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アンティーク ゴールド ロケット、スターリングシルバーシルバー ロケット


No.19363 ヴィクトリアン ピンチバック ロケット (懐中時計タイプ)
直径 2.85cm、最大厚み 0.6cm、留め具を含む縦の長さ 4.5cm、重さ 11g、ヴィクトリアン後期の英国製、一万六千円-->12800円 セール価格

見たところ懐中時計のような雰囲気ながら、パカッと開けると実はロケットというヴィクトリアン アンティークです。 蓋を開けると厚めなカバーグラスが入っています。 カバーグラスは円周部をフレーム金属が取り巻いていて円筒状になっていますので、ロケット本体から抜き取って写真の入れ替えをします。 

ロケットにもいろいろあれど、古いアンティークに備わっている格調の高さというものを感じさせてくれる良い品と思います。 大きさは直径3センチ弱で重さが11グラムと、大き過ぎず小さ過ぎず、ちょうどよいサイズなのも気に入りました。 

ロケットの素材はピンチバックと呼ばれるアンティークな素材です。 この素材は銅と亜鉛の合金で、ゴールドの色あいをもたらすジュエリー素材として、ヴィクトリアンの英国で好まれてしばしば使われました。 元々は1720年ごろにロンドンの時計メーカーであったクリストファー ピンチバックという人が発明したことから、ピンチバックの名で呼ばれるようになったのでした。

デートレター等のホールマークが無いので年代特定が難しいのですが、ピンチバックを使っていることや、ロケット全体の構造からみて、ヴィクトリアン後期の品と思われます。

クイーン ヴィクトリアが若干18歳の若さで英国王位を継承したのは1837年のことで、この年から1900年までの64年間がヴィクトリア時代にあたります。 ヴィクトリア女王は在位期間が長かったことと、その時代は英国の国力が格段に伸張した時期と重なっていた為に、イギリス史の中でも特にポピュラーな国王となりました。 アンティークの分野にあっても、この時代の物品を指すヴィクトリアーナ(Victoriana)という用語もあって、ヴィクトリア時代を専門とするコレクタターが大勢いるわけなのです。

この品が作られたヴィクトリア時代の背景については、英国アンティーク情報欄にあります「14. Still Victorian」や「31. 『Punch:1873年2月22日号』 ヴィクトリアンの英国を伝える週刊新聞」の解説記事もご参考ください。 

ヴィクトリアン ピンチバック ロケット(懐中時計タイプ)(英国 アンティーク シルバー 英吉利物屋)ヴィクトリアン ピンチバック ロケット(懐中時計タイプ)(英国 アンティーク シルバー 英吉利物屋)


No.19362 ハートシェイプ & 四つ葉のクローバー ライオンランパント、ハープ & スリーライオン エナメルワーク ヴィクトリアン ロケット
縦の長さ (留め具含む) 2.7cm、ハートの横幅 1.8cm、厚み 5mm弱、四つ葉の最大横幅 3.9cm、重さ 10g、ヴィクトリアン後期の英国製、二万四千円-->19800円 セール価格

デザインはヴィクトリアン シリング銀貨と同じものです。

描かれているのは、右上にライオンの立ち姿でライオンランパント、左下にはハープクラウンド、そして三頭のライオンは『ライオンハート(獅子心王)』の愛称で知られる12世紀の英国王リチャード一世時代からのエンブレムです。 

エナメルワークとは日本語で言うと「七宝焼き」のことで、金属にガラス質の釉薬を焼き付ける装飾技法です。 元々は古代エジプトに起源を持ちますが、奈良時代には日本にも伝来しました。 その後、七宝焼きは日本で技術的な発展を遂げ、ヴィクトリア時代の英国では、逆に日本の技術が大いに研究もされました。 このあたりの経緯は、「英国アンティーク情報」欄の「10.エルキントン社のシルバープレート技術と明治政府の岩倉使節団」後半に解説がありますので、ご参考まで。 

写真一番目でハートの左側にポッチがあって、ここに爪をかけてスライドさせていくと、写真二番目のように開いて、四つ葉のクローバーの形状になります。

四葉のクローバーは幸運をもたらすラッキーモチーフと言われますが、クローバーの葉っぱにはそれぞれ役どころがあります。 葉っぱの一枚目がHope(希望)、二枚目はFaith(信頼)、三枚目はLove(愛情)、そして四枚目がLuck(幸運)なのです。 そんなわけで四枚目の葉っぱがあるクローバーは、Luck(幸運)を持ってくると考えられるわけです。

