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No. 14884 オーク モチーフ デンマーク製 シルバースプーン
長さ 18.1p、重さ 36g、ボール部分の長さ 6.0cm、最大横幅 3.85cm、ボールの深さ 0.8cm、柄先の飾り部分最大幅 2.3cm、デンマーク製、1927年 コペンハーゲン、一万三千円

今から八十年以上前の1927年にデンマークのコペンハーゲンで作られたシルバー スプーンになります。 柄先と柄の中ほどに見えるのは、オークの葉っぱレリーフです。 ボール部分から柄にわたって全体が銀の打ち出し構造になっているのも素敵です。 

柄の裏面にはメーカーズマークと、デンマーク製シルバーのステートマークである「コペンハーゲンのスリータワー」が刻印されています。

オーク(樫の木)というのは、繁栄の象徴になります。 オークのもとはどんぐりですが、小さなどんぐりから、いずれはオークの大木に成長する様子が、好まれてきたものでしょう。

エイコーン(Acorn=どんぐり)は、古くはローマ時代にまで遡れるモチーフの一つで、ケルティックやスカンジナビアン アートにおいても、Life(生命)、Fecundity(豊かさ、生産力)、Immortality(永久になくならないこと)を表象するモチーフとして好まれてきました。 繁栄をシンボライズするクリスチャンモチーフとして、今日にも引き継がれています。

英語には、『Every oak must be an Acorn.(樫の大樹も元々はみなどんぐり)』という諺があって、一粒の小さなどんぐりで、樫の大木をシンボライズしているケースもしばしば見受けます。

オーク モチーフ デンマーク製 シルバースプーン





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