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ロンドン近郊で見つけた コスチューム ジュエリー (1 )









No. 20181 KIGU of LONDON イギリス製 マザー オブ パール コンパクト ケース
縦の長さ 6.3cm、横の長さ 6.2cm、厚み 0.8cm、重さ 80g、KIGU of LONDON作、イギリス製、一万二千円

KIGU of LONDONのマザー オブ パールが敷き詰められたコンパクトケースで、とても綺麗と思います。 マザー オブ パールの輝きに惹かれて求めました。 敷き詰められたマザー オブ パールがけっこう厚めなことから、虹色の輝きにも深みを感じます。 

それぞれのマザー オブ パール板は縦横1.35cmの正方形で、貝の層理面が異なる方向に向くよう敷き詰めることによって、美しい光の反射をもたらすように出来ています。 蓋を開けるとカバーの内蓋があって、「KIGU of LONDON」のメーカーズマークがあります。 さらに右下のポッチを押すと内蓋が開く仕組みです。

マザー オブ パールという素材はミルクホワイトの輝きが内側からこぼれてくるようで、光に当たると見えてくるうっすらとした虹色の輝きが綺麗です。 

マザー オブ パールの品をお買い上げいただいたお客様から、次のようなお便りをいただきましたので、ご紹介させていただきます。
『白蝶貝のうっすらとした輝きがとても綺麗です。 まるで、嵐が来る前の空のようだと思いました。 上空を凄い速さで白い雲が流れていく中、時折、空全体がぱあっと明るくなる様子を髣髴とさせます。』

イギリスは一日の中でもお天気の移り変わりが激しくて、さっきまで晴れていたかと思うと、一転してにわかに雲が天を覆うことも多く、お客様からの文章にあったような光景をしばしば目にいたします。 なるほどと、マザーオブパールをとてもよく形容しているように思いました。

KIGU of LONDON イギリス製 マザー オブ パール コンパクト ケース(英国 アンティーク シルバー 英吉利物屋)KIGU of LONDON イギリス製 マザー オブ パール コンパクト ケース(英国 アンティーク シルバー 英吉利物屋)


No.20163 透かし細工 マザー オブ パール ブローチ
マザー オブ パールの直径 3.5cm、留め具を除く本体MOPの最大厚み 3mm弱、一万円

MOPブローチ大中小のうち中サイズになります。

手仕事で丹念に作られた繊細な透かし彫りのブローチです。 デザインのよさに加えて、マザー オブ パールの輝きに惹かれて求めました。 

星の中央あたりがもっとも厚くなっていて、ゆるやかなドーム状をしています。 透かし細工は糸鋸を引いた跡が残り、手仕事であることがルーペで見てみると分かります。 

マザー オブ パールという素材はミルクホワイトの輝きが内側からこぼれてくる感じで、光に当たると見えてくるうっすらとした虹色の輝きが綺麗です。 

マザー オブ パールの品をお買い上げいただいたお客様から、次のようなお便りをいただきましたので、ご紹介させていただきます。
『白蝶貝のうっすらとした輝きがとても綺麗です。 まるで、嵐が来る前の空のようだと思いました。 上空を凄い速さで白い雲が流れていく中、時折、空全体がぱあっと明るくなる様子を髣髴とさせます。』

イギリスは一日の中でもお天気の移り変わりが激しくて、さっきまで晴れていたかと思うと、一転してにわかに雲が天を覆うことも多く、お客様からの文章にあったような光景をしばしば目にいたします。 なるほどと、マザーオブパールをとてもよく形容しているように思いました。

このタイプのマザーオブパール工芸品はベツレヘム界隈で作られた品が多いようです。
イスラエル建国に英国が深くかかわってきたことで、英国には大きなユダヤ人コミュニティーがあり、イギリスに入っている品も多いのだろうと思います。

ベツレヘムはイエス・キリストの生誕地とされます。
イギリスの小学校では、クリスマス前の学芸会で、ベツレヘムを舞台としたNativity(=キリスト降誕)の劇を、低学年の生徒たちが演じて、保護者も一緒にクリスマス前のひと時を楽しむのが定番になっています。

学年の中でもちょっと気が利いた感じの賢そうな子たちが東方の三賢人役となって、三つの贈り物を持って、ベツレヘムの星に導かれて、イエスを祝福&拝みに来るストーリーです。

三つ子の魂ではありませんが、羊飼い、飼い葉桶、ベツレヘムの星、東方の三賢人といったキーワードは子供たちにしっかり根付いていきます。

ところで、エルサレムからわずか10㎞弱の隣街ベツレヘムですが、世界史上の紛争地域として、この辺りのややこしさはピカイチです。

第一回十字軍がエルサレムを占領したのが1099年。
イスラムの英雄サラディンがエルサレムを奪還したのが1187年。
この時に様子は次のよう。
『テンプル騎士が据え付けていた金色の大十字架を、サラディンが引きずり落した。イスラム教徒は、アラーは偉大なりと叫び、キリスト教徒は悲しみの声を発した。両者の叫びで大地が揺れ動くかのようだった。』

19世紀の終り頃からシオニズム運動を経て1948年にイスラエル建国。
そして、四次にわたる中東戦争。パレスチナ問題の発生。

争いは長く引き継がれ、こじれにこじれて、今日に至っています。
ところが、最近、この紛争の地に変化の兆しが見えています。
2018年9月、トランプ大統領がイスラエルからパレスチナを独立させるぞと、初めて米国の方針を表明しました。

https://twitter.com/igirisumonya/status/1045034228197601283

Trump supports 2-state solution for the first time
He also said Israel will have to make consessions.

President Trump announced for the first time today that he supports a "two-state solution" to the Israeli-Palestinian conflict, and the founding of an independent Palestinian state.

人の歴史の中でも、特別に長く、こじれた、この紛争を解決の方向に持っていけたら、それこそ世界史上の事跡になろうかと思います。

皆にとって歴史がよい方向に動くよう期待していますし、現在進行形で大きく歴史が動く様子が見れること、ワクワクします。

透かし細工 マザー オブ パール ブローチ


No. 20177 Good Luck ホースシュー ペンダントヘッド & 方位磁針
ホースシューの横幅 2.0cm、縦 2.25 cm、最大厚み 5mm、留め具円環は銀製、一万二千円

鉄製ホースシューに銀円環が付いてます。ホースシューには磁力があって、二つのアームの先がS極とN極になっています。例えば、シャープペンの芯先で釣り合いを保ってやると、北の方角を示しくれます。Good Luck ホースシューのペンダントヘッドであると同時に、方位磁針としても働いてくれる優れものです。

今は北を指すアームに青いシールが貼ってあります。目印が必要な方は、ペンキ等でマークを付けてください。

お客様から教えていただいた、いいお話がありましたので、ご紹介させていただきます。
『米映画「依頼人(THE CLIENT)」の放送を見たためです。少年がポケットにあった1ドルで女弁護士を雇う話です。それが映画の中で、女性弁護士が「あなたが幸せの道を間違えないように」(こんな感じのセリフでした)と、少年に祖母からもらったというコンパスネックレスをかけてあげるシーンがあったのです。このコンパスネックレス自体は、シルバーの三角形(△)の真ん中に小さいコンパスが付いているだけという地味なデザインだったのですが、昔からそういう意味でコンパスネックレスがあるのかと思ったら、ちょっと気になってしまいました。』

ホースシューはイギリスではグッドラックの意味があって人々に好まれます。 縁起のよさが好まれ、パブの看板に蹄鉄三つが描かれて、写真四番目のような「Three Horseshoes」なんていう名前のパブもありますので、「ホースシュー=幸運」の図式はイギリス人の暮らしに深く根ざしていることが分かります。

