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スターリングシルバー アクセサリー 8





No.19038 ローズゴールドギルト、イエローゴールドギルト & シルバー O色d上げ スターリングシルバー ペンダントヘッド
本体の菱形の長さ 3.3cm、留め具の銀円環を含む長さ 4.1cm、最大横幅 1.1cm、厚み 2mm、5,800円
本体と銀円環にいたるまで、すべてスターリングシルバーのペンダントヘッドです。 ホールマークはありませんが、素材はすべて銀で間違いありません。

上側の三分の一はローズゴールドギルトが施され、下側の三分の一はイエローゴールドギルトが施されています。 真ん中部分は銀のままとなって、O色の色合いが楽しめる作りになっています。

全体がキャタピラー構造になっており、緩やかにたわむ仕掛けになっています。 ハ真一番目に見えるように、ローズゴールドとイエローゴールド部分はマットd上げになっていて、表面に微細な彫刻が施されており、渋めな光の反射がもたらされます。 スターリングシルバー部分は、ブライトカットのバリエーションとなっていて、さまざまな角度を付けられた彫刻切面によって、光の反射に多様性がもたらされています。

こうした表面彫刻の違いと、ローズゴールド、イエローゴールド&シルバーの三つの色合いが組み合わさって、綺麗な細工で品の良いスターリングシルバー ペンダントヘッドになっていると感じます。 なお、裏面は写真二番目に見えるように、一つひとつのブロックが平らな構造になっています。 

ギルトに使われているゴールドは、カラット数は表ヲはありませんが、イギリスでは一番多く見かける9カラット ゴールドでありましょう。

9カラットゴールドは金含有量が37.5%の合金ですが、金以外には銅を多く含む場合には、その色あいは赤みがかかっていて、イギリスではローズゴールドと呼ばれます。 英国にはバラの花が好きな人たちが多いので、ゴールドにおいてもローズゴールドが好まれるのでは?と思えます。 イエローゴールドよりも、温かみがあってVery Britishな装飾素材と思います。
ローズゴールドギルト、イエローゴールドギルト & シルバー O色d上げ スターリングシルバー ペンダントヘッド



No. 18880 透かし細工 と タイガースアイ ペンダントヘッド with シルバー&ゴールドギルト フレーム
虎目石の長径 3.0cm、短径 2.1cm、最大厚み 8mm、重さ 11g、ペンダントヘッドの長さ(留め具含む) 4.2cm、八千八百円

虎の目のような鋭い輝きを放つことからその名前があるタイガースアイのペンダントヘッドです。 タイガースアイ(虎目石)は光の角度によって光彩が変化する楽しみがあります。 

ハ真二番目のように、線状細工による透かしe畉麗な裏面も楽しめます。 ホールマークはありませんが、透かし細工の様qから見てシルバー素材にゴールドギルトが施されたものと思います。

タイガースアイの表面にはカービングが施されていますが、見ようによっていろいろに見えるもので、彫りは何かと一つに決めかねる模様になっています。

まず、葉っぱの葉脈に似た部分があります。また片サイドがクルッと丸まっていて、反対サイドはスーと伸びた雲形と申しましょうか、孫悟空の乗っていた雲のような形もいくつか見えます。そして、ハートシェイプに見える部分もあります。さらにタイガースアイの表側から裏側まで抜けた穴彫りが十ほどあります。

あらためてこの品を手にして見ておりますが、加えてタイガースアイは見る角度によって、その色合いが濃いブラウンに見えたり、透明感のあるゴールドに見えたりしますので、色合いの変化によって、彫りもまた違った雰囲気になるように思います。 なかなか文章説明の難しいデザインなのですが、рフ感じるところが伝わりますでしょうか。

昔からタイガースアイには、直感や洞察力を研ぎ澄ます働きがあると言われ、幸福につながる石として好まれてきた経緯があるようです。

鉱物学の見地から言えば、タイガースアイは色彩や光沢が見る角度によって変化するクウォーツ(石英)の一種です。 この石のシルク繊維のようなきめ細かいストラクチャーはクウォーツにクロシドライト(青石綿)が混じり込むことによってもたらされます。 また、タイガースアイのゴールデンブラウンに含まれる黒ストライプは酸化鉄の作用です。
透かし細工 と タイガースアイ ペンダントヘッド with シルバー&ゴールドギルト フレーム


No.17118 グッドラック シリング銀貨(Lucky Shilling)& ヴィクトリアン パテント スターリングシルバー フレーム ペンダントヘッド with ブリティッシュ シルバー ホールマーク
最大直径 2.8cm、留め具の銀円環を含む最大縦長 3.1cm、重さ 8g、1891年 バーミンガム アセイオフィス、シリング銀貨は1887年鋳造、オ千八百円

ハ真の銀アクセサリーは、ヴィクトリア女王の戴冠50・Nを記念したゴールド ジュビリー コメモレーションの「One Shilling」 銀貨をペンダントヘッドにしたものです。 シールドリバース エンブレムと、裏面にはヴィクトリア女王のポートレートが入っています。 シールドリバースのエンブレムが素敵で好きなこともあって求めました。 もともとはブローチであったものに、太めの銀円環を取り付けて、ペンダントヘッドとして使われてきたものと思います。

フレームの縁辺部には、ブリティッシュ シルバー ホールマークが刻印されています。 刻印面の幅が狭いので、ホールマークの一部が見えるものですが、読み取りは可能で、メーカーズマーク、スターリングシルバーを示すライオンパサント、1891年のデートレター、そしてバーミンガム アセイオフィスのアンカーマークが刻印されています。

ヴィクトリアンのパテント(特許)を使ったスターリングシルバーのフレームになっています。 ハ真二番目に見えるように、「PATENT」と刻印されたバーを横にずらすと、シリング銀貨が取り外せる仕掛けです。 ヴィクトリアン銀貨のヘッド or テール、お好みのデザインを表側に据えて、リバーシブルでお使いいただけます。 あるいは、また、銀貨が取り外せますので、場合によっては、コイントスに銀貨を使ったりするのもおもしろいでしょう。 

この品が作られた当桙ヘイギリス走{蜍`が発展途上にある段階で、パテント(=特許)という考え方も、まだ新しい考え方でありましたので、めずらしいこともあって、「PATENT」という刻印がわざわざ使用されているものです。 その辺りにも、ヴィクトリアンの歴史を感じさせてくれる手掛かりがあって、興味深いアンティークシルバーだと思います。 闃|かりと言えば、もう一つ、フレームの周りに配された銀の粒々はグラニュレーションと呼ばれ、ヴィクトリア期に好まれた銀装飾の手法です。

ヴィクトリア梠繧フパテントについては、『ハドソン商会 ウィッスル』にあるエピソードもご参考まで

ヴィクトリアン銀貨本体の使い方としては、ゴルフをされる方には、グリーン上でボールマーカーに使うのもいいかなと思います。 シリング銀貨のグッドラック効果もあり、パッティングの成績も上がるような気がします。

『裸の王様』、『みにくいアヒルの子』、『人魚姫』などで有名なアンデルセンの作品の中に、19世紀半ばに書かれた『シリング銀貨』というおとぎ話があります。 外国旅行に出かけた英国紳mの財布にあった一枚のシリング銀貨が、異国の地で財布からこぼれてしまい、いろいろな人たちを巡りめぐって、最後には元々の持ち主であった英国紳mのもとに戻ってくるというストーリーです。 

物語の中で、シリング銀貨に穴をあけて糸を通し「Lucky Shilling」として身に着けるという話が出てきます。 シリング銀貨は大き過ぎず、小さ過ぎず、ペンダントヘッドにちょうど良いサイズであることと、シルバーという素材は幸福に通じることから、遠いヴィクトリアンの時代よりラッキーシリングとして好まれてきた背景があるようです。 


