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No.18854 スターリングシルバー ハート &
ヴィクトリアン キー ペンダントヘッド with
ライオンパサント 銀円環
ヴィクトリアン キーの長さ 3.0cm、ハートの横幅
1.2cm、全体の重さ 5g、一万一千円
ハートに鍵、鍵は小さめサイズです、ペンダントヘッドやキーホルダーとしてお使いいただけます。
アイアン素材のキーはヴィクトリアンの作で間違いないでしょう。
ハートの内側には素材がスターリングシルバーであることを示す『925』刻印があります。
上部に見える銀円環にはスターリングシルバーを示すライオンパサントの刻印があるのもよいでしょう。
ちなみに、ライオンパサント(=横歩きライオンの刻印)は、英国製スターリングシルバーの銀純度を保証するマークになり、重要な刻印です。 ライオンパサントの歴史について少し解説しておきましょう。
横歩きライオンのマークが初めて導入されたのは今から460年ほど前の1544年のことになります。 これは当時テューダー朝のヘンリー八世が行った低品位銀貨の鋳造と関係があります。 歴史上どこの国でも財政が逼迫してくると、悪貨を鋳造することがひろく行われてきました。 日本の江戸時代にも同じようなことがあったと思います。
銀貨と銀器がほぼ同等な価値を持っていた昔の時代にあっては、お上の定める低品位銀貨の価値でもって、高品位な銀器と交換されてしまっては、損してしまうことになります。 そこでその銀器が92.5%の銀純度であることを保証するマークとして、ライオンパサントが導入されたわけです。
歴史や伝統に格別なこだわりを持つイギリス人は、ライオンパサント(=横歩きライオンの刻印)にも特別な愛着があって、五百年の長きにわたって、この刻印を使い続けて今日に到っております。
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