シャーロック・ホームズの『白銀号事件』を読んでいましたら、ホームズの「I think that I shall put this horseshoe into my pocket for luck.(このホースシューは幸運があるように、私が貰っておきましょう。)」という台詞に出会いました。 この探偵小説は1892年12月に発表されていますので、少なくともヴィクトリアンの頃には、「ホースシュー=グッドラック(幸運)」の連想があったことが分かります。 シャーロック・ホームズ シリーズには、アンティークなヴィクトリアンの暮らし向きが読み取れる場面が豊富なので、注意して読むと面白いようです。

それでは、なぜホースシューが好まれるようになったのか。 ヴィクトリア時代に書かれた 『The Horse Shoe, The True Legend of St. Dunstan and The Devil』 という書物には、ホースシューにまつわる伝説が書かれています。 その概要をご紹介してみましょう。

後にカンタベリー大司教になったセント・ダンスタンは、ハープを弾くのが上手で鍛冶屋の仕事もこなす器用な人でした。 ダンスタンが夜にハープを奏でていると、デビルがやって来て邪魔をするようになりました。 デビルの悪戯に困ったダンスタンは一計を案じて、蹄鉄を取替えに来たデビルの蹄足にホースシューの留め釘を深く打ち込んだのでした。 

痛がるデビルにダンスタンはこう言います。 「これからは礼拝の邪魔をしないこと、音楽を奏でる邪魔をしないこと、そしてホースシューを掲げた家には寄り付かないこと。 これを守るなら直して進ぜよう。」 デビルはダンスタンと契約をかわし、以降はホースシューが魔除けの役割を果たすようになり、さらには Good Luck をもたらすお守りとされるようになったのでした。

Good Luck ホースシュー ペンダントヘッド & 方位磁針(英国 アンティーク シルバー 英吉利物屋)Good Luck ホースシュー ペンダントヘッド & 方位磁針(英国 アンティーク シルバー 英吉利物屋)Good Luck ホースシュー ペンダントヘッド & 方位磁針(英国 アンティーク シルバー 英吉利物屋)


No. 20174 アーツ & クラフツ ヴィクトリアン シルバープレート ピアストワーク ベルト
長さ 69cm、重さ 111g、バックル部分の最大ピース縦横 5.6cm*4.1cm、ベルトの帯幅 2.8cm、ヴィクトリアン後期からエドワーディアン頃の英国製、一万五千円

ヴィクトリアン シルバープレートのアクセサリーです。 作られたのはヴィクトリアン後期からエドワーディアン頃となりますので、今から一世紀以上も前の作品になります。

それぞれのピースを詳しく見てみましょう。 中央のバックル部分には三つ葉のデザインが上下にあって、中ほどのフラワーデザインと相まって、ゴージャスなピアストワークを構成しています。 ベルトの帯部分には、上下にハートがあしらわれ、左右上下にはCスクロールの複合デザインが効いています。 ハートもCスクロールも、ヴィクトリアン アンティークに典型的に見られるデザインです。 

もともとの用途は、百数十年前には女性用のベルトとして使われた品になります。 当時はベルトと言っても、長さの短い品が多く、例えば 「16651 ヴィクトリアンベルト」と同じタイプのアクセサリーと言えましょう。 ただ、写真四番目をご覧いただくと、ヴィクトリアン終り頃からエドワーディアン頃の様子ですが、なるほど、納得です。

今日的な使い方としては、ネックレスにするのもありかなと。 ゴージャスなヴィクトリアン アンティークで、もともとの用途と歴史的背景が興味深く、話題性も抜群なアンティークと思います

写真三番目は裏面の様子になります、しっかり作り込まれたクォーリティーの高さを感じます。 また、それぞれのピースの裏面には刻印が見えており、これは「EPNS」の刻印です。 EPNSとは、Electro-plated Nickel Silverを意味しています。

シルバープレートの品になりますが、手にしてみると、その存在感は圧倒的で、現代では作りえないアンティークであると感じられます。 品物自体が長い年月の経過を示しているという意味で、得がたいアンティークであると思います。

シルバープレートについて詳しくは、アンティーク情報欄にあります 「10.エルキントンミのシルバープレート技術と明治新政府の岩倉使節団」の解説記事もご参考ください。

アーツ & クラフツ ヴィクトリアン シルバープレート ピアストワーク ベルト(英国 アンティーク シルバー 英吉利物屋)アーツ & クラフツ ヴィクトリアン シルバープレート ピアストワーク ベルト(英国 アンティーク シルバー 英吉利物屋)アーツ & クラフツ ヴィクトリアン シルバープレート ピアストワーク ベルト(英国 アンティーク シルバー 英吉利物屋)



No.20157 花 デザイン マザー オブ パール ペンダントヘッド with ピアストワーク
マザー オブ パールの直径 3.5cm、最大厚み 3.5mm、一万二千円

花のデザインのよさに加えて、マザー オブ パールの輝きに惹かれて求めました。 手仕事で丹念に作られた繊細な透かし彫りのペンダントヘッドです。

お花の中央あたりがもっとも厚くなっていて、3.5mmの厚さになります。 透かし細工は糸鋸を引いた跡が残り、手仕事であることがルーペで見てみると分かります。 ご希望あれば、ペンダントヘッドに合うシルバーチェーンをお探しすることも可能と思います。

マザー オブ パールという素材はミルクホワイトの輝きが内側からこぼれてくる感じで、光に当たると見えてくるうっすらとした虹色の輝きが綺麗です。 

マザー オブ パールの品をお買い上げいただいたお客様から、次のようなお便りをいただきましたので、ご紹介させていただきます。
『白蝶貝のうっすらとした輝きがとても綺麗です。 まるで、嵐が来る前の空のようだと思いました。 上空を凄い速さで白い雲が流れていく中、時折、空全体がぱあっと明るくなる様子を髣髴とさせます。』

イギリスは一日の中でもお天気の移り変わりが激しくて、さっきまで晴れていたかと思うと、一転してにわかに雲が天を覆うことも多く、お客様からの文章にあったような光景をしばしば目にいたします。 なるほどと、マザーオブパールをとてもよく形容しているように思いました。

花 デザイン マザー オブ パール ペンダントヘッド with ピアストワーク


No.20172 スウェーデン フィッシュ メタルワーク ペンダントヘッド
長さ(留め具の円環含む)3.8cm、重さ 7g、最大横幅 2.65cm、厚み 2.5mm、スウェーデン製、一万一千円

素材はシルバーでないと思いますが、見た感じは、渋いメタルで、いぶし銀のような風合いがグッドです。 フィッシュの可愛らしさと、透かし細工に見られる芸術性の高さに、素材の如何を越えて、なんだか惹かれました。 写真二番目に見えるように、サイドの厚みがけっこうありますので、透かしといえども重厚感があって、そんなあたりも私好みでした。

英吉利物屋では銀を扱うことが多いですが、写真の品のように、眺めていて、どこか惹かれるなあと、感じられる金属ものは好きなので、銀の仕入れの際に、たまたま見つかって、それが良い品であれば、集めるようにしています。

初めに見つけて、手にしたときには、どうも英国風ではないような気がして、ためつすがめつ、眺めておりましたら、写真三番目に見える、下部の右隅に小さな文字が刻まれているようです。 ちょっと見たところ、分からない程度の小さな文字列ですが、アンティーク ハント用のルーペで詳しく見てみると、それは『SWEDEN』という文字刻印と判明しました。

やはりイギリスものではなくて、北欧のスウェーデンから、はるばるロンドンまで流れてきた品であったのです。 小さな刻印で、よほど注意深くしていないと、見落としがちな手掛かりです。 ただ、こういう手掛かりを残してくれた、この品の作者には感謝したいと思います。 

