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スターリングシルバー ケース

シルバーケースの手持ちは、スターリングシルバー アクセサリー コーナーに移しました。


No. 19170 スターリングシルバー ケース SOLD
縦の長さ 8.4cm、横の長さ 7.1cm、厚み 1.4cm、重さ 75g、1939年 バーミンガム アセイオフィス、 SOLD

ハ真O番目に見えるように、蓋を開けると、内部がとても゚Y麗です。 おそらく未使用に近い状態のまま、今日に至っている銀と思います。




No. 18580 スターリングシルバー ケース SOLD
縦の長さ 9.1cm、横の長さ 6.8cm、厚み 1.35cm、重さ 87g、1926年 バーミンガム アセイオフィス、二万六千円 SOLD
今から九十年ほど前に作られたスターリングシルバーのシガレットケースです。 両面に施された手彫りのエングレービングはレベルが高く、綺麗なアンティーク シルバーと思います。 蓋の開け閉めはパチンと気揩ソよく、緩みもないのは好印象です。 

もともとは男性用のシガレットケースですが、こんなuズ麗な品なら、薬入れや裁縫セット入れとして女性の持ち物にもしてみたいと思います。 

ハ真O番目で見て内側右サイドには四つのブリティッシュ ホールマークがしっかり深く刻印されています。 ホールマークは順にメーカーズマーク、バーミンガム アセイオフィスのアンカーマーク、スターリングシルバーを示すライオンパサント、そして1826年のデートレターになります。 また、内側左サイドにもスターリングシルバーを示すライオンパサントと、1926年のデートレターの刻印があります。 

ハ真l番目は内側右サイドの四つのシルバー ホールマークを詳しく見たものです。

英国でアンティークという言葉を厳密な意味で使うと、百年以上の時を経た品物を指します、そして百年もので素晴らしいアンティークはそうはないものです。 ハ真のシルバーケースは正式な‘アンティーク’の仲間入りを果たすまで、あと十年ほど、節目の百年が見えてきております。 気に入った古いものを使っていくうちに、さらに時を経ていくことはコレクターの喜びとも言え、このシルバー アンティークにはそんな楽しみ方もあると思うのです。
スターリングシルバー ケース


No. 18289 ヴィクトリアン スターリングシルバー ケース SOLD
縦の長さ 8.1cm、横の長さ 4.6cm、厚み 1.25cm、重さ 47g、1896年 チェスター アセイオフィス、SOLD
ヴィクトリアン スターリングシルバー ケース


No.17173 ハンド エングレービング シルバープレート ケース SOLD
縦の長さ8.8 cm、横の長さ 7.0cm、最大厚み 1.5cm、重さ 72g、英国製、SOLD

シルバープレートのケースです。 今から百年ほど前の作でありましょう。 当桙フ職人さんの腕前を反映しており、ハンド エングレービングのレベルはかなり高いと思います。 

草花文様と波模様の融合デザインが優美なアンティーク シルバープレート ケースになります。 タバコを入れてもいいですが、現代的は名刺などカードケースとされても素敵でしょう。

内側にはEPNSの刻印があります。 蓋はパチンときっちり開閉できて、気揩ソよく、機能は良好です。

波模様のウェーブパターンは、Continuation(続いていくこと)や Eternity(永遠)を象徴するクリスチャンモチーフで、ヴィクトリアンやエドワーディアンの時代に好まれました。

「1918」と刻まれており、1918年を示していると思われます。 これまでに扱ってきたエドワーディアン頃のシルバーケース装飾と同様なレベルにありますので、作られたのは1918年あたりで間違いないところです。
ハンド エングレービング シルバープレート ケース


No. 16204 アール・デコ シルバープレート MADE IN ENGLAND ケース SOLD
縦の長さ 9.5cm、横の長さ 8.7cm、最大厚み 1.05cm、重さ 118g、1920年代から30年代の英国製、Frederick Field Ltd 作、SOLD
直線を基調としたアール・デコ様ョのシルバープレートのケースです。 基本フォルムは角型の長方形ですが、両サイドのあたりは表と裏ともに少し傾ホが入ってアクセントになっています。

