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No. 7719 ヴィクトリアン スターリングシルバー ロケット
縦の長さ(留め金含まず) 2.1cm、最大横の長さ 1.6cm、厚み 5.5mm、1900年 バーミンガム、一万九千円

ヴィクトリア時代最後の年にあたる1900年ちょうどに作られたスターリングシルバー ロケットで、中央の盾飾りと葉っぱの部分は周囲よりも少し盛り上がった構造になっています。 蓋を開けると女性の写真が入っていましたので、そのままにしておきました。

裏面のホールマークは上段左から順に、バーミンガム アセイオフィスのアンカーマーク、スターリングシルバーを示すライオンパサント、そして1900年のデートレターです。また、下段にはメーカーズマークが見えます。 四つのホールマークが完備していて、製作年が1900年だと特定できることは、この品の優れた特徴の一つと思います。

ロケットが作られた当時の英国については、「英国アンティーク情報」欄の「14.Still Victorian」にある解説記事も合わせてご覧ください。