ひとつ思い出すのは、似たような手掛かりを持つ次の品です。 小さな文字列で都市名が示されていて、品物の出自が分かるところが同じです。
黄道十二宮 しし座 LEO スターリングシルバー ペンダントヘッド with 「LONDON」

スウェーデンの魚 メタルワーク ペンダントヘッド


No.20170 ヴィンテージ コスチュームジュエリー ペンダントヘッド
留め具を含む全長 3.8cm、最大横幅 2.8cm、最大厚み 6mm、グリーン瑪瑙の長径 2.25cm、短径 1.25cm、重さ 8g、六千五百円

深緑の瑪瑙です。 手にしてみると、持ちはかりがしっかりした感じで好印象。

私は重厚感のある品が好きなので、気に入って求めました。

ペンダントヘッドは裏が抜けた構造ではないので、光の加減が変わっても、基本の深緑はそんなに変わりません。

ヴィンテージ コスチュームジュエリー ペンダントヘッド(英国 アンティーク シルバー 英吉利物屋)


No.20166 ヴィンテージ コスチュームジュエリー ペンダントヘッド
留め具を含む全長 3.7cm、最大横幅 1.5cm、最大厚み 7mm、重さ 5g、六千五百円

田舎の村のアンティークフェアで見つけました。

手にしてみると、持ちはかりがしっかりした感じで好印象。

私は重厚感のある品が好きなので、気に入って求めました。

ペンダントヘッドは裏が抜けた構造なので、光の加減で、深い緑から淡い緑まで、色合いが変わって楽しめます。

ヴィンテージ コスチュームジュエリー ペンダントヘッド(英国 アンティーク シルバー 英吉利物屋)ヴィンテージ コスチュームジュエリー ペンダントヘッド(英国 アンティーク シルバー 英吉利物屋)


No.20168 マザー オブ パール ネックレス
ネックレス一周の長さ 39.5cm、大きいマザーオブパールの長さ 2.6cm、小さいマザーオブパールの長さ 1.2cm、一万四千円

マザー オブ パールを葉っぱの形に切り出して、表面にもカービングが施してあります。 大きなマザーオブパールは2.6センチの長さに最大厚みが2mmほどあって、この素材特有のミルクホワイトの輝きが内側からこぼれてくる感じと、光に当たると見えてくるうっすらとした虹色の輝きがあいまって、全体としてゴージャスな印象のネックレスです。

マザー オブ パールの品をお買い上げいただいたお客様から、次のようなお便りをいただきましたので、ご紹介させていただきましょう。
『白蝶貝のうっすらとした輝きがとても綺麗です。 まるで、嵐が来る前の空のようだと思いました。 上空を凄い速さで白い雲が流れていく中、時折、空全体がぱあっと明るくなる様子を髣髴とさせます。』

イギリスは一日の中でもお天気の移り変わりが激しくて、さっきまで晴れていたかと思うと、一転してにわかに雲が天を覆うことも多く、お客様からの文章にあったような光景をしばしば目にいたします。 なるほどと、マザーオブパールをとてもよく形容しているように思いました。

また他のお客様から、「このネックレスと同じ形のものをジャクリーン・ヴィセットがアガサ・クリスティーのオリエント急行の中でつけてます。 真白いシェル・・・マザーオブパールのようでした。」と教えていただいたことがあります。

アガサ・クリスティーの『Murder on The Orient Express』は1930年代の豪華な国際長距離列車を舞台にした小説で、その映画の時代考証がしっかりしていたとすれば、このタイプのマザーオブパール ネックレスは古くから人気があったと言えそうです。

アンティークを探求していく方法はいくつもありますが、昔の映画を見るというのは、よい方法だと感じております。 そして『名探偵ポワロ』 シリーズでは、1920年代から30年代のイギリスが描かれることが多いので、楽しんで昔の時代に親しめる、とてもよい教材であるといえましょう。

上記の『オリエント急行殺人事件』は1974年のイギリス映画で、ジャクリーン・ビセット、イングリッド・バーグマン、ショーン・コネリーなど出演者も素晴らしく、1930年代の雰囲気を感じるにはもってこいです。 私もDVDを入手して、じっくり鑑賞いたしました。 アルバート・フィニー演ずるポワロはちょっとエキセントリックな感じもしますが、これはデヴィッド・スーシェが演じる上品なポワロに見慣れてきた影響かも知れません。

ただ、この1974年の映画版は名作であることは間違いなく、デヴィッド・スーシェのテレビ版『名探偵ポワロ』シリーズで、なかなか『オリエント急行』が出来なかったのは、そう簡単には映画版を超えられそうにないので、後回しになってきた為とも言われます。

『オリエント急行殺人事件(1974年)』では、エレナ・アンドレニイ伯爵夫人役のジャクリーン・ビセットが、写真のマザー オブ パール ネックレスを身に着けているので、機会があったら見ていただきたいと思います。

マザー オブ パール ネックレス(英国 アンティーク シルバー 英吉利物屋)


No. 20106 メルセデス・ベンツ 本革 キーリング
本革部分の長さ 8.3cm、全体の長さ 10.5cm、重さ 28g、最大厚み 6mm、リングの直径 3.0cm、英国南部のエクセター製、一つ 三千五百円 (八つあります-->五つあります。)

二重構造の本革基盤部分に、厚さ1ミリ強の Mercedes-Benz 金属板が付いたキーリングです。 写真二番目に見えるように、裏面にはイギリス南西部エクセターにあるメルセデス販売会社のディテールが銀文字で記されて、(Exeter)の地名が二箇所に見えています。 おそらく未使用と思われるコンディションのよさです。

エクセターはデボンシャーの州都で、アガサ・クリスティーで有名な海岸保養地 トーキーや、シャーロック・ホームズに登場するダートムーアなど近くになります。 また、英国で一番アンティークな村と思われるクロベリーや、アーサー王伝説の村ティンタジェルも近くです。

関連記事:
【英国で一番アンティークな村はクロベリーと思います。】【Tintagel アーサー王伝説の村、英国 アンティークの根っこをたどる旅】
古いもの好きという観点からは、自動車の歴史が見渡せるという意味で、メルセデス・ベンツにはとても興味を惹かれます。 世界中にいくつもある自動車メーカーの中で、最古の歴史を誇るのがメルセデスです。 言いかえると、ガソリンエンジンを動力とする自動車を、世界で初めて作ったのがメルセデスなのです。

名探偵ポワロのテレビシリーズなど見ておりますと、ヘイスティングスが車好きということもあって、いろいろとクラシックやレトロな車たちが登場します。 ポワロがきっかけで昔の自動車に関心を持つようになりました。

そして、自動車の歴史を知るのにちょうどいいのがメルセデス、なにしろ130年以上にわたる自動車の歴史とメルセデスの歴史はぴったり重なっているわけですから。 メルセデスの歴史本を眺めてみたら、以前だったら区別が出来ず、漠然とひとくくりだったクラシックカーやレトロカーについて、十五年から二十年幅ぐらいで年代が分かるようになりました。

世界初のガソリンエンジン自動車は1886年に登場しています。 それ以降わずか十五年ほどの間に、現代につながる自動車の原型がほぼ完成したことが凄いというか、特に興味を惹かれる点です。 写真三番目をご覧いただくと、人類史上ごく初期の自動車の様子が分かります。 

まず右上の写真、左手で腰の辺りに伸びてきている棒状の操縦桿を握っているのが1894年当時のカール・ベンツ、この頃の自動車とは馬車のキャリッジにエンジンを載せた乗り物で、さすがにアンティーク過ぎて、自動車というよりは、歴史遺産と呼ぶにふさわしい感じです。 こんな様子では、自動車とはいえ、たいしたスピードも出なかったことでしょう。

