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No. 5172 ヴィクトリアン スターリングシルバー フォブ ペンダントヘッド SOLD
縦の長さ(留め具含む) 3.5cm、横の長さ 3.2cm、重さ 8g、最大厚み 3mm強、1887年 バーミンガム、SOLD

写真のフォブは三段構造になっていて、下段は透かし部分、その上にある銀の丸い台座が中段、さらに上段には9カラット ローズゴールドの飾りが付いています。 ヴィクトリア時代には時計の銀鎖の先に付ける飾りであった品ですが、これだけ美しいとやはりペンダントヘッドとしてみたくなるのは私だけではないでしょう。 

銀の輝きとローズゴールドのコントラストが楽しめるのも気に入っています。 9カラットゴールドは金含有量が37.5%の合金ですが、金以外には銅を多く含む場合には、その色あいは赤みがかかっていて、イギリスではローズゴールドと呼ばれます。 英国にはバラの花が好きな人たちが多いので、ゴールドにおいてもローズゴールドが好まれるのでは?と思えます。 金純度の高いイエローゴールドよりも、温かみがあってVery Britishな装飾素材と思います。

1887年の作ですのでほぼ百二十年という古さも、アンティーク アクセサリーとして大きな魅力になります。 また、とても丈夫な作りなので、普段使いでどんどん使っていっても、ヴィクトリアンアンティークなのに、壊れたりする心配がまずないのも安心です。

四つのブリティッシュ ホールマークが完備しているのも良い特徴で、裏面の刻印は順にスターリングシルバーを示すライオンパサント、1887年のデートレター、バーミンガム アセイオフィスのアンカーマーク、そしてメーカーズマークです。

元々は時計の銀鎖の先に付ける飾りであったフォブは、今では女性用のアクセサリーとして使われることが多く、英国アンティーク フォブの最大のバイヤーは米国のアンティークディーラーとなっています。 ネックレスのペンダントヘッドとしたり、ブレスレットの飾りとして付けたりして、女性に好まれるため需要が多いのです。





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