ヴィクトリア女王時代に好まれたシールド リバースが表側のデザインに採用されています。 描かれているのは、右上にライオンの立ち姿でライオンランパント、左下にはハープクラウンド、そして三頭のライオンは『ライオンハート(R心王)』の愛称で知られる12世紀の英国王リチャード一世時代からのエンブレムです。 銀貨の下部には1887年の年号が見えます。

リチャード一世は十年間の治世中に国内にいたのがたったの六ヶ撃ニいう王様で、海外での戦いに明け暮れた英国王でした。 戦いで名を馳せ、ライオンハートの称号を得て、その勇気と生きざまは騎mの模範とされています。 そして現代ではサッカーのイングランド代表が使うエンブレムが、まさにこのスリーライオンなのです。

クイーン ヴィクトリアが若干18歳の若さで英国王位を継承したのは1837年のことで、この年から1900年までの64年間がヴィクトリア梠繧ノあたります。 ヴィクトリア女王は在位期間が長かったことと、その時代は英国の国力が格段に伸張した時期と重なっていた為に、イギリスjの中でも特にポピュラーな国王となりました。 アンティークの分野にあっても、この時代の物品を指すヴィクトリアーナ(Victoriana)という用語もあって、ヴィクトリア梠繧専門とするコレクタターが大勢いるわけなのです。

ヴィクトリア梠繧フイギリスについては、「英国アンティーク情報」欄にあります「31. 『Punch:1873年2・2日号』 ヴィクトリアンの英国を伝える週刊新聞」や「14. Still Victorian」の解説記魔熏椹てご覧ください。

最後に、イギリスの昔のお金について、1ポンド=20シリング=240ペンスなので、「1シリング」=「12ペンス」になります。 ポンド、シリング、ペンスと三つの単位を持っていた英国の旧通貨単位はなんだかとても複雑で、十二進法が混じっているので計Zするのも億劫です。
昔、サマセット・モームの「撃ニ六ペンス」の題名を初めて見た時に、なぜ六ペンスなのかと思ったものですが、十二進法の通貨単位では、ちょうどきりがよい数嘯ナもあるのです。
1971年になってようやく旧通貨制度が廃~され、1ポンド=100ペンスのすっきりした十進法の制度に代わって現代に至っています。 

この十二進法梠繧フ名残が、今日の英国人の暮らしにまだ残っていることに、気が付きました。 娘が通ったイギリスの小学校では、掛け算の九九のことを「Times Table」と呼んで、低学年の子供たちは日本と同じように暗唱するまで練習します。 ところが日本と違うのは「一の段」から始まる九九が「九の段」で終わらないのです。 イギリスの九九は12*12まで覚えます。 日本の九九は81通りですが、英国の九九は12*12=144通りです。 今日の十進法の暮らしなら「十一の段」や「十二の段」は不要なはずですが、ずいぶん昔の名残が未だに残っていて、先生たちも「十二の段」まで教えないと翌ソ着かないのでしょう。

このややこしい12進法の呪縛をイギリス人にかけたのは、一千年近く前にイングランドを征服してノルマン王朝を開いた、元々はフランス貴族のノルマンディー公ウィリアム(=ウィリアム一世)だったことが知られています。 彼がやってくる前のサクソン梠繧フイングランドでは、「1シリング」=「5ペンス」だったものを、この新しい征服メが「1シリング」=「12ペンス」にせよと定めたのでした。 そしてその後、お金の単位については1971年までウィリアム一世の定めが守られてきたわけで、そしてまた、今でも21世紀の子供たちが「十二の段の九九」を習っているわけなのです。

グッドラック シリング銀貨 (Lucky Shilling)& ヴィクトリアン パテント スターリングシルバー フレーム ペンダントヘッド with ブリティッシュ シルバー ホールマーク


No. 15983 ハートアンバー(獺獗) スターリングシルバー ペンダントヘッド
ハートの横幅 2.3cm、最大厚み 8.5mm、留め具を含む縦長 2.8cm、五千八百円

ふっくらと丸みのあるハートシェイプが可愛らしくて求めました。 透明感のあょ竈゚で、光が通って明るい色合いの亜麻色に見えます。 上部の留め具にはスターリングシルバーを示す「925」の刻印があります。
現代でも馴染み深いハートのデザインですが、その歴史をたどりますと、英国におけるハートのモチーフはジョージアンの頃登場し、ヴィクトリア期に大流行した経緯があります。 

世界v溂渤Y地にはビルマ、シシリア、ドミニカなどもありますが、イギリスで見かけょ竈゚はバルティック アンバーが多いようです。 ポーランドからロシアの飛び地 カリーニングラードにかけて、バルト海沿岸の浅瀬u竈゚鉱床があって、そこから波で洗い出されるアンバーが海岸で取れるとのこと。

獺獗は軽いので、バルト海からデンマークやノルウェーの沖を経て、はるばる英国の海岸にまで流れ着g竈゚もあるそうで、英仏海峡側の海岸s竈゚探しも出来ると聞きました。 海辺を歩いてv溂渤探しは素敵な感じで、一度はやってみたいと思うのです

バルティック アンバーはロシアの輸出宝飾品の一つで、イギリスにも入ってきておりますが、ずっと以前に極東ロシアに行った時に、ハバロフスクという街でバルティック アンバーを扱っている宝飾店があったことを思い出します。 バルト海からハバロフスクまで大変な距離でシベリア鉄道経由で一週間以上かかるでしょう。 普通に考えると外国以上に遠い距離なのですが、それでも同じ国内ということで、店員さんは地方の特産品を説明するような口調でした、ロシアの広さに感心したものでした。

余談ながら、今朝はマイナス10≠ニなって、この冬一番の寒さになりました。 北大西洋海流という暖流の影響で、イギリスの冬は高緯度のわりにそれほど寒くならないのですが、マイナス10≠下回ってくると、ちょっと記録的ではないかと思います。

獺獗を見ていて、厳寒のシベリアを思い出しました。 O撃ノシベリア鉄道でハバロフスクからモスクワまで行ったときは、イルクーツクあたりでマイナス25≠ュらいを経験して、外にいると寒さで頭が痛くなったものでした。 

ハートアンバー(獺獗) スターリングシルバー ペンダントヘッド


No. 16724 銀の花 一輪 スターリングシルバー ネックレス
一周の長さ 38.3cm、飾り部分の横長 3.5cm、小花の直径 9mm、飾り部分の最大厚み 3mm強、六千八百円
銀の花、スターリングシルバーのネックレスです。 小花の花びら右端辺りが花の厚みとフレームの厚みが合わさって最大厚みとなっており、3ミリ強の厚みになっています。 

曲線デザインがシンメトリーになっておらず、左右が非対称であるところに興味を覚えます。 この非対称ポリシーは小花の部分にも貫かれていて、小花は右側で基盤フレームに乗り上げた格好で、花全体が傾ホしています。 

飾り部分の裏面にスターリングシルバーを示す「925S」の刻印とメーカーズマークがあります。 また留め具の両端部分にも、同様な「925S」の刻印とメーカーズマークがあります。 シルバーマークとメーカーズマークが、ペンダントヘッド本体部とチェーンの両方に刻印されていることから見ても、作りのよいシルバーネックレスという感じがします。



No. 18287 ピアストワーク スターリングシルバー ペンダントヘッド with ダブリン アセイオフィス ホールマーク
縦の長さ(留め具含む) 3.75cm、横の長さ 3.0cm、厚み 1.5mm、重さ 5g、1941年 ダブリン アセイオフィス、九千八百円
丸に十嘯フデザインで、この品を求めた時の話では、クロスをイメージしているか、あるいはエデンの園をイメージしたものではないかと聞きました。 旧約聖書の『創世記』の記述によれば、エデンの園の中央には生命の樹と知恵の樹があり、さらには泉が湧き出して四方に流れていたとのこと。 