ところが、それからたった十年足らずで左下の最高速度156km/h、90馬力のレーシングカー(1903年)が生まれています。 画期をなしたのが、1902年のメルセデス・シンプレックス35PS。 馬車のキャリッジから現代車のルックスに大きく変貌を遂げました。 馬車とは異なる低い車高、ステアリングはそれまでの棒状から初めて円形ハンドルに、水冷直列4気筒エンジン、フロントエンジン/リアドライブ、ラジエターも現代とほぼ同じ構造です。 そして35PSとあるように、35馬力、最高速度86km/hを達成しています。

ちなみに日本のレトロカーと比較してみると、『トリック』 で阿部寛さん扮する上田教授の愛車パブリカ(1961年)は28馬力程度。 もうひとつ、スバル360(1958年)は16馬力ほどでした。 

二十世紀に入った頃、イギリスで云えばヴィクトリアンが終わってエドワーディアンになった頃、現代につながる自動車の原型が急速に出来上がったのでした。 当時は科学や工業技術の発達が著しい時代であったと言うことでしょう。 そういえば、アインシュタインの相対性理論が出たのは1905年のことになりますし、日本が近代化をかけて戦った日露戦争もこの頃の出来事になります。 

メルセデス・ベンツ 本革 キーリング(英国 アンティーク シルバー 英吉利物屋)メルセデス・ベンツ 本革 キーリング(英国 アンティーク シルバー 英吉利物屋)


No. 20103 ピンチバック アンカー ペンダントヘッド
縦の長さ(留め具含まず) 1.9cm、全長(留め具含む) 2.3cm、最大横幅 1.3cm、厚み 1mm強、アンカー 五千円、クロス 五千円

小振りなピンチバック素材のアンカー ペンダントヘッドです。 中まで稠密なソリッド構造でしっかり出来ています。 

アンカーの素材はピンチバックと呼ばれるアンティークな素材です。 この素材は銅と亜鉛の合金で、ゴールドの色あいをもたらすジュエリー素材として、ヴィクトリアンの英国で好まれてしばしば使われました。 元々は1720年ごろにロンドンの時計メーカーであったクリストファー ピンチバックという人が発明したことから、ピンチバックの名で呼ばれるようになったのでした。

モチーフとしてのアンカーにはかなり古い歴史があります。 世界史で習ったローマ時代のカタコンベには、クロスに見立てたアンカーがありました。 当時はキリスト教が国教となる以前のことで、アンカーをクロスの代用とすることで信仰を守る必要があった時代でした。

そうした背景があって、アンカーは初期のクリスチャンモチーフとなりました。 そしてアンカーのクロス的側面を重視する場合には、アンカーのことを「聖クレメント クロス」とか、「マリナーズ(船乗りの)クロス」と呼びます。 さらに時代が下って、ヴィクトリアン後期からエドワーディアンの頃になると、イギリスではシーサイドリゾートが人気となり、マリンモチーフのファッション性が好まれました。 

クリスチャンモチーフとしてのアンカーには、クロスの代用という意味合いの他にも、「Hope(希望)」や「Steadfastness(しっかりしていること)」を表象する意味合いも含まれています。 あるいはまた、船が抜錨して次の目的地に向かうという連想から、「Fresh Start(新たな出発)」をシンボライズするモチーフともなっています。

『私はキリスト教の信仰者ではありませんが、何故かクロスにとても惹かれます。』というお便りをいただきました。 

英吉利物屋ではアンティークのクロスを扱っておりますので、関心のある方から、そういうお話があるのは珍しいことではないかも知れません。 けれども、クロスに惹かれるという話はこれが初めてというわけでなく、多くの方からお聞きしてきましたし、私もそう感じることがあるので、なぜだろうかと考えたくなるのです。

【関連記事】英国 アンティーク情報欄
なぜかクロスにとても惹かれます。その理由をアンティーク 英吉利物屋 風に考えてみました。
ピンチバック アンカー &クロス ペンダントヘッド(英国 アンティーク シルバー 英吉利物屋)


No. 20008 タッセル飾り ネックレス
タッセルの長さ 7.7cm、ネックレス一周の長さ 76cm、全体の重さ 37g、七千五百円

しっかりしたタッセル飾りに、三連チェーンのネックレスです。 チェーン部分には1.5cmから2cmほどおきに絞りの入った構造になっていて綺麗です。 素材は銀ではありませんが、良い品と思います。

旧約聖書にモーゼがタッセルを使って戒めを守る助けとした話があり、装飾品としてのタッセルは3500年に及ぶ歴史があります。これほど長い歴史があると、今では世界中に散らばって、どこの文化圏でも類似の装飾品が見られます。

【参考】:民数記15章37-40、『主はモーセに告げて仰せられた。「イスラエル人に告げて、彼らが代々にわたり、着物のすその四隅にふさを作り、その隅のふさに青いひもをつけるように言え。そのふさはあなたがたのためであって、あなたがたがそれを見て、主のすべての命令を思い起こし、それを行なうため、、、、」』

オックスフォードの学生はタッセル飾りの帽子をかぶることから、少しローカル訛りが入ってトフというと、学生を指します。身分を示したり、信仰の助けとしたり、お守りというのがタッセルの役割です。

【関連記事】中世の面影がそのまま残るアンティークな小道 Queen’s Lane


タッセル飾り ネックレス(英国 アンティーク シルバー 英吉利物屋)タッセル飾り ネックレス(英国 アンティーク シルバー 英吉利物屋)




No. 20154 エドワーディアン くるくるフォブ ペンダントヘッド
横の長さ 2.1cm、縦長(留め具円環を含む) 3.0cm、メノウの最大直径 1.15cm、メノウの横長 1.7cm、エドワーディアン頃の英国製、一万五千円

指で弾くとメノウの本体部分がクルクル回るので、何はなくとも、まわしてみたりと、こういう仕掛けものアクセサリーは楽しめます。

オレンジ色のメノウには色合いに濃淡があって、写真一番目の向きでは濃いめのオレンジ色、そして写真二番目の向きでは、オレンジにホワイトが混じった感じになっています。

くるくる回すと、色合いのグラデーションが楽しめて、興味を惹かれるアクセサリーです。

エドワーディアン くるくるフォブ ペンダントヘッド


No.20164 透かし細工 マザー オブ パール ブローチ
マザー オブ パールの直径 4.1cm、留め具を除く本体MOPの最大厚み 4mm、一万二千円

MOPブローチ大中小のうち大サイズになります。

手仕事で丹念に作られた繊細な透かし彫りのブローチです。 デザインのよさに加えて、マザー オブ パールの輝きに惹かれて求めました。 

星の中央あたりがもっとも厚くなっていて、ゆるやかなドーム状をしています。 透かし細工は糸鋸を引いた跡が残り、手仕事であることがルーペで見てみると分かります。 

マザー オブ パールという素材はミルクホワイトの輝きが内側からこぼれてくる感じで、光に当たると見えてくるうっすらとした虹色の輝きが綺麗です。 

マザー オブ パールの品をお買い上げいただいたお客様から、次のようなお便りをいただきましたので、ご紹介させていただきます。
『白蝶貝のうっすらとした輝きがとても綺麗です。 まるで、嵐が来る前の空のようだと思いました。 上空を凄い速さで白い雲が流れていく中、時折、空全体がぱあっと明るくなる様子を髣髴とさせます。』