また、そもそも英語には「live in the clover (安楽、あるいは幸せに暮らす)」という言い回しがあり、こうしたクローバーの良い意味合いが、このヴィクトリアン アンティーク ロケットには込められています。 

クローバーと幸せの繋がりについて、牧草の刈り入れをしていたファーマーの方から教えていただいたので、ご紹介しておきましょう。 牧草など植物の成長には土中の窒素分が必要ですが、クローバーは進化した植物で、大気中の窒素を直接に取り込んで養分に出来るのだそうです、そのため、クローバーのある畑は肥沃になります。 また家畜の飼料としてもクローバーの繊維質とプロテインが動物たちの成長に欠かせないのだそうです。 と言うわけで、クローバーに恵まれた農場は栄え、幸せに暮らしてゆけるということでした。


ハートシェイプ & 四つ葉のクローバー ライオンランパント、ハープ & スリーライオン エナメルワーク ヴィクトリアン ロケット(英国 アンティーク シルバー 英吉利物屋)ハートシェイプ & 四つ葉のクローバー ライオンランパント、ハープ & スリーライオン エナメルワーク ヴィクトリアン ロケット(英国 アンティーク シルバー 英吉利物屋)


No. 19071 三色ゴールド装飾 ヴィクトリアン フロント&バック 9カラット ゴールド ロケット

直径 3.8cm、最大厚み 4mm、重さ 17g、ヴィクトリアン後期からエドワーディアン頃の英国製、二万四千円

このロケットは見ていて楽しくなれるアンティークと思います。 表と裏に9カラットゴールドの薄板を被せた作りで、「フロント&バック 9カラットゴールド」と呼ばれる素材で出来ています。 

デートレター等のホールマークが無いので年代特定が難しいのですが、フロント&バック 9カラットゴールドという素材や、多色構造のゴールド装飾、そしてデザインの様子などからみて、ヴィクトリアン後期からエドワーディアン頃の品と思われます。

表側のフラワーデザインには、ローズゴールドの他にイエローゴールドやホワイトゴールドも使われていて綺麗で、三色ゴールド装飾もゴージャスな雰囲気に惹かれました。 ロケット上部に見える大きめな花はイエローゴールド装飾で中央部にはローズゴールドがワンポイントで効いています。 大きな花を一段目とすると、二段目と四段目はホワイトゴールドの飾りで、三段目と五段目の小さな花はローズゴールドの装飾になります。

9カラットゴールドは金含有量が37.5%の合金ですが、金以外に銅を多く含む場合には、その色あいは赤みがかかっていて、イギリスではローズゴールドとも呼ばれます。 英国にはバラの花が好きな人たちが多いので、ゴールドアクセサリーでもローズゴールドが好まれるのでは?と思えます。 金純度の高いイエローゴールドよりも温かみがあるローズゴールドは、ベリーブリティッシュな装飾素材なのです。

中央には三日月の飾りがあって、そこから旭日旗のように帯状飾りが四方向に伸びております。 当時のイギリスで流行ったジャポニスムのモチーフブックから影響を受けているように思います。

どうして、こういった和風モチーフのゴールドジュエリーがヴィクトリア時代のイギリスで見られるかというと、それは百五十年以上にわたる日本美術研究の蓄積がイギリスにあるからです。 

1853年のペリー来航以来、日本の工芸が広く西欧に紹介され、英国シルバーの世界にも日本の伝統的なモチーフとして蝶などの虫、飛翔する鳥、扇、竹、さくら等のデザインが取り入れられていきました。1870年代、80年代のこうした潮流はオーセンティック ムーブメントとして知られています。

サムライの時代が終わった頃、1870年代前半における英国のジャポニスム取り込みについては、英国アンティーク情報欄の「10.エルキントン社のシルバープレート技術と明治新政府の岩倉使節団」記事後半で詳しく解説していますのでご覧になってください。

その後のジャポニスム研究は、モチーフブックなどの成果となって、以下のような書籍が次々と発表されていきます。
「Art and Art Industries of Japan(1878年、 Sir Rutherford Alcock)」、 「A Grammar of Japanese Ornament and Design(1880年、Cutler)」、「Book of Japanese Ornamentation(1880年、D.H.Moser)」

そして1880年代の後半にはジャポニスム モチーフブックの集大成である「Japanese Encyclopedias of Design(Batsford)」が出て、Japanese craze(日本趣味の大流行)のピークとなりました。

ヴィクトリアン後期の英国にあってはジャポニスムが新鮮で、大きな顧客需要があり、モチーフブック等の基礎資料も充実していたことが、今日私たちが日本趣味な英国アンティークにお目にかかれる理由なのです。 百数十年も前に多くのイギリス人たちが日本に大いなる関心を持っていたことには驚かされます。