イギリス人の解釈ではそうなるのかと、興味深く思った次第でした。 と言うのは、рヘ初めこの品の「丸に十噤vを見たとき、戦国大名の家紋に似たデザインがあったなと思ったもので。

ダブリン アセイオフィスの銀であることも珍しいでしょう。 裏面のホールマークは順にメーカーズマーク、ダブリンアセイオフィスでスターリングスタンダードを示すハイバーニア&ハープクラウンドマーク、そして1941年のデートレターです。 

アセイオフィスのダブリンはアイルランドの首都ですが、1919年にイギリスから独立するまでは、その歴史を同じくしてきた経緯があって、アイルランドのシルバーホールマーク制度は、イングリッシュ ホールマーク制度に準じています。
ピアストワーク スターリングシルバー ペンダントヘッド with ダブリン アセイオフィス ホールマーク


No. 18281 スターリングシルバー クロス with ブリティッシュ ホールマーク
縦の長さ(留め具含まず) 3.7cm、横の長さ 1.9cm、留め具を含む縦長 4.15cm、厚み 1mm縺A1978年 バーミンガム、八千八百円

放射状のカットが美しく光の反射を誘うスターリングシルバーのクロスです。 

ルーペで詳しく見てみると、クロス中心部から外に向かって放射状の直線ラインカットが幾筋も引かれ、それらが菱形Rの尾根と谷を上手く構成する設計となっており、結果として数多くの同心円デザインが浮かんでくるように見えます。 

直線のみから丸い円が生み出されてるところが興味深く、計Zし尽された幾何学模様なのです。 光の反射と影の様qから、直線から生まれた同心円がご覧いただけると思います。

裏面にはブリティッシュ ホールマークが刻印されていることも、この品のよい特徴になっています。 ハ真O番目に見える四つのホールマークは順にメーカーズマーク、バーミンガム アセイオフィスのアンカーマーク、スターリングシルバーを示すライオンパサント、そして1978年のデートレターです。 

英吉利物屋の扱い品としては比較的に近年の作になりますが、それでも三十五年という年撃ェ経過しております。 これまでも大切に扱われてきたようですが、こうして半世紀が経ち、一世紀が経っていくのだろうなと見ております。

スターリングシルバー クロス with ブリティッシュ ホールマーク



No. 16370 フリーメイソン コンパス &直角定規 ピアストワーク スターリングシルバー 飾り お守り SOLD
直径 2.15cm、厚み 1mm、1910年代の英国製(1915年 ロンドン アセイオフィス or 1919年 バーミンガム アセイオフィス)、SOLD

ピアストワークは糸鋸を使ったハンドワークで、断面に残る糸鋸を引いたギザギザ跡も繊細で、多くの時間と手間のかかった仕魔ナあることが分かります。 小振りな銀の飾りながら、アンティークでしか手に入らないレベルの高い職人技が駆使されていることは、特筆に価すると言ってよいでしょう。 今から百年近く前に作られた銀製のメイソン関連であることから、レアものアンティークの迫‘に入りましょう。
欧米で13日の金曜日が不吉とされる起源の一つに、フィリップl世がテンプル騎m団の一斉検挙を開nしたのが 1307年10・3日で、それが金曜日にあたっていたからとする説があります。

以下もご参考まで。 『革張り装丁 フリーメイソン 講義本
フリーメイソン コンパス &直角定規 ピアストワーク スターリングシルバー 飾り お守り


No.18240 ヴィクトリアン スターリングシルバー MIZPAH メッセージ ブローチ
ブローチ横の長さ 3.9cm、縦の長さ 1.7cm、ピンの長さ 4.1cm、ブローチ本体の厚み(留め金含まず) 2mm、1888年 バーミンガム アセイオフィス、八千八百円

ヴィクトリア梠繧フ終り頃に作られたMIZPAHモチーフのスターリングシルバー ブローチです。 MIZPAHと聞いても、р煌ワめてクリスチャンでない方々にはちょっとピンと来ないと思うのですが、ヴィクトリアンやエドワーディアンの頃の人たちにとっては、ほとんど誰もが知っている人気のキーワードでありました。

というのは、このMIZPAHのメッセージは、旧約聖書Genesis(創世記)の一節で、"And Mizpah; for he said, The Lord watch between me and thee, when we are absent one from another."に由来しており、恋人たちの間でお互いの愛が末永く続きますようにと、MIZPAH ジュエリーをプレゼントしあうことが、19世紀の終わり頃にとても流行ったことが背景にあるのです。

MIZPAHの銀文字は一段高くなった構造です。 ・ヘをひとまわり、ブライトカット様の装飾が施されていて、パラボラ状の彫刻切面がもたらす光の反射e畉麗です。 その内側には、これもブライトカットの応用である繊細なジグザグ彫りが効いていて、華やかな印象の仕上がりにしてあります。 さらにMIZPAH銀文字の上下には植物文様と小花が一つずつ彫られており、可愛らしいです。 それから、・閧ノ配された銀の粒々はグラニュレーションと呼ばれ、ヴィクトリア期に好まれた銀装飾の手法です。 

全体として品のよさを感じさせてくれるヴィクトリアン アンティーク シルバーと思います。 ハンドエングレービング(闥、り彫刻)が、繊細かつ美しいことには驚かされますが、まさに一つ一つが手作りであったヴィクトリアン アンティークならではの仕鱒Uりと言えるでしょう。 

この品のポイントは写真二番目にあるように、百年以上前のブリティッシュ ホールマークがしっかり深く刻印されているところにもあります。 ホールマークは順にメーカーズマーク、バーミンガム アセイオフィスのアンカーマーク、1888年のデートレター、そしてスターリングシルバーを示すライオンパサントになります。 

ヴィクトリアンという古さで、ブリティッシュ シルバーホールマークがこれほどはっきりしているのは、アンティークとしてグッドポイントと思います。
ヴィクトリアン スターリングシルバー MIZPAH メッセージ ブローチ


No. 18873 グッドラック シリング銀貨 ペンダントヘッド
シリング銀貨の直径 2.35cm、重さ 6g、厚さ 1.5mm、シリング銀貨は1928年 鋳造、6,800円
グッドラック シリングのペンダントヘッドです。 「シリング(Shilling)」という、今では廃~されてしまってもうない貨幣単位のノスタルジックな響きと、銀貨であることに惹かれます。

『裸の王様』、『みにくいアヒルの子』、『人魚姫』などで有名なアンデルセンの作品の中に、19世紀半ばに書かれた『シリング銀貨』というおとぎ話があります。 外国旅行に出かけた英国紳mの財布にあった一枚のシリング銀貨が、異国の地で財布からこぼれてしまい、いろいろな人たちを巡りめぐって、最後には元々の持ち主であった英国紳mのもとに戻ってくるというストーリーです。 

物語の中で、シリング銀貨に穴をあけて糸を通し「Lucky Shilling」として身に着けるという話が出てきます。 シリングは大き過ぎず、小さ過ぎず、ペンダントヘッドにちょうど良いサイズであることと、シルバーという素材は幸福に通じることから、遠いヴィクトリアンの時代よりラッキーシリングとして好まれてきた背景があるようです。 

