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No. 5329 エドワーディアン スターリングシルバー フォブ ペンダントヘッド with 9カラット ローズゴールド ライオンランパント
縦の長さ(留め具含まず) 3.6cm、最大横幅 2.6cm、最大厚み 2mm、重さ 5g、1907年 チェスター、一万二千円

透かしのフォブに9カラット ローズゴールドのライオンランパント(立ち姿のライオン)が付いています。 ライオンがなにかしら可愛らしくて気に入りました。 百年前に作られたエドワーディアン アンティークになります。

英国シルバーにおいて 92.5%の銀純度を示すスターリングシルバー マークは、普通はライオンが歩いている刻印で 「ライオン パサント(Lion Passant)」と呼ばれます。 ロンドン、シェフィールド、バーミンガム他のシルバーウェアをお持ちの方なら、おなじみのマークと思います。 ところがスコットランドはグラスゴーになりますと、ライオンは歩いた姿ではなくて、立っていて、これが「ライオン ランパント(Lion Rampant)」と呼ばれるのです。 

9カラットゴールドは金含有量が37.5%の合金ですが、金以外には銅を多く含む場合には、その色あいは赤みがかかっていて、イギリスではローズゴールドと呼ばれます。 英国にはバラの花が好きな人たちが多いので、ゴールドにおいてもローズゴールドが好まれるのでは?と思えます。 金純度の高いイエローゴールドよりも、温かみがあってVery Britishな装飾素材と思います。

本体の下の方には四つのブリティッシュ ホールマークがしっかり深く刻印されているのもよいでしょう。 ホールマークは順にスターリングシルバーを示すライオンパサント、チェスター アセイオフィスのシティーアーム、1907年のデートレター、そしてメーカーズマークになります。


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