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アンティーク スターリングシルバー バターナイフ 2

バターナイフの在庫はhttp://www.igirisumonya.com/knife1.htmへ引っ越しました。



No. 15186 ヴィクトリアン スターリングシルバー バターナイフ SOLD
長さ 15.5cm、重さ 21g、ブレード最大幅 1.9cm、柄先の飾り直径 7mm、1893年 ロンドン、George Maudsley Jackson作(=Josiah Williams & Co.作)、SOLD
ヴィクトリアン スターリングシルバー バターナイフ


No. 15134  Mappin & Webb ヴィクトリアン スターリングシルバー ナイフ SOLD
長さ 13.5cm、重さ 20g、ブレード最大幅 1.95cm、柄の最大幅 1.35cm、柄の最大厚み 2mm、1898年 シェフィールド、Mappin & Webb作、SOLD
Mappin & Webb ヴィクトリアン スターリングシルバー ナイフ


No. 15050 バタースペード タイプ ヴィクトリアン スターリングシルバー バターナイフ SOLD
長さ 13.9cm、重さ 22g、ブレードの最大幅 2.1cm、柄の最大幅 1.1cm、柄の最大厚み 2.5mm、1892年 シェフィールド、Atkin Brothers Silversmith Ltd.作、SOLD
バタースペード タイプ ヴィクトリアン スターリングシルバー バターナイフ


No. 14846 ヴィクトリアン スターリングシルバー バターナイフ SOLD
長さ 14.4cm、重さ 13g、ブレード最大幅 2.5cm、柄の最大幅 1.85cm、透かし柄の最大幅 1.1cm、1898年 バーミンガム、Levi & Salaman作、SOLD
ヴィクトリアン スターリングシルバー バターナイフ


No. 5450 エドワーディアン スターリングシルバー キングスパターン バターナイフ SOLD
長さ 16.8cm、重さ 43g、ブレードの最大幅 2.2cm、柄の最大幅 1.9cm、柄の最大厚み 3mm、1905年 ロンドン、Goldsmiths & Silversmiths Co Ltd作、SOLD



No. 5446 ヴィクトリアン スターリングシルバー リリーパターン バターナイフ with クレスト SOLD
長さ 19.8cm、重さ 51g、ブレード最大幅 2.95cm、柄の最大幅 2.3cm、柄の最大厚み 3mm、1862年 ロンドン、SOLD



No. 4267 ジョージO世 スターリングシルバー フィドルパターン バターナイフ with フラワーエングレービング SOLD
長さ 18.0cm、重さ 30g、ブレード部分の最大幅 2.45cm、柄の最大幅 1.8cm、1808年 ロンドン、SOLD
ジョージO世 スターリングシルバー フィドルパターン バターナイフ with フラワーエングレービング


No. 5826 エドワーディアン スターリングシルバー バターナイフ SOLD
長さ 18.6cm、重さ 34g、ブレード最大幅 2.6cm、柄の最大幅 1.6cm、柄の最大厚み 2.5mm、1903年 シェフィールド、Cooper Brothers & Son作、SOLD、(8本あります-->7本あります-->6本あります-->5本あります-->4本あります-->3本あります-->2本あります-->1本あります-->SOLD)
アンティーク エドワーディアン スターリングシルバー バターナイフ


No. 5960 エドワーディアン スターリングシルバー バターナイフ SOLD
長さ 12.9cm、重さ 12g、ブレードの最大幅 1.9cm、柄の最大幅 1.15cm、柄の最大厚み 2mm強、1903年 チェスター、SOLD



No. 14842 ヴィクトリアン スターリングシルバー バターナイフ with ピアストワーク SOLD
長さ 19.0cm、重さ 43g、ブレード最大幅 2.8cm、透かし柄の最大幅 1.85cm、最大厚み 4mm、1856年 ロンドン、 SOLD
このバターナイフが作られたのは今から150年以上の前のヴィクトリアン中期にあたる1856年です。 柄にはピアストワークが施されています。 この透かし細工をルーペで詳細に見てみると、断面には糸鋸を引いたギザギザ跡が残っていて、條ヤのかかった手仕魔ナあることが分かります。 大きくてしっかりした雰囲気の品で、柄元のデザインや透かし柄の様qからもヴィクトリアン中期の時代の勢いを感じさせてくれるところは好感が持てます。

英国でアンティークという言葉を厳密な意味で使うと、百年以上の時を経た品物を指し、この品が作られたのは19世紀半ばですから、余裕でアンティークのカテゴリーに入ります。 アンティークにもいろいろありますが、やはり百五十年という古さは大きな魅力となりましょう。

この品が作られた頃の日本j年表を眺めてみると、O年前の1853年には黒船来航で、『太平の眠りを覚ます上喜撰(蒸気船)、たった四杯(l艘)で夜も眠れず』の狂歌が流行っています。 l年後の1860年には、安政の大獄で引き締めを図った幕府の大老・井伊直弼が江戸城桜田門外の変で暗殺され、以降は幕府の権威も地に翌ソて、明治維新への流れが決まっていく激動の時代でありました。 そう考えてみると、このアンティークがいかに古い品であるかお分かりいただけると思います。

英国のシルバーウェアではピアストワークの品を時々見かけますが、その制作年代を見てみると1920年代以降の作であることが多いようです。 この品はヴィクトリアン中期の透かしデザインということで、透かし物の走りとも考えられ、アンティークとしてはレアものの迫‘に入るかと思います。 また、そもそもバターナイフの歴史はそれほど古くないので、1856年作のこの品はバターナイフとしても初期のアンティークと考えられます。

ブレード裏面には、ロンドンレオパードヘッド、1856年のデートレター、スターリングシルバーを示すライオンパサント、ヴィクトリア女王の横顔でデューティーマークがしっかり刻印されていますが、メーカーズマークはあまくなっていて、判読が困難です。

このバターナイフが作られたヴィクトリア梠繧フ様qについては、「英国アンティーク情報」欄にあります「14.Still Victorian」の解説記魔烽イ参考ください。 また、バターナイフの歴史について詳しくは、「9.トラディショナル イングリッシュ バターナイフ」の解説記魔ご覧ください。

アンティークシルバーをお探しの、『不v議の国のアリス』ファンの方から、アリスにちなんで1856年(二人の出会い)か 1862年(黄金の昼下がり)頃のアンティークはないでしょうかと、お問い合わせいただいたことがあります。 アンティーク集にはいろいろな方法があると思いますが、こういう切り口も面白いと興味深く感じましたので、皆様にもご紹介させていただきましょう。

『不v議の国のアリス』の魅力は、ジョン・テニエルの挿絵によるところも大きいと思うのですが、そのあたりの事情は以下もご参考まで。
31. 『Punch:1873年2・2日号』 ヴィクトリアンの英国を伝える週刊新聞
ヴィクトリアン スターリングシルバー バターナイフ with ピアストワーク


No. 14844 ジョージアン スターリングシルバー フィドルパターン バターナイフ SOLD
長さ 18.8cm、重さ 44g、ブレード最大幅 2.6cm、1823年 ロンドン、William Eley & William Fearn作、SOLD



No. 5475 スターリングシルバー バターナイフ SOLD
長さ 13.5cm、重さ 18g、ブレード部分最大幅 1.85cm、最小幅 1.25m、柄の最大幅 1.3cm、1946年シェフィールド、James Dixon & Son作、SOLD



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