ハ真のようなアンティークが作られた背景が分かって興味深いので、岩波文庫にありますアンデルセン童話集も合わせて読んでみてください。

王冠の上にライオンが乗ったデザインが見えます。 細かいことを言うと、大紋章の各部を構成する部分にはいろいろな呼び名がありますが、紋章の天辺にある飾りをクレストと言います。 ジョージ五世の大紋章のクレストが、ハ真一番目に見える王冠&ライオンのデザインであるわけです。

イギリスで人気のある強い動物といえば、まずはライオンが挙げられます。 イギリスの数多いパブの中にあって、もっとも多い名前が「Red Lion」で、英国人のライオン好きを示しています。 この国には約六万繧フパブがありますが、そのうちで一番多いパブの名前は「Red Lion」で、六百軒のレッドライオンがあると言われます。 英国中のパブのうちほぼ百軒に一軒はレッドライオンという計Zです。

歴史的に見ても、O頭のライオンは『ライオンハート(R心王)』の愛称で知られる12世紀の英国王リチャード一世時代からのエンブレムです。 リチャード一世は十年間の治世中に国内にいたのがたったの六ヶ撃ニいう王様で、海外での戦いに明け暮れた英国王でした。 戦いで名を馳せ、ライオンハートの称号を得て、その勇気と生きざまは騎mの模範とされています。 

そして現代ではサッカーのイングランド代表が使うエンブレムが、まさにこのスリーライオンなのです。 そんなわけで、サッカーのイングランド代表のことを 『11頭のライオン』と呼ぶのも一般です。

さらに言えば、スターリングシルバーの銀純度を保証するブリティッシュ ホールマークも横歩きライオンの刻印で、ライオンパサントと呼ばれます。 

こうしてみると、イギリスにおいては大事なものはみなライオンといっても言い過ぎではないように思います。

ハ真二番目に見えるのは英国王ジョージ五世のポートレートです。 ジョージ五世は1910年から1936年までの英国王で、その王妃がドールハウスでも有名なQueen Maryになります。 メアリー王妃はアンティークや刺繍が趣味の奥方でした。

イギリスの昔のお金についてですが、1ポンド=20シリング=240ペンスなので、「1シリング」=「12ペンス」になります。 ポンド、シリング、ペンスと三つの単位を持っていた英国の旧通貨単位はなんだかとても複雑で、十二進法が混じっているので計Zするのも億劫です。
昔、サマセット・モームの「撃ニ六ペンス」の題名を初めて見た時に、なぜ六ペンスなのかと思ったものですが、十二進法の通貨単位では、ちょうどきりがよい数嘯ナもあるのです。
1971年になってようやく旧通貨制度が廃~され、1ポンド=100ペンスのすっきりした十進法の制度に代わって現代に至っています。 

この十二進法梠繧フ名残が、今日の英国人の暮らしにまだ残っていることに気が付きました。 娘が通ったイギリスの小学校では、掛け算の九九のことを「Times Table」と呼んで、低学年の子供たちは日本と同じように暗唱するまで練習します。 ところが日本と違うのは「一の段」から始まる九九が「九の段」で終わらないのです。 イギリスの九九は12*12まで覚えます。 日本の九九は81通りですが、英国の九九は12*12=144通りです。 今日の十進法の暮らしなら「十一の段」や「十二の段」は不要なはずですが、ずいぶん昔の名残が未だに残っていて、先生たちも「十二の段」まで教えないと翌ソ着かないのでしょう。

このややこしい12進法の呪縛をイギリス人にかけたのは、一千年近く前にイングランドを征服してノルマン王朝を開いた、元々はフランス貴族のノルマンディー公ウィリアム(=ウィリアム一世)だったことが知られています。 彼がやってくる前のサクソン梠繧フイングランドでは、「1シリング」=「5ペンス」だったものを、この新しい征服メが「1シリング」=「12ペンス」にせよと定めたのでした。 そしてその後、お金の単位については1971年までウィリアム一世の定めが守られてきたわけで、そしてまた、今でも21世紀の子供たちが「十二の段の九九」を習っているわけなのです。

もう一つ、ポワロ シリーズの『Murder in The Mews』を見ていたら、ジャップ警部と事件を目撃した男の子のあいだで、シリング銀貨と六ペンス銀貨に関してこんな会話がありました。

ジャップ警部:「Here you are, my boy, here's sixpence for you.」
男の子:「Very kind, sir, but you couldn't make it a shilling, could you?」
ジャップ警部:「Go on. Clear off.」

シリング銀貨は12ペンスにあたりました。 つまりは、ジャップ警部が目撃証言をしてくれた男の子に、ご褒美として六ペンス銀貨をあげたら、男の子が、ありがとうとお礼を述べながらも、できれば倍額のシリング銀貨をもらえまいか?と言って、ジャップ警部に調子に乗るなと追い払われている場面です。

昔のイギリスでは貨幣体系がややこしくて、分かりにくいのですが、ちょっと知ッがあればフムフムとすっきり楽しめます。

最後に、ヴィクトリア梠繧ノ英国留学した夏目漱石がシャーロック・ホームズで有名なロンドンのベーカー街で昼食したら 2シリングほどだったと日記に書いていて、そんな資料から当桙フ暮らしに思いを馳せるのも、シリング銀貨を通じたノスタルジックなアンティークの楽しみ方と思います。

グッドラック シリング銀貨 ペンダントヘッド


No. 18865 ケルティック インターレーシング パターン スターリングシルバー クロス ペンダントヘッド 
縦の長さ(銀円環含む) 2.85cm、クロス本体の縦の長さ 2.0cm、横の長さ 2.0cm、厚み 2.5mm、6,800円
ケルティック インターレーシング パターンのスターリングシルバー クロスです。 ハ真O番目に見えるように、机の上に立てることが出来ます。 銀に厚みがあって、好印象です。

ハ真二番目に見えるように、裏面には素材がスターリングシルバーであることを示す「925」刻印があります。

Interlaceとは絡み合うとか織り交ぜるという意味になります。 ペンダントヘッド上のある場所を起点として、一筆書きのようになぞっていくと、上に下にと立体交差を重ねながら、一周して出発点まで戻ってくることが分かると思います。 ぐるっと周って、また元の位置に戻ってくることから、ケルティック インターレーシング モチーフは、「Eternity=永遠」を表象しているとされます。

インターレーシング デザインのペンダントヘッドであるわけですが、上下縦横の四つの方向に延伸するデザインでもあることから、おそらくはクロスの派生系として作られたという意味合いもあるのだろうと見ております。

ケルティックとは「ケルト人の」という意味です。 英国jにおいてケルト系の人達とは、もともとのイギリス先住民で、民族大移動によって欧州大陸方面からノルマン系住民が流入して支配的な地位を占めるようになると、汨謔ノ辺境の地へ追いやられていった人たちです。 彼らが追われた辺境とは、スコットランド、ウェールズ、英国西部のコーンウォール、そしてアイルランド等でした。 とは言っても、x配と被支配という関係だけではなく、結局は婚姻などで入り混じって今日のイギリス人が出来あがっています。 ちなみにロンドンという地名やテムズ川の名前はケルトの名称だそうですし、今日の英国人は自分たちのことをブリトンと呼びますが、このブリトンとは元々ケルトの一部族の部族名でした。

イギリスにおけるケルト諸族の歴史については、英国アンティーク情報欄にあります「32. ウェルシュ ボーダーの Weobley村」の解説記魔烽イ覧になってください。

それからついでに、円卓の騎mのアーサー王は、コーンウォールで生まれたとされる伝説的なケルトの王様です。
アーサー王伝説については、「28. Tintagel アーサー王伝説の村」の記魔烽イ参考まで。