ちなみに、イギリスにおけるジャポニスム研究書のさきがけとなった「Art and Art Industries of Japan(1878年、 Sir Rutherford Alcock)」の著者であるオールコックという名前、聞いた覚えのある方もいらっしゃるかと思います。

サー・ラザフォード・オールコックは、幕末の日本で数年間暮らしたイギリスの初代駐日公使です。 当時のイギリス公使館は、現在の品川駅から徒歩七分、港区高輪の東禅寺に置かれていましたが、オールコック在任中には、攘夷派浪士が英国公使館を襲撃した東禅寺事件など起こっています。 まさに命がけの日本勤務であったろうと思います。 彼は幕末日本滞在記である 『大君の都 (岩波文庫 上・中・下)』も残しています。

オールコックと言えば、幕末期のイギリス外交官としての仕事に注意が向きがちですが、一方では日本美術に傾倒し、「Art and Art Industries of Japan(1878年、 Sir Rutherford Alcock)」という著作も残しているわけで、日本のよさを広く海外に紹介してくれた、よき広報官という側面もあったのでした。

オールコック初代駐日公使、「Art and Art Industries of Japan」、ヴィクトリア時代のJapanese craze(日本趣味の大流行)、ジャポニスム研究、数多くのモチーフブック等々、こういう歴史的な背景があって、イギリスで作られ、現代に到っているゴールド ジュエリーというわけです。
O色ゴールド装飾 ヴィクトリアン フロント&バック 9カラット ゴールド ロケット


No. 19063 フロント&バック 9カラット ロールドゴールド ロケット with クロス
直径 3.0cm、厚み 3mm、重さ 11g、ヴィクトリアン終り頃からエドワーディアンの英国製、一万八千円

このロケットはベースメタルの上に、9カラット ローズゴールドの薄板を被せた作りで、「フロント&バック 9カラット ロールドゴールド」と呼ばれる素材で出来ています。 全体としてがっちりした構造でヴィクトリアン アンティークのよさが感じられるロケットと思います。 蓋の開け閉めもすっきりで、良好なコンディションのアンティーク ロケットといえましょう。

Rolled Goldとはベースメタルに9金や18金の薄金板を重ねた構造の素材で、ヴィクトリアン後期からエドワーディアン頃の英国で流行ったアンティークな素材です。 カラット数は表示はありませんが、イギリスでは一番多く見かける9カラット ゴールドでありましょう。

写真一番目のようにデザインにクロスがあるのもポイントです。 また、裏面は写真二番目のような飾り文字となっており、流麗で優雅な雰囲気のアンティークに仕上げっています。 

デートレター等のホールマークが無いので年代特定が難しいのですが、素材がフロント&バック 9カラット ロールドゴールドであること、ロケットの構造や飾り文字の様子からみて、ヴィクトリアン終り頃からエドワーディアン頃の作で間違いないでしょう。

9カラットゴールドは金含有量が37.5%の合金ですが、金以外に銅を多く含む場合には、その色あいは赤みがかかっていて、イギリスではローズゴールドとも呼ばれます。 英国にはバラの花が好きな人たちが多いので、ゴールドアクセサリーでもローズゴールドが好まれるのでは?と思えます。 金純度の高いイエローゴールドよりも、温かみがあるしイギリスっぽいので、私は9カラットのローズゴールドが好きです。

『私はキリスト教の信仰者ではありませんが、何故かクロスにとても惹かれます。』というお便りをいただきました。 

英吉利物屋ではアンティークのクロスを扱っておりますので、関心のある方から、そういうお話があるのは珍しいことではないかも知れません。 けれども、クロスに惹かれるという話はこれが初めてというわけでなく、多くの方からお聞きしてきましたし、私もそう感じることがあるので、なぜだろうかと考えたくなるのです。

英国アンティーク情報欄にあります「40. 何故かクロスにとても惹かれます。 その理由を英吉利物屋風に考えてみました。」もご覧いただければ幸いです。

フロント&バック 9カラット ロールドゴールド ロケット with クロス


No.19062 ヴィクトリアン ピンチバック ロケット SOLD
楕円の長径 3.15cm、短径 2.5cm、重さ 11g、留め具を含む縦長 4.0cm、最大厚み 9.5mm、ヴィクトリアン後期の英国製、SOLD