イギリスは一日の中でもお天気の移り変わりが激しくて、さっきまで晴れていたかと思うと、一転してにわかに雲が天を覆うことも多く、お客様からの文章にあったような光景をしばしば目にいたします。 なるほどと、マザーオブパールをとてもよく形容しているように思いました。

透かし細工 マザー オブ パール ブローチ


No.20156 星 デザイン マザー オブ パール ペンダントヘッド with ピアストワーク SOLD
マザー オブ パールの直径 3.5cm、最大厚み 4mm、 SOLD
星 デザイン マザー オブ パール ペンダントヘッド with ピアストワーク





No.20162 透かし細工 マザー オブ パール ブローチ
マザー オブ パールの直径 2.5cm、留め具を除く本体MOPの最大厚み 3mm、八千円

手仕事で丹念に作られた繊細な透かし彫りのブローチです。 デザインのよさに加えて、マザー オブ パールの輝きに惹かれて求めました。 

星の中央あたりがもっとも厚くなっていて、ゆるやかなドーム状をしています。 透かし細工は糸鋸を引いた跡が残り、手仕事であることがルーペで見てみると分かります。 

マザー オブ パールという素材はミルクホワイトの輝きが内側からこぼれてくる感じで、光に当たると見えてくるうっすらとした虹色の輝きが綺麗です。 

マザー オブ パールの品をお買い上げいただいたお客様から、次のようなお便りをいただきましたので、ご紹介させていただきます。
『白蝶貝のうっすらとした輝きがとても綺麗です。 まるで、嵐が来る前の空のようだと思いました。 上空を凄い速さで白い雲が流れていく中、時折、空全体がぱあっと明るくなる様子を髣髴とさせます。』

イギリスは一日の中でもお天気の移り変わりが激しくて、さっきまで晴れていたかと思うと、一転してにわかに雲が天を覆うことも多く、お客様からの文章にあったような光景をしばしば目にいたします。 なるほどと、マザーオブパールをとてもよく形容しているように思いました。

透かし細工 マザー オブ パール ブローチ <BR>


No. 20161 マザー オブ パール ピアストワーク ブローチ
楕円の長径 3.45cm、短径 2.2cm、マザー オブ パールの最大厚み 2mm、留め具を含む最大厚み 6.5mm、一万一千円

小振りなブローチになりますが、雪結晶のようなピアストワークが美しく、マザー オブ パールの色艶もよくて気に入りました。 雪結晶の中央にあたる頂点部分がもっとも厚みがあって2ミリほどになります。 

五つの方向に伸びる星形の尾根が反射する光彩が綺麗で、細かなところまでよく出来たマザーオブパール ブローチと思います。 ピンは古いですが、しっかりマザーオブ パールに固定されています。

マザーオブ パールという素材はミルクホワイトの輝きが内側からこぼれてくるようで、光に当たると見えてくるうっすらとした虹色の輝きが綺麗です。 マザーオブパールの品をお買い上げいただいたお客様から、次のようなお便りをいただきましたので、ご紹介させていただきます。

『白蝶貝のうっすらとした輝きがとても綺麗です。 まるで、嵐が来る前の空のようだと思いました。 上空を凄い速さで白い雲が流れていく中、時折、空全体がぱあっと明るくなる様子を髣髴とさせます。』

イギリスは一日の中でもお天気の移り変わりが激しくて、さっきまで晴れていたかと思うと、一転してにわかに雲が天を覆うことも多く、お客様からの文章にあったような光景をしばしば目にいたします。 なるほどと、マザーオブパールをとてもよく形容しているように思いました。

マザー オブ パール ピアストワーク ブローチ


No. 20160 ヴィクトリアン or エドワーディアン 透かし細工 マザー オブ パール ブローチ
ブローチ長径 4.3cm、短径 3.1cm、マザー オブ パールの最大厚み 6.5mm、一万四千円

留め具や細工の様子から、ヴィクトリアン終り頃からエドワーディアンの作と思います。

マザーオブパールという素材は、内側からミルクホワイトの輝きがこぼれてくる感じで、光に当たるとうっすらと虹色の輝きが出るので綺麗です。

手にしてみると、かなり厚みがあって、しっかりした印象の品です。

ヴィクトリアン or エドワーディアン 透かし細工 マザー オブ パール ブローチ<BR>ヴィクトリアン or エドワーディアン 透かし細工 マザー オブ パール ブローチ<BR>


No. 20159 マザー オブ パール クロス
クロス本体の縦長 3.4cm、留め具を含む縦長 3.7cm、横の長さ 2.0cm、最大厚み 4mm強、七千円

マザー オブ パール素材のクロスです。 考えてみるとマザー オブ パールの一塊からクロスを切り出す作業は、なかなか大変なことと思います。 

ご希望があれば、このクロスに合うシルバーチェーンをお探しすることも可能かと思います。

マザー オブ パールという素材はミルクホワイトの輝きが内側からこぼれてくる感じで、光に当たると見えてくるうっすらとした虹色の輝きが綺麗です。 

マザー オブ パールの品をお買い上げいただいたお客様から、次のようなお便りをいただきましたので、ご紹介させていただきます。
『白蝶貝のうっすらとした輝きがとても綺麗です。 まるで、嵐が来る前の空のようだと思いました。 上空を凄い速さで白い雲が流れていく中、時折、空全体がぱあっと明るくなる様子を髣髴とさせます。』

イギリスは一日の中でもお天気の移り変わりが激しくて、さっきまで晴れていたかと思うと、一転してにわかに雲が天を覆うことも多く、お客様からの文章にあったような光景をしばしば目にいたします。 なるほどと、マザーオブパールをとてもよく形容しているように思いました。

『私はキリスト教の信仰者ではありませんが、何故かクロスにとても惹かれます。』というお便りをいただきました。 

英吉利物屋ではアンティークのクロスを扱っておりますので、関心のある方から、そういうお話があるのは珍しいことではないかも知れません。 けれども、クロスに惹かれるという話はこれが初めてというわけでなく、多くの方からお聞きしてきましたし、私もそう感じることがあるので、なぜだろうかと考えたくなるのです。

英国アンティーク情報欄にあります「40. 何故かクロスにとても惹かれます。 その理由を英吉利物屋風に考えてみました。」をご覧いただければ幸いです。
マザー オブ パール クロス


No.20158 マザー オブ パール クロス with ピアストワーク
縦の長さ(留め具含まず) 5.3cm、横の長さ 3.4cm、最大厚み 1.5mm、一万三千円

写真一番目のように表から見たとき、クロスの十字部分は周りの透かしが入った丸い飾り部分よりも一段高くなった構造になっています。 ピアストワークは繊細なもので、手間のかかった仕事と思います。 

糸鋸を使った手仕事のピアストワークは、高い技術を要する仕事で、ルーペで詳細に観察してみても、職人さんの確かな腕前を感じさせる細工になっています。

マザー オブ パールという素材はミルクホワイトの輝きが内側からこぼれてくる感じで、光に当たると見えてくるうっすらとした虹色の輝きが綺麗です。 

マザー オブ パールの品をお買い上げいただいたお客様から、次のようなお便りをいただきましたので、ご紹介させていただきます。
『白蝶貝のうっすらとした輝きがとても綺麗です。 まるで、嵐が来る前の空のようだと思いました。 上空を凄い速さで白い雲が流れていく中、時折、空全体がぱあっと明るくなる様子を髣髴とさせます。』

イギリスは一日の中でもお天気の移り変わりが激しくて、さっきまで晴れていたかと思うと、一転してにわかに雲が天を覆うことも多く、お客様からの文章にあったような光景をしばしば目にいたします。 なるほどと、マザーオブパールをとてもよく形容しているように思いました。

