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No. 18630 ピアストワーク スターリングシルバー クロス with ブリティッシュホールマーク
縦の長さ 3.1cm、横の長さ 2.2cm、厚さ 1mm縺A1982年 ロンドン アセイオフィス、6,800円

クロス中央に小花の透かしが入ったスターリングシルバーのクロスで、クロス上部にもまた違ったタイプの小花飾りがついています。 比較的に近年の銀になりますが、それでも三十年の年撃ェ経過しています。

ハ真二番目のように裏面にはブリティッシュ ホールマークが刻印されていることも、この品のよい特徴です。 クロス下方に並んでいる四つのホールマークは順にメーカーズマーク、スターリングシルバーを示すライオンパサント、ロンドン レオパードヘッド、そして1982年のデートレターになります。

ちなみに、ライオンパサント(=横歩きライオンの刻印)は、英国製スターリングシルバーの銀純度を保証するマークになり、重要な刻印です。 ライオンパサントの歴史について少し解説しておきましょう。 

横歩きライオンのマークが初めて導入されたのは今から460年ほど前の1544年のことになります。 これは当档eューダー朝のヘンリー八世が行った低品位銀貨の鋳造と関係があります。 歴史上どこの国でも財政が逼迫してくると、悪貨を鋳造することがひろく行われてきました。 日本の江戸時代にも同じようなことがあったと思います。 

銀貨と銀器がほぼ同等な価値を持っていた昔の時代にあっては、お上の定める低品位銀貨の価値でもって、高品位な銀器と交換されてしまっては、損してしまうことになります。 そこでその銀器が92.5%の銀純度であることを保証するマークとして、ライオンパサントが導入されたわけです。 

歴史や伝統に格別なこだわりを持つイギリス人は、ライオンパサント(=横歩きライオンの刻印)にも特別な愛着があって、五百年の長きにわたって、この刻印を使い続けて今日に到っております。

クロス縦横先端が尖っているので気をつけてください。 こういうタイプのクロスを時に見かけます。 






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