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No. 20161 マザー オブ パール ピアストワーク ブローチ
楕円の長径 3.45cm、短径 2.2cm、マザー オブ パールの最大厚み 2mm、留め具を含む最大厚み 6.5mm、一万一千円

小振りなブローチになりますが、雪結晶のようなピアストワークが美しく、マザー オブ パールの色艶もよくて気に入りました。 雪結晶の中央にあたる頂点部分がもっとも厚みがあって2ミリほどになります。 

五つの方向に伸びる星形の尾根が反射する光彩が綺麗で、細かなところまでよく出来たマザーオブパール ブローチと思います。 ピンは古いですが、しっかりマザーオブ パールに固定されています。

マザーオブ パールという素材はミルクホワイトの輝きが内側からこぼれてくるようで、光に当たると見えてくるうっすらとした虹色の輝きが綺麗です。 マザーオブパールの品をお買い上げいただいたお客様から、次のようなお便りをいただきましたので、ご紹介させていただきます。

『白蝶貝のうっすらとした輝きがとても綺麗です。 まるで、嵐が来る前の空のようだと思いました。 上空を凄い速さで白い雲が流れていく中、時折、空全体がぱあっと明るくなる様子を髣髴とさせます。』

イギリスは一日の中でもお天気の移り変わりが激しくて、さっきまで晴れていたかと思うと、一転してにわかに雲が天を覆うことも多く、お客様からの文章にあったような光景をしばしば目にいたします。 なるほどと、マザーオブパールをとてもよく形容しているように思いました。

このタイプのマザーオブパール工芸品はベツレヘム界隈で作られた品が多いようです。
イスラエル建国に英国が深くかかわってきたことで、英国には大きなユダヤ人コミュニティーがあり、イギリスに入っている品も多いのだろうと思います。

ベツレヘムはイエス・キリストの生誕地とされます。
イギリスの小学校では、クリスマス前の学芸会で、ベツレヘムを舞台としたNativity(=キリスト降誕)の劇を、低学年の生徒たちが演じて、保護者も一緒にクリスマス前のひと時を楽しむのが定番になっています。

学年の中でもちょっと気が利いた感じの賢そうな子たちが東方の三賢人役となって、三つの贈り物を持って、ベツレヘムの星に導かれて、イエスを祝福&拝みに来るストーリーです。

三つ子の魂ではありませんが、羊飼い、飼い葉桶、ベツレヘムの星、東方の三賢人といったキーワードは子供たちにしっかり根付いていきます。

ところで、エルサレムからわずか10q弱の隣街ベツレヘムですが、世界史上の紛争地域として、この辺りのややこしさはピカイチです。

第一回十字軍がエルサレムを占領したのが1099年。
イスラムの英雄サラディンがエルサレムを奪還したのが1187年。
この時に様子は次のよう。
『テンプル騎士が据え付けていた金色の大十字架を、サラディンが引きずり落した。イスラム教徒は、アラーは偉大なりと叫び、キリスト教徒は悲しみの声を発した。両者の叫びで大地が揺れ動くかのようだった。』

19世紀の終り頃からシオニズム運動を経て1948年にイスラエル建国。
そして、四次にわたる中東戦争。パレスチナ問題の発生。

争いは長く引き継がれ、こじれにこじれて、今日に至っています。
ところが、最近、この紛争の地に変化の兆しが見えています。
2018年9月、トランプ大統領がイスラエルからパレスチナを独立させるぞと、初めて米国の方針を表明しました。

https://twitter.com/igirisumonya/status/1045034228197601283

Trump supports 2-state solution for the first time
He also said Israel will have to make consessions.

President Trump announced for the first time today that he supports a "two-state solution" to the Israeli-Palestinian conflict, and the founding of an independent Palestinian state.

人の歴史の中でも、特別に長く、こじれた、この紛争を解決の方向に持っていけたら、それこそ世界史上の事跡になろうかと思います。

皆にとって歴史がよい方向に動くよう期待していますし、現在進行形で大きく歴史が動く様子が見れること、ワクワクします。

マザー オブ パール ピアストワーク ブローチ

裏面の様子


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