『私はキリスト教の信仰者ではありませんが、何故かクロスにとても惹かれます。』というお便りをいただきました。 

英吉利物屋ではアンティークのクロスを扱っておりますので、関心のある方から、そういうお話があるのは珍しいことではないかも知れません。 けれども、クロスに惹かれるという話はこれが初めてというわけでなく、多くの方からお聞きしてきましたし、私もそう感じることがあるので、なぜだろうかと考えたくなるのです。

英国アンティーク情報欄にあります「40. 何故かクロスにとても惹かれます。 その理由を英吉利物屋風に考えてみました。」もご覧いただければ幸いです。

マザー オブ パール クロス with ピアストワーク


No.20155 フラワーデザイン マザー オブ パール ペンダントヘッド with ピアストワーク
マザー オブ パールの直径 3.7cm、最大厚み 3mm、一万一千円

手仕事で丹念に作られた繊細な透かし彫りのペンダントヘッドで、デザインのよさに加えて、マザー オブ パールの輝きに惹かれて求めました。 

小花デザインの中央あたりがもっとも厚くなっていて、ゆるやかなドーム状をしています。 透かし細工は糸鋸を引いた跡が残り、手仕事であることがルーペで見てみると分かります。 ご希望あれば、ペンダントヘッドに合うシルバーチェーンをお探しすることも可能と思います。

マザー オブ パールという素材はミルクホワイトの輝きが内側からこぼれてくる感じで、光に当たると見えてくるうっすらとした虹色の輝きが綺麗です。 

マザー オブ パールの品をお買い上げいただいたお客様から、次のようなお便りをいただきましたので、ご紹介させていただきます。
『白蝶貝のうっすらとした輝きがとても綺麗です。 まるで、嵐が来る前の空のようだと思いました。 上空を凄い速さで白い雲が流れていく中、時折、空全体がぱあっと明るくなる様子を髣髴とさせます。』

イギリスは一日の中でもお天気の移り変わりが激しくて、さっきまで晴れていたかと思うと、一転してにわかに雲が天を覆うことも多く、お客様からの文章にあったような光景をしばしば目にいたします。 なるほどと、マザーオブパールをとてもよく形容しているように思いました。

フラワーデザイン マザー オブ パール ペンダントヘッド with ピアストワーク


No.20151 フラワーデザイン マザー オブ パール ペンダントヘッド with ピアストワーク
マザー オブ パールの直径 2.4cm、最大厚み 3mm、八千円

手仕事で丹念に作られた繊細な透かし彫りのペンダントヘッドで、デザインのよさに加えて、マザー オブ パールの輝きに惹かれて求めました。 

小花デザインの中央あたりがもっとも厚くなっていて、ゆるやかなドーム状をしています。 透かし細工は糸鋸を引いた跡が残り、手仕事であることがルーペで見てみると分かります。 ご希望あれば、ペンダントヘッドに合うシルバーチェーンをお探しすることも可能と思います。

マザー オブ パールという素材はミルクホワイトの輝きが内側からこぼれてくる感じで、光に当たると見えてくるうっすらとした虹色の輝きが綺麗です。 

マザー オブ パールの品をお買い上げいただいたお客様から、次のようなお便りをいただきましたので、ご紹介させていただきます。
『白蝶貝のうっすらとした輝きがとても綺麗です。 まるで、嵐が来る前の空のようだと思いました。 上空を凄い速さで白い雲が流れていく中、時折、空全体がぱあっと明るくなる様子を髣髴とさせます。』

イギリスは一日の中でもお天気の移り変わりが激しくて、さっきまで晴れていたかと思うと、一転してにわかに雲が天を覆うことも多く、お客様からの文章にあったような光景をしばしば目にいたします。 なるほどと、マザーオブパールをとてもよく形容しているように思いました。

フラワーデザイン マザー オブ パール ペンダントヘッド with ピアストワーク


No. 20074 ピアストワーク マザー オブ パール クロス
縦の長さ 4.2cm、横の長さ 2.6cm、最大厚み 3mm、一万五千円

色艶のよいマザー オブ パールに透かし彫りを施して、カービングを加えたクロスです。 写真二番目では撮影角度を少し変えてみました。 立体感のある構造となっていることがお分かりいただけると思います。 周りを透かし飾りに囲まれた部分がかなり盛り上がった作りになっております。 クロス縁辺部の厚みは1ミリ程度、中ほどの十字部分は厚くなっていて、3ミリほどの厚みがあります。

糸鋸を使った手仕事のピアストワークは、高い技術を要する仕事で、ルーペで詳細に観察してみても、職人さんの確かな腕前を感じさせる細工になっています。

マザー オブ パールという素材はミルクホワイトの輝きが内側からこぼれてくる感じで、光に当たると見えてくるうっすらとした虹色の輝きが綺麗です。 

マザー オブ パールの品をお買い上げいただいたお客様から、次のようなお便りをいただきましたので、ご紹介させていただきます。
『白蝶貝のうっすらとした輝きがとても綺麗です。 まるで、嵐が来る前の空のようだと思いました。 上空を凄い速さで白い雲が流れていく中、時折、空全体がぱあっと明るくなる様子を髣髴とさせます。』

イギリスは一日の中でもお天気の移り変わりが激しくて、さっきまで晴れていたかと思うと、一転してにわかに雲が天を覆うことも多く、お客様からの文章にあったような光景をしばしば目にいたします。 なるほどと、マザーオブパールをとてもよく形容しているように思いました。

『私はキリスト教の信仰者ではありませんが、何故かクロスにとても惹かれます。』というお便りをいただきました。 

英吉利物屋ではアンティークのクロスを扱っておりますので、関心のある方から、そういうお話があるのは珍しいことではないかも知れません。 けれども、クロスに惹かれるという話はこれが初めてというわけでなく、多くの方からお聞きしてきましたし、私もそう感じることがあるので、なぜだろうかと考えたくなるのです。

英国アンティーク情報欄

なぜかクロスにとても惹かれます。その理由をアンティーク 英吉利物屋 風に考えてみました。ご覧いただければ幸いです。

ピアストワーク マザー オブ パール クロス(英国 アンティーク シルバー 英吉利物屋)



No. 20152 Good Luck 六ペンス コイン ペンダントヘッド 銀製の留め具円環付き
六ペンス コインの直径 1.9cm、厚さ 1mm、重さ 3g、バラ、アザミ、シャムロック&リークのデザイン、鋳造年は1954年から1967年まで、四千八百円

写真一番目をご覧いただくと、下の方に「SIX PENCE」と読み取れるのがお分かりいただけると思います。

表側はエリザベス二世の横顔で、裏面は写真に見えるように四つの花のデザインです。 四つの花とはスコットランドのあざみ、北アイルランドのシャムロック、ウェールズのリーク、そしてイングランドのバラになり、四つが組み合わさってイギリス連合王国の統合を象徴しています。 このデザインは1954年から67年まで続いておりました。 

イギリスにおける六ペンスは1947年に銀貨から銅ニッケル合金に変わりました。 しかしながら、昔からイギリスにおいては六ペンスが、Good Luck(=幸運)のお守り、つまりは縁起物として好まれてきた事情があって、チャームやペンダントヘッドとされることが多いのです。

六ペンスという中途半端な金額が一つのコインになっているのは、昔のイギリスの十二進法にもとづく旧通貨制度の遺物であるからです。 千年ほどの長きにわたってイギリスで続いた制度ですが、四十年以上前の1971年には、ついに廃止となって、現代人には普通になじみのある十進法の制度になりましたので、これから将来にわたって、六ペンスが再び登場することは、もはやないでしょう。 そんなノスタルジックな背景にも英国風アンティークの趣が備わっているように思います。

マザーグースのナーサリーライムに、花嫁が身につけると幸せになれるといわれるサムシング・フォーに続いて、以下のように一節があり、六ペンスが好まれる背景になっています。

Something old, something new,
something borrowed, something blue,
and a sixpence in her shoe.