ヴィクトリアン ピンチバック ロケット


No.19061 9カラット ローズゴールド プレート ヴィクトリアン ロケット
直径 2.05cm、留め具を含む縦長 2.9cm、重さ 6g、厚み 4mm、ヴィクトリアン終り頃の英国製、一万一千円

古い品でありますが、蓋の開け閉めはきっちりで、機能性は良好なヴィクトリアン ロケットです。

ハンドエングレービングは品のよさを感じさせ、繊細な彫刻は見事と思います。 内側には『SKM & Co』のメーカーズマーク刻印があります。

ローズゴールド プレートで、英国風なところも気に入りました。

9カラット ローズゴールド プレート ヴィクトリアン ロケット


No. 18828 ヴィクトリアン or エドワーディアン フロント&バック 9カラット ローズゴールド ロケット
正方形の一辺の長さ 2.05cm、縦の長さ(留め具含む) 3.85cm、厚み 4mm、重さ 8g、ヴィクトリアン後期からエドワーディアン頃の英国製、一万二千円

表と裏に9カラットゴールドの薄板を被せた作りで、「フロント&バック 9カラットゴールド」と呼ばれる素材で出来ています。 

蓋はパチンと気持ちよく閉まって、機能面でしっかりした作りは好感が持てます。 両面ともに使い込まれた風合いが出ていますが、これはアンティークの味わいでしょう。

上部に見えるダブルスパイラルの装飾もグッドです。 両サイドにバーが渡してあるのもポイントと思います。 

デートレター等のホールマークが無いので年代特定が難しいのですが、フロント&バック 9カラットゴールドという素材や、ロケットの構造、デザイン、そしてエングレービングの様子からみて、ヴィクトリアン後期からエドワーディアン頃の品と思います。

9カラットゴールドは金含有量が37.5%の合金ですが、金以外には銅を多く含む場合には、その色あいは赤みがかかっていて、イギリスではローズゴールドと呼ばれます。 英国にはバラの花が好きな人たちが多いので、ゴールドにおいてもローズゴールドが好まれるのでは?と思えます。 金純度の高いイエローゴールドよりも、温かみがあってVery Britishな装飾素材と思います。

もちろん大切な人の写真を入れて使ってもよいのですが、細工の繊細さという点でかなり質の高い工芸品ですので、純粋にペンダントヘッドとしても楽しめると思います。

9カラット ローズゴールドの品には、あわせるチェーン選びに難しさがありますが、9カラットゴールド ロケットをお求めいただいたお客様から、「絹紐に通して胸に着けています。」とご報告いただきました。 なるほどの使い方と思いましたので、ご紹介しておきましょう。
ヴィクトリアン or エドワーディアン フロント&バック 9カラット ローズゴールド ロケット


No.19112 スターリングシルバー ロケット with ブリティッシュ ホールマーク
楕円の長径 4.3cm、短径 3.4cm、厚さ 6mm、重さ 15g、1978年 シェフィールド アセイオフィス、一万八千円

かなり大きなロケットで、素材の銀も厚めなので、15グラムと持ちはかりがあり、しっかり出来ています。

ロケットにもいろいろありますが、長径 4.3cm*短径 3.4cm、大きな写真を収納されたい方にはお薦めできます。 

また、ブリティッシュ シルバーホールマークが刻印されており、正統派の銀であることもポイントです。

英吉利物屋の扱い品としては比較的に近年の作になりますが、ハンド エングレービングのレベルはかなり高い感じます。

ホールマークから製作年が分かりますが、近年といっても、それでも四十年に近い年月が経過しております。 コンディションもよろしくて、おそらくあまり使われることなく現在に至っているものでしょう。

裏面には四つのブリティッシュ ホールマークがしっかり深く刻印されているのも、この品のよい特徴です。 写真二番目に見えるホールマークは順にメーカーズマーク、シェフィールド アセイオフィスのローズマーク、スターリングシルバーを示すライオンパサント、そして1978年年のデートレターになります。

ライオンパサント(=横歩きライオンの刻印)は、英国製スターリングシルバーの銀純度を保証するマークになり、重要な刻印です。 ライオンパサントの歴史について少し解説しておきましょう。 

横歩きライオンのマークが初めて導入されたのは今から460年ほど前の1544年のことになります。 これは当時テューダー朝のヘンリー八世が行った低品位銀貨の鋳造と関係があります。 歴史上どこの国でも財政が逼迫してくると、悪貨を鋳造することがひろく行われてきました。 日本の江戸時代にも同じようなことがあったと思います。 

銀貨と銀器がほぼ同等な価値を持っていた昔の時代にあっては、お上の定める低品位銀貨の価値でもって、高品位な銀器と交換されてしまっては、損してしまうことになります。 そこでその銀器が92.5%の銀純度であることを保証するマークとして、ライオンパサントが導入されたわけです。 