ヴィクトリアンやエドワーディアン頃の曲線タイプと違っておりますが、これは当桙フ時代を反映したものであって、興味深く思います。

エドワーディアンの時代からもう少し年撃経て、このような平板タイプでやや大型のシガレットケースが登場したものです。 現代的な用途としては、名刺等のカード入れにちょうどよさそうです。

あまり使われることなく今に至っているものか、内側のゴールドギルトのコンディションが良くr畉麗です。 バネ構造のストッパーは伸び縮みして、爪で掛けるようになっていますので、謔闃Oしが出来ます。

作られたのはエドワーディアンの時代が終わって1920年代から1930年代あたりと思います。 

ハ真O番目のように蓋を開けると、左側の下方に Frederick Field Ltd のメーカーズマーク、「EPNS」刻印、そして「MADE IN ENGLAND」の刻印があります。 EPNSとは、Electro-plated Nickel Silverを意味しています。

1920年代、30年代はアール・デコの時代ですが、ヴィクトリアンあるいはエドワーディアンの伝統的で凝ったシルバーデザインとは大きく異なる変更が、この時代にあったことは、とても興味深いと思います。 ある解説によれば、このデザイン上の大きな断絶を生み出した最大の要因は第一次大戦だったと言われています。 当桙フ人たちはヴィクトリアンとエドワーディアンの輝かしい伝統の延長上に世界大戦が起こったことに大きなショックを覚え、ポストワーの時代には、昔の時代から距離を置きたいと望む風潮が強く、そこにアール・デコがぴたりとはまったというわけです。 

アール・デコについてはいろいろな説明がありますが、この解説はかなり言いえているように思います。 イギリスを隅々まで旅してみて、どんな小さな田ノの村にも、第一次大戦の戦没メを悼む記念碑が建っているのを知りました。 英国人の暮らしを根底から揺るがした出来魔ナあったことが想像されるのです。
シルバープレート MADE IN ENGLAND ケース


No. 16013 ハンド エングレービング シルバープレート ケース SOLD
縦の長さ 8.5cm、横の長さ 8.8cm、最大厚み 1.35cm、重さ 103g、英国製、SOLD

シルバープレートのケースです。 ハンド エングレービングのレベルはかなり高いと思います。 内側にはEPNSの刻印とメーカーズマークの刻印があります。

ハンド エングレービング シルバープレート ケース


No. 15532 シルバープレート MADE IN ENGLAND ケース SOLD
縦の長さ 9.5cm、横の長さ 8.5cm、最大厚み 1.15cm、重さ 134g、英国製、SOLD

シルバープレートのケースです。 作られたのは1930年代あたりと思います。 煙草が数本入っていたので、そのままにしておきました。 ハ真O番目のように蓋を開けると、向こう側のエッジ部分に、MADE IN ENGLANDの刻印があります。

シルバープレート MADE IN ENGLAND ケース


No. 14761 エドワーディアン スターリングシルバー ケース SOLD
縦の長さ 8.8cm、横の長さ 6.5cm、最大厚み 1.4cm、重さ 69g、1910年 バーミンガム アセイオフィス、John Culver Ltd作、SOLD
エドワーディアン スターリングシルバー ケース


No. 14739 スターリングシルバー ケース SOLD
縦の長さ 8.0cm、横の長さ 5.5cm、最大厚み 1.15cm、重さ 45g、1928年 バーミンガム、SOLD
スターリングシルバー ケース


No. 14765 スターリングシルバー ケース SOLD
縦の長さ 8.3cm、横の長さ 5.8cm、厚み 1.3cm、重さ 58g、1919年 バーミンガム アセイオフィス、SOLD
スターリングシルバー ケース


No. 14756 ヴィクトリアン スターリングシルバー ケース SOLD
縦の長さ 7.5cm、横の長さ 5.0cm、最大厚み 1.6cm、重さ 53g、1899年 バーミンガム アセイオフィス、SOLD
ヴィクトリアン スターリングシルバー ケース


No. 14751 スターリングシルバー ケース SOLD
縦の長さ 8.4cm、横の長さ 8.0cm、厚み 1.35cm、重さ 117g、1926年 チェスター アセイオフィス、SOLD



No. 14746 スターリングシルバー ケース SOLD
縦の長さ 8.4cm、横の長さ 7.7cm、厚み 1.35cm、重さ 91g、1925年 バーミンガム アセイオフィス、SOLD
スターリングシルバー ケース