デイビット・スーシェ主演の名探偵ポワロシリーズの一つ、『The Theft of the Royal Ruby (=原作名:The Adventure of the Christmas Pudding)』に、六ペンスにまつわるクリスマスディナーの場面がありました。 

クリスマス プディングに指輪など小物をいくつか入れておいて、取り分けたときに何が入っているか、おみくじのようにして楽しむ趣向があるのです。 ディナーテーブルを囲む人たちから、六ペンスを引き当てた人に、ひときわ大きな歓声があがります。 六ペンスというのは、日本のおみくじで言ったら大吉に相当することが見て取れて、興味深く思いました。

六ペンスによい意味合いが付与されてきた背景には、イギリスにおける長い歴史的な事情があるわけですが、そうした歴史の中に「イングランド銀行を救った六ペンス」の話もありますので、ついでにご紹介しておきましょう。

『Manias, Panics and Crashes (Kindleberger著)』という本によれば、南海泡沫事件のさなかの1720年9月にイングランド銀行で取り付け騒ぎが起こり、大勢の預金者がお金を引き出そうと、イングランド銀行に殺到しました。 資金ショート寸前であったイングランド銀行が危うく倒産を逃れたのは、六ペンスのおかげであったというのです。

預金を下ろしに大勢の人たちが押しかけて長蛇の行列となった事態に対して、イングランド銀行が採った作戦は、さくらを行列の前の方に並ばせるということでありました。 そしてさくらの人たちに対して、預金を小銭の六ペンスでもって払い戻すということをしたのです。 

大金を六ペンスで払うものですから、一人の払い戻しにも長い時間がかかりました。 さらには、支払った大量の六ペンスは、裏口からイングランド銀行に還流させて、また使うということを繰り返したのです。

こうして、どうにかこうにか資金ショートを免れて、やりくりしているうちに、セント・ミカエルの祭日がやってきて、人々のパニック心理もようやく落ち着きを取り戻すようになりました。 祭日明けには取り付け騒ぎも収まって、イングランド銀行は正常な業務に戻ることが出来たそうです。

イギリスという国の大本をなすイングランド銀行でさえも、その昔には六ペンスによって救われたという歴史的な事実も、六ペンスのポジティブイメージに一役買っているということは、少なくとも言えそうです。

最後にイギリスの昔のお金についてですが、1ポンド=20シリング=240ペンスなので、「6ペンス」=「半シリング」になります。 ポンド、シリング、ペンスと三つの単位を持っていた英国の旧通貨単位はなんだかとても複雑で、十二進法が混じっているので計算するのも億劫です。
昔、サマセット・モームの『月と六ペンス』の題名を初めて見た時に、なぜ六ペンスなのかと思ったものですが、十二進法の通貨単位では、ちょうどきりがよい数字でもあるのです。
1971年になってようやく旧通貨制度が廃止され、1ポンド=100ペンスのすっきりした十進法の制度に代わって現代に至っています。 

この十二進法時代の名残が、今日の英国人の暮らしにまだ残っていることに、気が付きました。 娘が通ったイギリスの小学校では、掛け算の九九のことを「Times Table」と呼んで、低学年の子供たちは日本と同じように暗唱するまで練習します。 ところが日本と違うのは「一の段」から始まる九九が「九の段」で終わらないのです。 イギリスの九九は12*12まで覚えます。 日本の九九は81通りですが、英国の九九は12*12=144通りです。 今日の十進法の暮らしなら「十一の段」や「十二の段」は不要なはずですが、ずいぶん昔の名残が未だに残っていて、先生たちも「十二の段」まで教えないと落ち着かないのでしょう。

このややこしい12進法の呪縛をイギリス人にかけたのは、一千年近く前にイングランドを征服してノルマン王朝を開いた、元々はフランス貴族のノルマンディー公ウィリアム(=ウィリアム一世)だったことが知られています。 彼がやってくる前のサクソン時代のイングランドでは、「1シリング」=「5ペンス」だったものを、この新しい征服者が「1シリング」=「12ペンス」にせよと定めたのでした。 そしてその後、お金の単位については1971年までウィリアム一世の定めが守られてきたわけで、そしてまた、今でも21世紀の子供たちが「十二の段の九九」を習っているわけなのです。

ついでに、『思うことなど』で、「六文銭と六ペンス」について考えています、ご覧いただければ幸いです。

Good Luck 六ペンス コイン ペンダントヘッド 銀製の留め具円環付きGood Luck 六ペンス コイン ペンダントヘッド 銀製の留め具円環付き


No. 20146 ウェン(Wren) &英国王ジョージ六世 ファージング ペンダントヘッド with ゴールドギルト
直径 2.0cm、留め具を含む縦長 2.7cm、厚み 1.5mm、ファージング コインは1943年鋳造、五千円

小鳥のウェン(Wren)と英国王ジョージ六世のファージング コインにゴールドギルトを施したペンダントヘッドです。 ファージングは半世紀以上前にその役割を終えて、今では使われていない通貨です。 「Farthing」という言葉の響きにノスタルジーを感じますし、昔の通貨制度を考えてみるよい材料ともなって興味を惹かれます。

上部に取り付けられた円環は、装飾性の高いねじり構造の凝った細工で、ファージング コインに施されたゴールドギルトのデコレーションと合わせて、品のよい仕上がりになっています。

「Farthing」は四分の一ペンスに相当し、13世紀に初めて作られ、それから700年以上にわたって英国で使われてきた歴史がありますが、1960年を最後に役割を終えて、今ではもうありません。

ファージングが使われていた時代は、イギリスで通貨制度改革が行われた1971年より前の時代になります。 当時は1ポンドが240ペンス、ファージングは四分の一ペンスですから、1ポンド=960ファージングでありました。 日本で言ったら、江戸時代の1両=4000文にも匹敵しそうな小さなオーダーであったわけです。 1960年に役割を終えていますから、今日では存在しないのが当たり前ですが、素材となっている銅の価格が今では高騰している為に、ファージングの製造原価という側面から見ても、今ではとてもじゃないけど存在し得ないコインとなっていることも興味深く思います。

もう少し詳しく計算してみましょう。 ファージングは2.8グラム、その95.5%が銅というコインでした。 ニューヨーク マーカンタイル取引所における銅価格は453gあたり3.27ドルでした。 英貨で1ポンドにあたる960枚のファージングを作る銅価格は18.53ドル。 ポンドドル相場 1.52$/£でポンドになおすと、12.2ポンドになります。 

1ポンド分のファージングを鋳造するのに、素材の銅価格だけで12.2倍のコストがかかるとしたら、そんなコインはとてもじゃないけど存在し得ないでしょう。 銅価格の変遷という事情が背景にあって、写真のファージング コイン ペンダントヘッドには、今となってはアンティークでしか手に入らない希少性が備わっているとも思うのです。

デザインになっているのは ウェン(Wren) という鳥で、尾を高く上げる姿が特徴的です。 成長しても体長が10センチにも満たない、イギリスで最も小さな鳥として知られています。 おそらくファージングが小さな貨幣単位であることから、デザインに採用されたのでしょう。 

英吉利物屋をご贔屓いただいているお客様から、『ウェンという鳥、見たことがあるような、ないような・・』といただきました。 私も思うところが一緒だったので、ウェン(Wren)について、もう少し調べてみましたら、いろいろ分かってきました。 

