハンドル部分はシルバープレートが施されているものと思います。

もともとはフルーツナイフと考えられますが、装飾v畉麗なナイフでありますし、サイズを考慮しても、ペーパーナイフとしてお使いいただくのもよいでしょう。

中まsG密な丸いハンドルが手によくなじみ、全体としてしっかり持ちはかりがあり、ハンドルとブレードのバランスもいい感じです。 ハンドルとブレードの取り付けは一体化していて、頑丈に出来ているので、これから先も長く心配なく使っていけるでしょう。

ハ真O番目や四番目に見えるように、ハンドル部分に施されたハンド エングレービングが繊細で、閧ノとって眺めていると、職人さんの確かな腕前が感じられるアンティーク ナイフです。 デートレターはなくとも、レベルの高い手仕魔フ仕上がりから、19世紀終り頃の品と自ずから分かるところはポイントが高いと思います。

ハ真l番目では手仕魔フ彫刻の様qがよく分かるように、光量を絞って撮影してみました。 彫刻跡をご覧いただくと、シルバープレート部分が削り出されて、ベースメタルのゴールドの色合いになっています。 シルバーとゴールドの二つの色合いがコントラストをなして、美しい仕上がりとなっていることがお分かりいただけるかと思います。

デコラティブ ハンドエングレービング 丸い持ち手が優しい ペーパーナイフ or フルーツナイフ


No. 16599 デコラティブ ハンドエングレービング 丸い持ち手が優しい ペーパーナイフ or フルーツナイフ
長さ 19.5cm、重さ 48g、丸ハンドルの最大直径 1.3cm、柄元の直径 0.7cm、ブレード最大幅 1.5cm、19世紀終り頃の作、

16597 ペーパーナイフと同型の品になりますが、ブレードに刻印されたマークが、ブレードの表と裏で逆サイドに刻印されています。 このあたりにも、当桙フ仕魔ェ労働集約的な手作業であったことが、窺い知れるもので、興味深く思います。

素材は銀ではありませんが、ゴールドとシルバーの二つの色合いが美しく、上品な雰囲気に惹かれました。 おそらくはブラス素材に、ハンドル部分はシルバープレートが施されているものと思います。

もともとはフルーツナイフと考えられますが、装飾v畉麗なナイフでありますし、サイズを考慮しても、ペーパーナイフとしてお使いいただくのもよいでしょう。

中まsG密な丸いハンドルが手によくなじみ、全体としてしっかり持ちはかりがあり、ハンドルとブレードのバランスもいい感じです。 ハンドルとブレードの取り付けは一体化していて、頑丈に出来ているので、これから先も長く心配なく使っていけるでしょう。

ハ真O番目や四番目に見えるように、ハンドル部分に施されたハンド エングレービングが繊細で、閧ノとって眺めていると、職人さんの確かな腕前が感じられるアンティーク ナイフです。 デートレターはなくとも、レベルの高い手仕魔フ仕上がりから、19世紀終り頃の品と自ずから分かるところはポイントが高いと思います。

ハ真l番目では手仕魔フ彫刻の様qがよく分かるように、光量を絞って撮影してみました。 彫刻跡をご覧いただくと、シルバープレート部分が削り出されて、ベースメタルのゴールドの色合いになっています。 シルバーとゴールドの二つの色合いがコントラストをなして、美しい仕上がりとなっていることがお分かりいただけるかと思います。

デコラティブ ハンドエングレービング 丸い持ち手が優しい ペーパーナイフ or フルーツナイフ


No. 16598 デコラティブ ハンドエングレービング 丸い持ち手が優しい ペーパーナイフ or フルーツナイフ
長さ 19.5cm、重さ 48g、丸ハンドルの最大直径 1.3cm、柄元の直径 0.7cm、ブレード最大幅 1.5cm、19世紀終り頃の作、

素材は銀ではありませんが、ゴールドとシルバーの二つの色合いが美しく、上品な雰囲気に惹かれました。 おそらくはブラス素材に、ハンドル部分はシルバープレートが施されているものと思います。

もともとはフルーツナイフと考えられますが、装飾v畉麗なナイフでありますし、サイズを考慮しても、ペーパーナイフとしてお使いいただくのもよいでしょう。

中まsG密な丸いハンドルが手によくなじみ、全体としてしっかり持ちはかりがあり、ハンドルとブレードのバランスもいい感じです。 ハンドルとブレードの取り付けは一体化していて、頑丈に出来ているので、これから先も長く心配なく使っていけるでしょう。

ハ真O番目や四番目に見えるように、ハンドル部分に施されたハンド エングレービングが繊細で、閧ノとって眺めていると、職人さんの確かな腕前が感じられるアンティーク ナイフです。 デートレターはなくとも、レベルの高い手仕魔フ仕上がりから、19世紀終り頃の品と自ずから分かるところはポイントが高いと思います。

ハ真l番目では手仕魔フ彫刻の様qがよく分かるように、光量を絞って撮影してみました。 彫刻跡をご覧いただくと、シルバープレート部分が削り出されて、ベースメタルのゴールドの色合いになっています。 シルバーとゴールドの二つの色合いがコントラストをなして、美しい仕上がりとなっていることがお分かりいただけるかと思います。

