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No. 19066 トリニティー モチーフ エドワーディアン スターリングシルバー クロス ペンダントヘッド
横の長さ 2.5cm、縦の長さ 2.8cm、円の直径 1.35cm、重さ 6g、1903年 バーミンガム、Vicary & Simpson作、一万五千円

今から百年以上前のエドワーディアンの時代に作られたアンティークシルバーです。 もともとはフォブとして作られたと思いますが、かなり小振りな品であり、ペンダントヘッドとしてむしろ扱いやすい大きさと感じます。

クロスの四方に見える三つの尖がりがトリニティーを表象しています。 トリニティーとは、「the Father, the Son and the Holy Spirit(父なる神、子なるイエス・キリスト、そして聖霊)」の三者が一体であるとする三位一体説のことで、クロスに見える三つの尖がりが三者をあらわしています。 

オックスフォードやケンブリッジなど歴史の古い大学に行きますと、キングスカレッジやクイーンズカレッジなどの名前に加えて、トリニティーカレッジもおなじみです。 トリニティーという概念は、昔から重要な役割を果たして来たことがうかがい知れます。

中央の円形飾り部分は一段高くなっていて、二段構造の銀となっており、小振りな品でありながら、手にしたところは銀のしっかり感も楽しめます。 裏面にブリティッシュ ホールマークがどれもしっかり深く刻印されているのもこの品のよい特徴です。 ホールマークは順にメーカーズマーク、バーミンガム アセイオフィスのアンカーマーク、スターリングシルバーを示すライオンパサント、そして1903年にデートレターになります。

このアンティークを作ったシルバースミスの「Vicary & Simpson」は、ロンドン金融街のシティーに近いバービカンというところに、エドワーディアンの頃には銀工房を構えておりました。 バービカンは今ではバービカンシアターなどあって、ポッシュな界隈に様変わりしています。

ちなみに、デイビット・スーシェ主演のポワロシリーズに出てくるホワイトヘブン マンションは、このバービカンにある建物を使っています。

『私はキリスト教の信仰者ではありませんが、何故かクロスにとても惹かれます。』というお便りをいただきました。 

英吉利物屋ではアンティークのクロスを扱っておりますので、関心のある方から、そういうお話があるのは珍しいことではないかも知れません。 けれども、クロスに惹かれるという話はこれが初めてというわけでなく、多くの方からお聞きしてきましたし、私もそう感じることがあるので、なぜだろうかと考えたくなるのです。

英国アンティーク情報欄にあります「40. 何故かクロスにとても惹かれます。 その理由を英吉利物屋風に考えてみました。」をご覧いただければ幸いです。

元々は時計の銀鎖の先に付ける飾りであったフォブは、今では女性用のアクセサリーとして使われることが多く、英国アンティーク フォブの最大のバイヤーは米国のアンティークディーラーとなっています。 ネックレスのペンダントヘッドとしたり、ブレスレットの飾りとして付けたりして、女性に好まれるため需要が多いのです。

トリニティー モチーフ エドワーディアン スターリングシルバー クロス ペンダントヘッド



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