歴史や伝統に格別なこだわりを持つイギリス人は、ライオンパサント(=横歩きライオンの刻印)にも特別な愛着があって、五百年の長きにわたって、この刻印を使い続けて今日に到っております。
スターリングシルバー ロケッ with ブリティッシュ ホールマーク


No. 19072 14カラット ロールド ゴールド フラワー デザイン ロケット
直径 2.8cm、留め具を含む縦長 3.8cm、厚み 5mm、重さ 12g、1960年代あたりの英国製、二万一千円

未使用と思われるコンディションのよさが特徴となっているフラワーレリーフの可愛らしい14カラット ロールド ゴールドのロケットです。 同じくらいのサイズのロケットと比べて、厚めでしっかり作られており、手にした時の心地よい重厚感もポイントと言えましょう。 

蓋の開け閉めは緩る過ぎず、堅た過ぎずのちょうどよい感じで、ピチッとしっかり閉まり、扱いやすいロケットと感じます。 留め具の部分にはメーカーズマークと、素材の14カラット ロールド ゴールドを示す「14ct rg」刻印があります。 

Rolled Goldとはベースメタルに9金や18金の薄金板を重ねた構造の素材で、ヴィクトリアン後期からエドワーディアン頃の英国で流行ったアンティークな素材です。 

フラワーレリーフのデザインや仕上げの様子から見て、1960年代あたりの作と思いますが、イギリスにおけるロールド ゴールド アクセサリーの歴史と伝統を踏まえた系譜上に現れた品であり、興味を惹かれます。 また、このロケットの場合は14カラットの表示がありますので、素材も上々ということになります。
14カラット ロールド ゴールド フラワー デザイン ロケット


No.19070 小花 デザイン ロールド ゴールド ロケット
本体の縦長 2.3cm、縦(留め具の円環を含む)3.2cm、横幅 1.85cm、厚み 4mm、重さ 5g、一万一千円

小振りなわりに、素材に厚みがあって、しっかり出来た印象のアンティーク ロケットです。 Rolled Goldという素材の面白み、小花がたくさんの可愛らしいデザイン、そしてロケット構造のよさに惹かれて求めました。

両面には小花が八つずつ、見栄えのする豪華なデザインです。 マット仕上げの背景部分も繊細な細工と思います。 

Rolled Goldとはベースメタルに9金や18金の薄金板を重ねた構造の素材で、ヴィクトリアン後期からエドワーディアン頃の英国で流行ったアンティークな素材です。 カラット数は表示がないのですが、イギリスでは一番多く見かける9カラット ゴールドでありましょう。

9カラットゴールドは金含有量が37.5%の合金ですが、金以外には銅を多く含む場合には、その色あいは赤みがかかっていて、イギリスではローズゴールドと呼ばれます。 英国にはバラの花が好きな人たちが多いので、ゴールドにおいてもローズゴールドが好まれるのでは?と思えます。 金純度の高いイエローゴールドよりも、温かみがあってVery Britishな装飾素材と思います。

このロケットの色合いは、イエローゴールドではないのですが、そうは言ってもローズの赤みはさほど強くもありません。 典型的なイエローゴールド色とローズゴールド色の間を3:2に分けた時に、ローズゴールドにより近い辺りの色合いと思います。

写真三番目で見て、ロケットの左縁辺部に爪をかける構造があって、開け閉めも固くなく緩くなく、作りの良好なロケットです。

デートレター等のホールマークが無いので年代特定が難しいのですが、Rolled Goldという素材と共に、ロケットの構造やデザインの様子からみて、エドワーディアン頃から1930年代にかけての品と思われます。

小花 デザイン ロールド ゴールド ロケット


No. 18535 小粒 丸型 スターリングシルバー ロケット
直径 1.35cm、留め具を含む縦長 2.1cm、最大厚み 4mm弱、七千円

小粒なロケットになりますが、両面にわたるエングレービングが丁寧で、綺麗な仕上がりとなっており、気に入りました。 

手にしてみると、ふっくら感のある、小粒なスターリングシルバー ロケットです。 手彫りのエングレービングは丁寧かつ精巧な仕上がりで、可愛らしい銀のアクセサリーと思います。 

蓋の開け閉めはゆる過ぎず、かた過ぎず、ちょうどよい感じで、きっちりしっかり閉まります。 ホールマークはありませんが、素材は銀で間違いないでしょう。 
小粒 丸型 スターリングシルバー ロケット



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