『рヘキリスト教の信仰者ではありませんが、何故かクロスにとても惹かれます。』というお便りをいただきました。 

英吉利物屋ではアンティークのクロスを扱っておりますので、関心のある方から、そういうお話があるのは珍しいことではないかも知れません。 けれども、クロスに惹かれるという話はこれが初めてというわけでなく、多くの方からお聞きしてきましたし、р烽サう感じることがあるので、なぜだろうかと考えたくなるのです。

英国アンティーク情報欄にあります「40. 何故かクロスにとても惹かれます。 その理由を英吉利物屋風に考えてみました。」もご覧いただければ幸いです。
ケルティック インターレーシング パターン スターリングシルバー クロス ペンダントヘッド 


No. 19148 ハート モチーフ スターリングシルバー ネックレス
ネックレス一周の長さ 40.5cm、ハートの横幅 8.5mm、ハートの最大厚み 2.5mm、重さ 7g、8,800円

作りや全体の構造から見て、比較的近年の品と思いますが、デザインが可愛らしくて気に入って求めました。

ひとつひとつのハートは最大厚みが2ミリ強あって、しっかりと銀の質感が伝わってくるのもよいでしょう。

ハートは現代でも馴染み深いデザインですが、その歴史をたどりますと、英国におけるハートのモチーフはジョージアンの頃登場し、ヴィクトリア期に大流行した経緯があって現代に至っております。

ホールマークはありませんが、素材は銀で間違いありません。

ハート モチーフ スターリングシルバー ネックレス


No. 19147 ふくろう シルバー ペンダントヘッド
ふくろうの縦 3.4cm、留め具を含む縦長 3.9cm、横幅 1.25cm、最大厚み 3.5mm、8,800円

ふくろうの裏面には「SILVER」の刻印があります。 銀の風情からいいますと、シルバー インゴット型 ペンダントヘッドの迫‘に入れてもいいかも知れません。

ふくろうのペンダントヘッドで、モチーフのよさに惹かれて求めました。 閧ノした感じは、しっかりとふっくら感のある銀の塊といった風情です。 ハ真二番目に見えるように、裏面は平らに削られていますが、そこにも銀地金の様qが楽しめるところも気に入りました。

ハリーポターの白ふくろうにもあるように、ふくろうは賢さの象徴であることから、イギリスにはふくろう好きな方が多いようです。 ふくろうに遠くは知恵の女神ミネルバを象徴してきた歴史がありますが、さらに転じて学問や髪を意味するマークとして使われます。

ふくろう シルバー ペンダントヘッド



No. 19048 ヴィクトリアン スターリングシルバー トリニティー デザイン クロス ペンダントヘッド
縦の長さ 3.1cm、留め具の銀円環を含む縦長 3.4cm、横の長さ 3.15cm、最大厚み 1mm強、1895年 バーミンガム アセイオフィス、8,800円

今から百二十年ほど前の1895年に作られたヴィクトリアン トリニティー モチーフ スターリングシルバー クロスです。 ブライトカット様の深めなハンドエングレービングが、綺麗な光の反射を作ります。 

裏面のブリティッシュ ホールマークは順にスターリングシルバーを示すライオンパサント、1895年のデートレター、バーミンガム アセイオフィスのアンカーマーク、そしてメーカーズマークになります。 

トリニティーとは、「the Father, the Son and the Holy Spirit(父なる神、qなるイエス・キリスト、そして聖霊)」の三メが一体であるとする三位一体説のことで、クロスl方の先に見える三つのこぶが三メをあらわしているというわけです。 

オックスフォードやケンブリッジの大学に行きますと、キングス カレッジやクイーンズ カレッジなどの名前に加えて、トリニティー カレッジもおなじみです。 トリニティーという概念は、昔から重要な役割を果たして来たことがうかがい知れます。

『рヘキリスト教の信仰者ではありませんが、何故かクロスにとても惹かれます。』というお便りをいただきました。 

英吉利物屋ではアンティークのクロスを扱っておりますので、関心のある方から、そういうお話があるのは珍しいことではないかも知れません。 けれども、クロスに惹かれるという話はこれが初めてというわけでなく、多くの方からお聞きしてきましたし、р烽サう感じることがあるので、なぜだろうかと考えたくなるのです。

英国アンティーク情報欄にあります「40. 何故かクロスにとても惹かれます。 その理由を英吉利物屋風に考えてみました。」もご覧いただければ幸いです。

ヴィクトリアン スターリングシルバー トリニティー デザイン クロス ペンダントヘッド



No. 19045 セント・クリストファー 道中お守り スターリングシルバー ペンダントヘッド
O角形の一辺の長さ 4.5cm、厚さ 1.5mm、重さ 15g、1978年 ロンドン、11,800円
かなり重たくて、閧ノした感じは銀の塊といった風情のアクセサリーです。 デートレターを判読してみると、作られたのは1978年と分かります。 この頃にはインゴット型のペンダントヘッドが作られていたので、ハ真の品もそのバリエーションだろうとみています。

セント・クリストファー(St. Christopher)は、紀元三世紀ごろの聖人で、幼qとなったキリストを抱いて川を渡るクリストファーは旅人の守護聖人とされ、その像は旅の安全を期すお守りになっています。 

表も裏も放射状にカットが入っているので、光の反射e畉麗です。 スターリングシルバーの板の厚みは1.5mmほどですが、St.クリストファーのレリーフ部分は少し盛り上がっていて、最大厚みは2mmほどあります。

裏面の右端にはメーカーズマーク、スターリングシルバーを示すライオンパサント、ロンドン レオパードヘッド、そして1978年のデートレターのホールマークが四つ刻印されています。

英語では 「St Christopher, The Travellers Guardian」という言い方にしばしば出会い、イギリスでは St. Christopherのアクセサリーを身に着けている人を見かけるので、どんな意味合いで身に着けているのか質問したことがあります。 

けっこうなお年の方でも身に着けていて、рェ尋ねたのは還暦過ぎのシニアの男性でしたが、やはり道中お守り、あるいは日本で言ったら交通安全のお守りみたいな意識だと聞きました。 日本にも昔から道中お守りがありましたが、イギリスにも同じような役割の品があるということ、興味深く思います。

ギリシャの古文書によれば、セント・クリストファーは、元々はローマ軍との戦闘で捕虜となった兵士で、後に殉教した人物であったようです。 今日の一般的なセント・クリストファーのイメージは、中世ラテン文化の中で、後になって創造されたものです。
セント・クリストファー 道中お守り スターリングシルバー ペンダントヘッド


No.18596 『SPECIAL FOR BEST CANARY (カナリア)』 ヴィクトリアン スターリングシルバー フォブ ペンダントヘッド with ローズゴールド デコレーション
縦の長さ(留め具含む) 4.8cm、横の長さ 3.5cm、重さ 11g、中央部の厚み 3mm、1892年 バーミンガム、11,800円

ヴィクトリアン アンティーク シルバーでありますが、おそらく未使用のまま今日に至っているものと思われ、コンディションがとても良好なヴィクトリアーナです。

銀製フォブにもいろいろありますが、ハ真の品を手にした時の印象は、かなりしっかり出来ていて、重厚感のあるヴィクトリアン アンティークだなあという感想です。

全体に銀が厚めで、一段高くなった中央の丸い部分の厚みは3ミリ繧ノもなります。 そうしますと、この丸いローズゴールド装飾部の全体厚みは、下部の銀基盤と合わせて3ミリほどになるわけで、やはりこれだけの銀の厚みとなりますと、重厚な雰囲気に大いに役立っているように思います。

今から百二十年ほど前のヴィクトリアン後期に作られたアンティークになります。 ・閧キべてを糸鋸を使って手仕魔ナ切り出していったもので、大変な時間をかけて作られた銀のアクセサリーであることが分かります。 裏面には写真O番目に見えるように、『SPECIAL FOR BEST CANARY』の彫刻があります。 

