縦の長さ（留め具含む） 3.3cm、最大横幅 2.2cm、厚み 7mm、瑪瑙の長径と短径 1.65cm*1.35cm、1886年 バーミンガム、一万五千円
楕円のスターリングシルバーフレームに、アーガイト（瑪瑙）が入っていて、指で弾くとクルクルまわるスウィーバル フォブです。 表側に入った瑪瑙は深紅色で、裏面の瑪瑙は深緑色に紅が混じっています。
表と裏で色合いが違っていて二通りに使えますし、胸元でフォブが揺らゆらするのも嬉しくて、何はなくとも回してみたりと、こういう仕掛けものアクセサリーは楽しめます。
今から百二十年以上前のヴィクトリアン後期に作られた古い品ですが、コンディションの良いアンティークです。 さらには、スウィーバル機能もバランス良く出来ていて、クルクルと軽快にまわるのが好ましく思えます。
写真三番目にあるように、フレームの側面部分にはブリティッシュ ホールマークが刻印されているのもこの品のよい特徴です。 刻印はやや読み取りが難しい所もありますが、判読は可能で、順にメーカーズマーク、1886年のデートレター、バーミンガムアセイオフィスのアンカーマーク、そしてスターリングシルバーを示すライオンパサントです。