まずこの鳥はイギリスにも日本にもいます。 小さくてけっこう動きが素早いので、じっくり見たことがある方は少ないかも知れませんが、山奥の渓流とかで声を聞いた経験は皆さんあると思います。 日本での名前はミソサザイ、鳴き声のいい鳥です。 鳴き声を聞くと、ああ聞いたことあるなと思われることでしょう。

http://www.youtube.com/watch?v=SUCdqgyuG6Y

英国の童謡(ナーサリーライム=マザーグース)でも有名な『誰が殺したクック・ロビン』に出てくるロビンという鳥がいますが、このロビンとウェンは夫婦だという考え方が、昔のイギリスにはあったようで、興味深く思っております。 そもそも別種ですから、科学的にはありえないのですが、ロビンが雄鳥、ウェンが雌鳥で夫婦と見られたようなのです。

ロビンはちょっと風変わりな鳥で、庭で芝刈りしておりますと、周りの小枝やガーデンゲート止まって人を見張るような挙動をします。 その本当の理由は、芝刈りすると地面から出てくるミミズなど捕ってやろうということらしいのですが、この庭はロビンの縄張りだとばかりに、人を見張る姿は滑稽でもあり、人懐っこい鳥なのかなあとも思うのです。

そして「王立園芸学協会」と「野生動物トラスト」による、庭で見かける生き物たちのお気に入りコンテストでは、ロビンは上位に入賞する人気の鳥でもあります。

そうすると、人気者ロビンの奥さんであるウェンも、イギリスではそれなりの人気を持っていて、そんなことを背景にイギリス硬貨のデザインに選ばれたのか、などと考えております。

余談ながら、ナーサリーライムの韻を踏んだ歌詞は英語の初期教育によいらしく、言葉をようやくしゃべり始めた幼児達がプレイグループという保育園で、真っ先に教えられるのがナーサーリーライムです。 「三つ子の魂」とでも言いましょうか、英語圏で育った人なら誰でも知っていて、口ずさめる童謡がナーサリーライムなのです。

小さな子供のうちに自然と身に付けてしまって、大きくなってから系統立てて学ぶものではないので、日本人の私たちにとってはちょっと厄介な代物でもあります。 暮らしのいろいろな場面で出会う機会はありますが、なかなかピンと来ないのです。

マザーグースの中でも有名な『誰が殺したクック・ロビン』は、映画や小説の中でもよく引用され、例えばその中の一つにヴァン・ダインの『僧正殺人事件』があります。 ところが、私の場合は、横溝正史の『獄門島』を読んで、「むざんやな冑の下のきりぎりす」にぞっと恐ろしさを感じても、『僧正殺人事件』に出てくる「誰が殺したクック・ロビン」に絡めた見立て殺人には、どうもピンとこないのです。

ナーサリーライムは英語文化の共通の基盤なのでしょうが、それが身に付いていない不自由を普段の暮らしの中でも時に感じる一場面です。 まあ、ゆっくり一つずつ身に付けていこうかなあと思います。 写真のファージング コイン ペンダントヘッドは、あらためて『誰が殺したクック・ロビン』を読んでみるきっかけになりました。

裏面の肖像は現女王エリザベス二世の父君にあたるジョージ六世です。 「王位を賭けた恋」で有名なエドワード八世が劇的な退位を遂げた後に、急遽、英国王になったのがジョージ六世でした。 ご本人も自分が国王向きなパーソナリティーであるとは思っていなかったようで、それまでに国王になる準備がまったく出来ていなかったこともあって、初めのうちは周囲からも大丈夫だろうかと心配されました。 

ところがその後の対ドイツ戦争中に、側近たちがバッキンガム宮殿からの疎開を進言したのに、それを拒んで、爆撃を受けるロンドンから執務を続けたことで、国民の人気が上がりました。 戦争中のロンドンはしばしばドイツの爆撃機が来たり、さらにはV1やV2と呼ばれるミサイルまでもが飛んでくる危険な状況でありました。 そんな中でロンドンにあって英国民を鼓舞し続けたジョージ六世の評価が上がったのは当然と言えば当然でしたが、さらには王妃や子供たちを大切にする理想的な家庭の夫であったことも、「良き王」として英国民の尊敬を集める理由となったのでした。

ウェン(Wren) &英国王ジョージ六世 ファージング ペンダントヘッド with ゴールドギルト



No.20143 リップスティック & ミラー、英国で見つけたコスチューム ジュエリー
長さ 5.8cm、重さ 43g、ミラーの縦横 5.7cm*1.7cm、材質 メタル、六千円

レザーっぽい表面の仕上げですが、実際にはゴールドの金属光沢が卓越してます。

角ばって重たいレトロな感じは、今のものと違って、古いものの味わいを感じます。

可動部は今でもしっかり、留め具のポッチを爪で押すと、パチンと気持ちよくミラーが開きます。

リップスティック & ミラー、英国で見つけたコスチューム ジュエリー(英国 アンティーク シルバー 英吉利物屋)リップスティック & ミラー、英国で見つけたコスチューム ジュエリー(英国 アンティーク シルバー 英吉利物屋)


No.20140 エリザベス二世 フォトブック、ロンドン近郊で見つけたコスチューム ジュエリー SOLD
縦 2.9cm、横 2.5cm、厚さ 0.6cm、ブローチ留め具の長さ3.1cm、重さ 12g、SOLD

留め具の横棒部分にはQueen Elizabeth Ⅱとあります。

フォトブックの写真は16枚、女王のポートレートに始まり、結婚式の写真、乗馬の写真、、、、エリザベス女王のお若い頃の写真です。

扉を開けた裏面は、特許を取った品であると彫られていて、特許番号も記されています。

タイトルは、H.M. Queen Elizabeth Ⅱ in Picturesとあります。

最後のページには、J&S Ltdと製作者の名前と、また特許品であることの記載があります。

掲載されている16枚の写真から見て、エリザベス女王が戴冠されて間もない頃、1950年代から60年代の品であろうと思います。

エリザベス女王が戴冠されて間もない頃、こんなことがありました。

1952年12月5日、ロンドンでは折りからの寒さの中、風が止み濃い霧がたち込み始めました。 この霧はそれから3日間ロンドンを覆うことになります。 寒さで人々が石炭ストーブをどんどん焚くものですから、霧の原因となる微粒子核が撒き散らされて、霧がどんどん深くなっていったのです。 ものすごい霧で、2~3メートル先はおろか、伸ばした自分の指先さえはっきり見えなかったと伝えられています。 映画館や劇場でもドアの隙間から霧が入り込んで、スクリーンや舞台が見えず、キャンセルが相次ぎました。 そして濃霧による交通事故や不清浄スモッグによる呼吸器障害のために、ロンドンで四千人もの死者が出る大惨事となったのです。 

昔からロンドンと言えば、霧の街として有名でしたが、「Great Smog」は長いロンドンの歴史の中でも最悪の出来事となりました。 そしてこれを契機に数年後の1956年には清浄空気法が定められることとなったのです。 

石炭ストーブ時代の「Great Smog」のエピソードは今日では考えられない出来事ですが、現エリザベス女王が戴冠された頃に思いをいたす面白い手掛かりにはなるでしょう。

エリザベス二世 フォトブック、ロンドン近郊で見つけたコスチューム ジュエリー(英国 アンティーク シルバー 英吉利物屋)エリザベス二世 フォトブック、ロンドン近郊で見つけたコスチューム ジュエリー(英国 アンティーク シルバー 英吉利物屋)エリザベス二世 フォトブック、ロンドン近郊で見つけたコスチューム ジュエリー(英国 アンティーク シルバー 英吉利物屋)エリザベス二世 フォトブック、ロンドン近郊で見つけたコスチューム ジュエリー(英国 アンティーク シルバー 英吉利物屋)








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