・閧ェ尖っていて危ないですから、謔闊オいには要注意です。 

ハ真l番目はサイドの写真で、厚めな銀の様qや、留め具部分のしっかりした作りがお分かりいただけると思います。

裏面のブリティッシュ ホールマークは順にメーカーズマーク、スターリングシルバーを示すライオンパサント、1892年のデートレター、そしてバーミンガム アセイオフィスのアンカーマークになります。 

ローズゴールドとシルバーのコントラストが楽しめるのもポイントになっています。 中央の丸い飾り部分はローズゴールドの薄板が載ったつくりです。 薄板とは言っても、『F&J RIPPON 1896』 を刻んだ文字彫刻の底部もすべて9カラットゴールド地ですので、9カラットゴールド板は0.5ミリほどの厚さはあろうかと思います。

9カラットゴールドは金含有量が37.5%の合金ですが、金以外には銅を多く含む場合には、その色あいは赤みがかかっていて、イギリスではローズゴールドと呼ばれます。 英国にはバラの花が好きな人たちが多いので、ゴールドにおいてもローズゴールドが好まれるのでは?と思えます。 金純度の高いイエローゴールドよりも、温かみがあってVery Britishな装飾素材と思います。

元々は時計の銀鎖の先に付ける飾りであったフォブは、今では女性用のアクセサリーとして使われることが多いようです。 ネックレスのペンダントヘッドとしたり、ブレスレットの飾りとして付けたりして、女性に好まれることから需要が多いそうで、今では英国アンティーク フォブの最大のバイヤーは米国のアンティークディーラーと聞きました。 ハ真のフォブの場合は、銀が厚めで質感があり、サイズも大きめでゴージャス感があるので、рヘデスク・閧フオーナメントとしても使ってみたいと思いました。

アメリカの長期金利上昇について、氓フようなニュースがあり、グリーンスパン≠フ言うカナリアのたとえを興味深く聞きました。 

『アラン・グリーンスパン前FRB議長は、最近の米国債利回り上昇は「坑道のカナリア」のようだとし、「米連邦政府が積み上げた前代未聞の巨額債務」に対する投痩ニの懸念を反映していると指摘した。』

カナリアはその澄んだ歌声に特徴があり、古くから珍重されてきた黄色い鳥です。 ところが、メタンや一酸化炭素といった有毒ガスにも敏感で、感知すると鳴き声が止むことから、イギリスの炭鉱では有毒ガス検知システムとして長く使われてきました。

グリーンスパン≠フ言うことは、米国債利回り上昇が、これから先々に起こるソブリンリスクにまつわる市場パニックの前兆かも知れない、それをカナリアに例えて指摘したということでしょう。

カナリアが英国の炭鉱で毒ガス検知用に使われたのは、1980年代までのことで、もう三十年ほど前のことなので、最近の人々に「坑道のカナリア」と言ってもピンと来ないかも知れません。 グリーンスパン≠ヘずいぶんシニアの方なので、こんな比喩を使われたのだと思います。

『SPECIAL FOR BEST CANARY (カナリア)』 ヴィクトリアン スターリングシルバー フォブ ペンダントヘッド with ローズゴールド デコレーション


No. 16590 Air Raid Precautions スターリングシルバー ペンダントヘッド
縦の長さ 3.85cm、最大横幅 2.6cm、重さ 8g、最大厚み 2mm強、1938年 ロンドン、9,800円

以前に同タイプのARPバッジをご紹介しましたが、ハ真の品はペンダントヘッドになります。 元々はバッジだったのではないかと思いますが、ペンダントヘッドの方が使い勝閧ェよいこともあって、気に入りました。

Air Raid Precautions とは戦時の空襲監視員あるいは防空指導員のことです。 空襲に備えるべく、警官や予備役の人たちを中心に組織されたと聞きました。 ハ真の品は1938年作になりますが、これまでに扱った同様なARP銀製品には1936年作もありました。 1936年は英国にとってまだ戦時下ではないのですが、このとき既にARPが組織され備えを始めていたことが分かります。 アンティークから歴史の検証が出来るのはおもしろいことだと思うのです。

裏面にはブリティッシュ ホールマークがしっかり深く刻印されています。 ハ真二番目で見えるように、ホールマークは順にメーカーズマーク、スターリングシルバーを示すライオンパサント、ロンドンレオパードヘッド、そして1938年のデートレターになります。

こういう品であってもホールマーク シルバーで作られているところが、余裕があると言うか、こだわりがあると言うか、戦争といっても切羽詰った感じが伝わってこないなあと思いました。

近所のゴルフ場でシニアゴルファーのおじいさんからお話を伺いました。 そのゴルフ場は1935年にオープンして七十年以上の歴史があるのですが、そのおじいさんが子供の頃に初めてプレーしたのが1942年だったそうです。 当桙ヘ戦争中でガソリンは貴重だったので、ナ刈り用のトラクターが使えず、羊を放牧してフェアウェーの芝の長さを調整していたとのこと。 「たまに羊にボールが当たって大変だったよ。」とおっしゃっていました。

そのおじいさんはイギリス貴族というわけではなくて、いわゆる叙ッにあたる方と思いますが、イギリスでは戦争中も普通の人たちがゴルフをしていたのかーと。 ガソリン不足で芝刈りが大変だったのは分かるけど、日本のおじいちゃん、おばあちゃんから聞いてきた戦争の苦労と比べると、どうでしょうか? 戦争というものは、勝つ側と負ける側では、やはり桁違いな相違があるものだと感じるきっかけになるシルバーアンティークでした。

ARP 銀製品をお求めいただいたお客様から以下のような到着確認メールをいただきました。 アンティークを手にした時に感じるものがよく伝わってきて興味深いことから、皆様にもご紹介させていただきます。

『商品無事到着いたしました。毎度のことですが、タ物はネットの画像より遥かに良いので手にとって驚いております。(あたりまえですが)技術の素晴らしさはもちろんなのですが、これは道具の手入れが万全なればこそ出来る技だなぁと…そんなところまで見えてくる素晴らしい品です。バッヂは型押しでしょうが、お国を護る人々の誇りのようなものを感じます。このバッヂをツイードジャケットの下襟に着けて、洗面器のようなヘルメットを被り双眼鏡片手におとっつぁん方がドーバー海峡上空を注汲オていたのでせう。しかし、戦時中貴金属を国をあげて接収してしまう国があるかと思えば支給してしまう国もあるのですな。ながなが失礼いたしました。まずは、到着の御報告まで。有難うございました。』

それから、ハ真二番目で下の方に並んでいる四つのホールマークのうち、左から二番目に刻印されているのがライオンパサント(=横歩きライオンの刻印)になります。 英国製スターリングシルバーの銀純度を保証するマークになり、重要な刻印です。 ライオンパサントの歴史について少し解説しておきましょう。 

横歩きライオンのマークが初めて導入されたのは今から460年ほど前の1544年のことになります。 これは当档eューダー朝のヘンリー八世が行った低品位銀貨の鋳造と関係があります。 歴史上どこの国でも財政が逼迫してくると、悪貨を鋳造することがひろく行われてきました。 日本の江戸時代にも同じようなことがあったと思います。 

銀貨と銀器がほぼ同等な価値を持っていた昔の時代にあっては、お上の定める低品位銀貨の価値でもって、高品位な銀器と交換されてしまっては、損してしまうことになります。 そこでその銀器が92.5%の銀純度であることを保証するマークとして、ライオンパサントが導入されたわけです。 

歴史や伝統に格別なこだわりを持つイギリス人は、ライオンパサント(=横歩きライオンの刻印)にも特別な愛着があって、五百年の長きにわたって、この刻印を使い続けて今日に到っております。