No. 15667 シルバープレート ケース with ポートカリス SOLD
縦の長さ 5.6cm、横の長さ 9.4cm、最大厚み 5mm、重さ 50g、英国製、SOLD

ほぼ未使用と思われ、コンディションのよい美品です。 ブラックの布製専用納袋が付属しています。

表側にエングレービングされているデザインは「王冠をいただいたポートカリス」と呼ばれ、元々は15世紀後半にチューダー朝をひらいたヘンリーオ世のシンボルでした。 「ポートカリス」というのは、英国における中世時代キャッスルの城門のことで、日本語で言うと「つるし門」あるいは「翌ニし格q」とも呼ばれます。 

彫刻の様qをご覧いただくと、まず上部に見えるのは王冠で、所々に十嘯フクロスも見えています。 王冠の下方には鉄を格qに組んだ城門の本体部分があります。 両サイドに見えているのは鎖で、てこの原理を利用して、この鎖で重たい格q門を吊り上げて開閉したものです。

ハ真の彫刻部分は格q門の外見でありますが、重たい鉄格qを開閉する仕組みとして、てこの原理を利用した多くの滑ヤや鎖や垂使った大仕掛けな構造すべてを合わせてポートカリスです。 天井や壁の内部も含めると巨大な建築構造物でありました。

お城の守りという観点からは、ポートカリスは最後のディフェンスラインであり、大変に重要な役割を担っております。 こうしたポジティブイメージが好まれて、イギリスの各所でポートカリスがシンボルとして使われるようになって今日に到っております。 

大きなところでは、ポートカリスは英国議会のシンボルであり、また島国イギリスを水際で守るという意味合いから、イギリス税関もポートカリスをシンボルにしています。 歴史を遡れば、ヘンリーオ世のボーフォート家が使っていました。 近年になってから英連邦諸国にも広まっていって、今ではオーストラリア議会もポートカリスをシンボルにしています。

シルバープレート ケース with ポートカリス


No. 15666 フラワー デザイン シルバープレート ケース SOLD
縦の長さ 9.3cm、横の長さ 6.5cm、最大厚み 1.5cm、重さ 63g、ドイツ製、SOLD
ほぼ未使用と思われ、コンディションのよい美品です。 蓋を開けると、エッジの内側に「GERMANY」とありますので、ドイツ製と分かります。

デートレター等の判断材料がないこと、g用感の少ないことから、いつ頃作られたものか推定が難しいところであります。 それでもいくつか手掛かりがあって、この品の興味深いところとなっています。

この品を見ておりますと、1920年代から30年代あたりの英国製シルバーケースと、デザインや構造がよく似ています。 裏面の半分が波模様デザインで、半分がプレーンというパターンは当桙フ英国製シルバーケースでよく見ます。 また全体のふっくら感あるフォルムも当桙フ英国製シルバーケースに似ています。 

初めに見た時には英国製と思ったのですが、蓋を開けると、エッジの内側に「GERMANY」とあって、ちょっと驚きました。 この品を求めたアンティークディーラーさんからは60年代後半のデットストックと聞きました。

イギリスでは外国製品にオリジンを示すようにせよとなったのが、ヴィクトリア梠繧フ終り頃で1887年からです。 「GERMANY」と表ヲされているのは、この品が輸出品であったためと考えます。 この程度の輸出品と言っては失礼ですが、もっと複雑な工業製品はいくらもありますので、こういう品をドイツが輸出していたのは、60年代あたりまでだろうとも思います。 輸出先のイギリスを意識した為か、あるいは、戦後しばらくは日本製もそうだったと思いますが、1930年代のイギリス製を模倣して作ったものか。 

それから、ドイツでは戦後も長い間「GERMANY」表ヲを使っていました。もともとお上が決めた制度でもなく、それぞれのメーカーの判断に任されていた為です。 1974年になって初めて、ドイツ連邦裁判所で「GERMANY」では東西ドイツが分からないという判断が示されたそうです。

長くなりましたが、まとめますと、戦前の英国製シルバーケースを参考にして作った、60年代ドイツの輸出品というのが、рフ考えです。
フラワー デザイン シルバープレート ケース


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