デコラティブ ハンドエングレービング 丸い持ち手が優しい ペーパーナイフ or フルーツナイフ


No.16864 ウォーカー&ホール シルバープレート ナイフ with 剣を持つ手 クレスト(紋章)
長さ 21.3cm、重さ 60g、ブレードの最大幅 3.2cm、柄の最大幅 1.9cm、ヴィクトリアン梠繧フ英国製、WALKER & HALL作、
おそらく百年ほど前に作られた品でありますが、あまり使われた様qがなく、コンディションのよいアンティーク シルバー プレート ナイフです。

シルバープレートのアンティークになりますが、いろいろと見所があって、お薦めできるよい品と思います。 シルバープレートウェアについて詳しくは、アンティーク情報欄にあります 「10.エルキントンミのシルバープレート技術と明治新政府の岩倉g節団」の解説記魔烽イ参考ください。

ブレード面に見えているのはアサガオのハンドエングレービングで、レベルの高い仕鱒Uりであるのは、ウォーカー&ホールというシルバースミスの名前の良さと関連ありと見ています。

もともとはバターナイフとして作られた品です。 長さが 21.3センチで、重さが60グラムというと、バターナイフとしてはかなり大きなサイズでビックリしますが、こういう大きなテーブルウェアがヴィクトリア梠繧フ主流でありました。 閧ノしてみると、圧倒的な存在感が迫ってきます。 アンティークの風格と言えるのではないかと思います。 本来の用途であるバターナイフとしてお使いいただけるのはもちろんですが、ゴージャスなアンティーク ナイフでありますので、デスク・閧ナペーパーナイフにするのもいいかなと思います。

ハ真二番目をご覧いただくと、柄の裏面には WALKER & HALLのメーカーズマークが並んでいます。 左端に見えるのが、O角フラッグに「W&H」のマークです。

このバターナイフを作ったシルバースミス「Walker & Hall」のメーカーズマークは、O角フラッグの中に「W&H」と書かれたマークで、とても特徴があるので、一度見ると忘れられないマークです。 印象的なのはメーカーズマークばかりではなく、この銀工房の歴史をたどってみると、歴史も長く、評価の高いシルバースミスであったことが分かります。

Walker & Hallは1845年にジョージ ウォーカーによって創業され、ヴィクトリアン、エドワーディアンの時代を通じて有望なメーカーに成長しました。第一次世界大戦を境に大英帝国の最盛期が過ぎると、多くのシルバースミスも衰退する運命をたどりましたが、ウォーカー&ホールは第二次大戦後までもずっと仕魔続け、その技術は高い評価を受けていたことから、1970年代に至ってマッピン&ウェッブに買されました。

ハ真一番目にあるように、『剣を持つ手』の紋章がハンドエングレービングされているのも、この品の魅力と言えるでしょう。 リースに載った『剣を持つ手』は繊細な仕上がりなので、闌ウにルーペがあれば、アンティークを手にする楽しみが増えると思います。

紋章の基礎知ッについて、少しお話しましょう。 紋章はコート オブ アームズと言うのが一般には正式です。 クレストという言葉もありますが、クレストとは紋章の天辺にある飾りを言います。 紋章の各部分の名称として、例えば英国王室の紋章の両サイドにいるライオンとユニコーンの部分をサポーターと言い、中央の盾状部分をシールドまたはエスカッシャンと言います。 さらに細かく言うと、ハ真のバターナイフに刻まれた紋章では『剣を持つ手』の下方に棒状の飾りが見えますが、これはクレストの台座であって、リースと呼ばれます。

ただし、紋章のすべてを描いて使うのは、大掛かり過ぎるので、その一部をもって紋章とされることも多く、中紋章とか大紋章という言い方もあります。 しかし、その区別は厳密でないので、紋章の一部をもってコートオブ アームズという言い方をしても差し支えありません。

コート オブ アームズ(=紋章)を使っていた人々とは、どういう階層の人たちであったのか、考えてみました。

コート オブ アームズの体系化や研究は、イギリスにおいて九百年ほどの歴史を持っており、紋章学(Heraldry)は大学以上の高等教育で学ぶ歴史学の一分野となっています。 中世ヨーロッパにおいては、多くの国々に紋章を管理する国家機関がありました。 今ではなくなっているのが普通ですが、面白いことにイギリスでは紋章院がまだ活動を続けています。

今日のイギリスは品のよい国のように見られることが多いですが、歴史を紐解きますと、節操のないことで名高い時代も長くありました。 キャプテン・ドレークは世界を航海して略奪をきわめて、当桙フ国家予Zに匹敵するほどの金銀財宝を奪って帰ってきたので、エリザベス一世から叙勲を受けました。 お金がすべてという傾向は、紋章院においてもあったようです。

紋章学や紋章院の働きについて書かれた本が、『HERALDRY IN ENGLAND』(Anthony Wagner著、Penguin Books、1946年刊)です。

この本によりますと、紋章院が認めてきたコートオブ アームズは四万あるとのこと。
一方で英国の王侯貴族にあたる家柄は千足らずとなっています。

この数嘯フバランスから分かることは、第一にコートオブ アームズは王侯貴族だけのものではないこと。 第二に、そうは言っても、代々伝わるコートオブ アームズがある家系は、英国の中でも数パーセントに過ぎず、その意味で日本における家紋とはだいぶ違っていること。

Y業革命が進行して、新興富裕層が厚くなってきたのがヴィクトリア梠繧フ初め頃になります。 当桙フ富裕層はコートオブ アームズを求めましたし、また求めれば手に入る性質のものであったようです。
ウォーカー&ホール シルバープレート ナイフ with 剣を持つ手 クレスト(紋章)



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