Air Raid Precautions スターリングシルバー ペンダントヘッド


No. 15929 シルバー クロス
縦の長さ 3.7cm、留め具を含む縦長 4.0cm、横の長さ 2.4cm、厚さ 1mm、5,800円

シルバー クロス


No. 15927 ウェーブ モチーフ ハンドエングレービング スターリングシルバー クロス
縦の長さ(留め具含まず) 2.8cm、横の長さ 1.8cm、厚み 1mm縺A5,800円

クロス内側のデザインのみならず、縁辺部を取り囲む直線部分も手仕魔ノよる彫刻です。 ルーペで観察すると、彫刻刀をあてた跡がよく分かります。 基本デザインは深めなタッチで彫られています。 深めな彫りの内側には、さらに細かな筋も見えますが、これは彫刻刀の刃先の跡でしょう。 

彫りが深めでファセット面(彫刻切面)が多様な方向に向かい、光を美しく反射するという意味で、ブライトカットに準じる彫刻技法といえるでしょう。

ルーペで詳細に見てみると、・ヘを囲む縁辺部の直線も、タはただ一筋の直線ではなく、ところによって細くなったり太くなったり、あるいは彫刻刀の行き過ぎが発見できたりと、鐡魔フ味わいを感じます。 全体として美しい彫刻が堪能できる銀のクロスに仕上がっています。

彫刻のモチーフはウェーブパターンです。 波模様モチーフには、Continuation(続いていくこと)や Eternity(永遠)という意味合いが象徴されており、ヴィクトリアンからエドワーディアンの頃に好まれたクリスチャンモチーフのデザインです。

ハ真二番目で見えるように、裏面には「SILVER」の刻印があります。 デートレターがないので製作年を特定することは難しいのですが、彫刻の様qとハンドエングレービングの技術の高さからみて、作られたのはエドワーディアンから1920年代までのあたりでしょう。

彫りの跡から彫刻刀を振るった向きまでもが窺い知れ、銀職人さんの息遣いが伝わってくるところにも惹かれるアンティークであって、身に着けるにつけ、愛着が増すクロスと思います。

ウェーブ モチーフ ハンドエングレービング スターリングシルバー クロス


No. 15662 セント・ジョージ盾 &チューダー ローズ ジョージ六世 3ペンス銀貨 ペンダントヘッド with 透かし スターリングシルバー フレーム
縦の長さ(留め具含む) 3.7cm、最大横幅 2.4cm、厚み 2mm縺A重さ 5g、3ペンス銀貨の鋳造年1941年、7,800円

セント・ジョージ盾 &チューダー ローズ ジョージ六世 3ペンス銀貨 ペンダントヘッド with 透かし スターリングシルバー フレーム



No.16798 『 I Love You 』&Oつ葉のクローバー 銀の鍵束 ペンダントヘッド
鍵一本の長さ 1.7cm、留め具円環を含む縦長 3.2cm、5,800円

キーホルダーにじゃらじゃら八本キーでありますが、よく見ると、それぞれにアルファベットが一文字ずつで、全体で『 I Love You 』のメッセージになっています。

ホールマークはありませんが、素材は銀で間違いないところです。

鍵の持ち手部分が、Oつ葉のクローバーのデザインになっているのも、メッセージ性があるように見ております。

Oつ葉のモチーフのよさにも惹かれました。 英語には「live in the clover (安楽に暮らす)」という言い回しがあり、こうした三つ葉 クローバーの良い意味合いが、このアンティークには込められています。 クローバーと安楽の繋がりについて、牧草を刈り入れしていたファーマーの方から教えていただいたことがあるので、ご紹介しておきましょう。 

牧草など植物の成長には土中の窒素分が必要ですが、クローバーは進化した植物で、大気中の窒素を直接に取り込んで養分に出来るのだそうです、そのため、クローバーのある畑は肥沃になります。 また家畜の飼料としてもクローバーの繊維質とプロテインが動物たちの成長に欠かせないのだそうです。 と言うわけで、クローバーに恵まれた農場は栄え、安楽に暮らしてゆけるということでした。
『 I Love You 』&Oつ葉のクローバー 銀の鍵束 ペンダントヘッド


No.16746 Hope, Charity & Faith スターリングシルバー ペンダントヘッド
O踪・閧フ横幅 2.0cm、ハートの横幅 0.95cm、アンカーの長さ 1.9cm、チェーンは付属していません。5,800円
クロスやハートにはカットが施されていて、光の反射e畉麗です。 可愛らしいモチーフのセットになりますが、素材の銀の厚みは1ミリほどあって、閧ノした感じはしっかり出来ています。 ハ真の品は比較的に近年の作と思われますが、イギリスにおいてこのタイプのアクセサリーは16765 O飮ットのように遠くはヴィクトリア梠繧ゥらあったもので、O氓チーフには長い歴史的背景があります。

ハート、アンカー、クロスの三飮ットは、クリスチャンモチーフの組み合わせになり、ハートにはCharity(vいやり)、アンカーにはHope(希望)、そしてクロスにはFaith(誠実)の意味合いがあります。

O踪・閧フ裏面には、ハートの左側にメーカーズマークとスターリングシルバーを示す「925」マークが刻印されています。 

現代でも馴染み深いハートのデザインですが、その歴史をたどりますと、英国におけるハートのモチーフはジョージアンの頃登場し、ヴィクトリア期に大流行した経緯があります。 

それから、рヘ海や波や船が好きなので、アンカーというモチーフには特に惹かれるのですが、モチーフとしてのアンカーにはかなり古い歴史があります。 世界jで習ったローマ梠繧フカタコンベには、クロスに見立てたアンカーがありました。 当桙ヘキリスト教が国教となる以前のことで、アンカーをクロスの代用とすることで信仰を守る必要があった時代でした。

そうした背景があって、アンカーは初期のクリスチャンモチーフとなりました。 そしてアンカーのクロス的側面を重汲キる場合には、アンカーのことを「聖クレメントのクロス」とか、「マリナーズ(船乗りの)クロス」と呼びます。 さらに時代が下って、ヴィクトリアン後期からエドワーディアンの頃になると、イギリスではシーサイドリゾートが人気となり、マリンモチーフのファッション性が好まれました。 

クリスチャンモチーフとしてのアンカーには、クロスの代用という意味合いの他にも、「Hope(希望)」や「Steadfastness(しっかりしていること)」を表象する意味合いも含まれています。 あるいはまた、船が抜錨して次の目的地に向かうという連想から、「Fresh Start(新たな出発)」をシンボライズするモチーフともなっています。

『рヘキリスト教の信仰者ではありませんが、何故かクロスにとても惹かれます。』というお便りをいただきました。 

英吉利物屋ではアンティークのクロスを扱っておりますので、関心のある方から、そういうお話があるのは珍しいことではないかも知れません。 けれども、クロスに惹かれるという話はこれが初めてというわけでなく、多くの方からお聞きしてきましたし、р烽サう感じることがあるので、なぜだろうかと考えたくなるのです。

英国アンティーク情報欄にあります 「40. 何故かクロスにとても惹かれます。その理由を英吉利物屋風に考えてみました。」 こちらをご覧いただければ幸いです。
Hope, Charity & Faith スターリングシルバー ペンダントヘッド with スターリングシルバー チェーン


No. 15960 スターリングシルバー ケルティック クロス with ピアストワーク
クロス本体の縦(留め具含まず) 3.0cm、横 1.7cm、厚み 1mm強、7,800円

透かしデザインのケルティック クロスで、デザイン性の高さに惹かれました。 

アーサー王物語の挿絵で見かけるようなこのデザインはケルティック クロス呼ばれます。 

上方透かしのブリッジ部分に見えているのは、メーカーズマークと「SILVER」刻印です。 留め具部分にもスターリングシルバーを示す「STERLING」の刻印があります。 

ケルティッククロスについて解説するサイトがありましたので、ご参考まで。 (このサイトは図柄も豊富で参考になるのですが、c念ながら現在は休~中のようです。再開したらご覧になってください。)
http://www.celtic-art.net/Symbols/Page43.htm

詳しくは上記サイトの解説をご覧いただくとして、概略だけ申し上げますと、このケルティック クロスのモニュメントは英国西部のコーンウォール地方からウェールズ、スコットランド西方諸島、そしてアイルランドに分布していて、千二百年以上前のケルト人によって建てられたものです。 今日的感覚では墓標のように思いますが、そうではなくて、ミーティング ポイントとして建立されたとあったのは面白いと思いました。

ケルティックとは「ケルト人の」という意味です。 英国jにおいてケルト系の人達とはもともとのイギリス先住民で、民族大移動によって欧州大陸方面からノルマン系住民が流入して支配的な地位を占めるようになると、汨謔ノ辺境の地へ追いやられていった人たちです。 彼らが追われた辺境とは、スコットランド、ウェールズ、英国西部のコーンウォール、そしてアイルランド等でした。 とは言っても、x配と被支配という関係だけではなく、結局は婚姻などで入り混じって今日のイギリス人が出来あがっています。 ちなみにロンドンという地名やテムズ川の名前はケルトの名称だそうですし、今日の英国人は自分たちのことをブリトンと呼びますが、このブリトンとは元々ケルトの一部族の部族名でした。

イギリスにおけるケルト諸族の歴史については、英国アンティーク情報欄にあります「32. ウェルシュ ボーダーの Weobley村」の解説記魔烽イ覧になってください。

それからついでに、円卓の騎mのアーサー王は、コーンウォールで生まれたとされる伝説的なケルトの王様です。 アーサー王伝説については、「28. Tintagel アーサー王伝説の村」の記魔烽イ参考まで。

『рヘキリスト教の信仰者ではありませんが、何故かクロスにとても惹かれます。』というお便りをいただきました。 

英吉利物屋ではアンティークのクロスを扱っておりますので、関心のある方から、そういうお話があるのは珍しいことではないかも知れません。 けれども、クロスに惹かれるという話はこれが初めてというわけでなく、多くの方からお聞きしてきましたし、р烽サう感じることがあるので、なぜだろうかと考えたくなるのです。

英国アンティーク情報欄にあります「40. 何故かクロスにとても惹かれます。 その理由を英吉利物屋風に考えてみました。」をご覧いただければ幸いです。

スターリングシルバー ケルティック クロス with ピアストワーク



No. 4054 Trinity モチーフ スターリングシルバー クロス with ハンドエングレービング
縦の長さ(留め具含まず) 3.2cm、横の長さ 1.95cm、留め具を含む縦長 3.5cm、厚み 1mm縺A5,800円
トリニティーモチーフは丸い形が多いのですが、このクロスの四隅に見られる三角形はトリニティーのヴァリエーションとみてよいでしょう。 ハ真二番目にあるように、裏面にはスターリングシルバーを示す「STERLING SILVER」の刻印があります。

闥、りのエングレービングはなかなかに繊細な仕魔ナ、ルーペを使って詳しく見てみると、少なくとも五種類の違ったタイプの彫りで全体デザインが構成されているのが分かります。 まずトリニティーの三角部分にあるブライトカット様の三つの彫り、クロスの縦方向に見える斜めの深いタッチの彫り、ジグザグラインとその左右に施されたドット状の小さな丸彫り、クロスボディーに見える縦横の細かな線彫り、最後にクロスボディーの平坦面に点在する小さな楕円状の彫りというわけです。 

ヴィクトリアンやエドワーディアンの典型的なデザインではないのですが、鐡魔フ味わいと言いましょうか、温かみが伝わってくるアンティーク クロスであると感じられます。

トリニティーの丸型が直線からなる三角になっていること、そして彫りの基本デザインも直線で構成されていることを考え合わせると、アール・デコの影響が出ているように思われます。 デートレターがないので製作年を特定することは難しいのですが、彫りの様qやデザインから判断して、作られたのは1920年代から30年代あたりではないかと考えます。

トリニティーとは、「the Father, the Son and the Holy Spirit(父なる神、qなるイエス・キリスト、そして聖霊)」の三メが一体であるとする三位一体説のことで、クロスに見える三角形の各頂点が三メをあらわしているというわけです。 

オックスフォードやケンブリッジの大学に行きますと、キングスカレッジやクイーンズカレッジなどの名前に加えて、トリニティーカレッジもおなじみです。 トリニティーという概念は、昔から重要な役割を果たして来たことがうかがい知れます。



No. 4206 ヴィクトリアン スターリングシルバー バックル
横の長さ 7.6cm、縦の長さ 4.85cm、重さ 33g、本体部分の厚み 1.5mm、留め具を含む最大厚み 4mm強、1895年 ロンドン、17,800円
ヴィクトリアンのスターリングシルバー バックルとはこういうもの、という意味で舶ィ学的な興味を惹かれるアンティークと思います。 33グラムという持ちはかりは、銀がしっかり使われていて重たいですし、爪のごっつさには圧倒されます。 今から百十O年前の銀バックルとはこういう品でありました。 

ちょっと見えにくいですが、・閧ノ配されているのは四人のエンジェルです。 

ハ真一番目で見て、バックルの右上あたりに四つのブリティッシュ ホールマークがしっかり深く刻印されています。 ホールマークは順にメーカーズマーク、スターリングシルバーを示すライオンパサント、レオパードヘッド、そして1895年のデートレターです。 O本ある爪のうち、真ん中の爪にもメーカーズマークとスターリングシルバーを示すライオンパサントが刻印されています。

最後に、この品のデートレターをご覧いただくと、その形が盾状をしていて特徴があります。 ロンドンアセイオフィスにおける19世紀のほぼ第四l半期にあたる1877年から1895年までのデートレター サイクルは「盾」と覚えておかれると、アンティークハントの時には便利です。 この時代はイギリスの国力が大いに伸張した時期にあたることから、今日においてもこの頃のアンティークに出会う可能性も高いのです。 デートレターをすべて暗記することは難しくても、「ロンドンの盾はヴィクトリアン後期」と覚えておくと役に立つでしょう。



No. 4162 スターリングシルバー クロス with ハンドエングレービング
クロス本体の縦(留め具含まず) 3.2cm、留め具を含む縦長 3.7cm、クロスの横 2.1cm、厚み 2mm縺A5,800円
ハンドエングレービングのシルバークロスで、2ミリほど厚みがあって、このサイズのクロスとしては銀が厚めなところに特徴があります。 裏面にはメーカーズマークと、「SILVER」の刻印があります。 彫りはシンプルな波模様ですが、ルーペで観察してみると、闥、りの彫刻跡には味わいが感じられます。
スターリングシルバー クロス with ハンドエングレービング


No. 6047 オリーブグリーン リーフ & ラインストーン フラワーのペンダントヘッド
ペンダントヘッド長径(留め金含まず) 2.9cm、短径 2.3cm、最大厚み 8mm、重さ 6g、7,800円
透かし模様のオリーブグリーン リーフと、ラインストーンの花を、スターリングシルバーでぐるりと囲んだペンダントヘッドです。 
ウィリアム モリスの草花模様を思わせる色合いと、ラインストーンの虹色の輝きに惹かれました。
・閧囲むフレームの幅は5ミリほどあって、側面にはスターリングシルバーを示す「925」の刻印があります。



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