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スターリングシルバー アクセサリー 5


No. 19326 ヴィクトリアン or エドワーディアン シルバープレート ヴェスタ *
縦 4.5cm、横(留め具含まず) 4.6cm、最大厚み 0.9cm、重さ 27g、ヴィクトリアン終り頃からエドワーディアン頃の英国製、8,800円

ハ真の品はヴェスタと言って、シルバープレートのマッチケースです、スワンマッチという特別なマッチを入れて使います。 縦の長さが 4.5センチあって、揩ソはかりは27グラムですので、ヴェスタとしては、大振りなタイプです。 

マッチを入れて、ヴェスタを振るとシャカシャカと音がして気分がいいし、彫刻wズ麗な一級品、なかなかに味わい深いマッチケースです。 闥、りのエングレービングが美しい品なので、揩チているだけで楽しく、そして百年以上前のアンティークになりますが、今でも実用に問題なしです。 ヴェスタのエングレービングにもいろいろありますが、この品の彫刻の繊細さはかなりレベルが高いと思います。 

深めなタッチで彫られた渦巻きウェーブの背景に影のように見える部分は、1ミリ間隔に何本もの細かさで彫刻線を引いた仕魔ナす。 條ヤと手間のかかったアンティークであることが分かります。 ハ真では解像力不足でよくご覧いただけないのが残念ですが、マグニファイイング グラスで鑑賞いただくと当桙フ限界的な手仕魔フレベルの高さに驚かれると思います。

スワンマッチはマッチ箱で擦るのではなく、映画などで見たことがあると思いますが、靴の裏などザラザラしたところに擦りつけて発火させるマッチで、日本ではロウマッチとも呼ばれます。 ヴェスタの底はギザギザになっているので、スワンマッチならこのギザギザ底での摩Cで火がつくのです。

рヘタバコは吸いませんが、アンティーク ランプやキャンドルの灯火を見ていると翌ソ着いた気分になれるので、これが日課のようになっていて、灯を入れるにはやはりヴェスタがよろしくて、そのため必品になっています。 また、ロウマッチをシュッと擦ると映画の主人公みたいな気分にもなれるので、何は無くとも火をつけてみたりもします(少し変ですが。)。 

以前にヴェスタをお買い上げいただいたお客様からは、「アクセサリーとして使用しますが、スワンマッチを収納させておいてサプライズを楽しもうと考えています。」ということで、タバコ以外の使い途という点で私と同じだったのは嬉しく思いました。

スワンマッチは英国では簡単に手に入ります。 ニュース エージェントやスーパーマーケットでも売っていることからして、愛好家が多いのだろうと思います。 スワンマッチの箱には「since 1883」とありますので、ヴィクトリアン以来の伝統というわけです。

日本でスワンマッチを入手する方法について、お客様から以下の情報をいただきましたので、ご参考ください。
『畑様
d魔ノおわれてメールチェックが遅れましてすいませんでした。スワンマッチですが、兼松日産農林というマッチ会社が日本に輸入しております。そこはマッチ愛好家のホームページを持っていて、マッチ謔闊オい店の案内や通信販売も行っています。アドレスはhttp://www.nostalgia.co.jpです。
東京都内に販売店があるので都内の方は直接買いに行くのもいいと思います。р烽「ってみましたが、いろんなマッチがあって楽しかったですよ。店の主人と話をしてみると意外とマッチ愛好家と言うのは多いようです。愛好家が増えれば入手しやすくなると思うので宣伝どうぞよろしくお願いします。(笑)
新潟は夏から冬へまっしぐらと言う感じで、日に日に寒くなっております。晩酌の酒が、焼酎の水割りからお湯割に変わるのももうすぐでしょう。それではまた』

(「英国アンティーク情報」欄にある「22.明かり、ロンドンアンティーク柾」の記魔烽イ参考まで。 рェ使っているオイルランプの写真もあります。)

いつも英吉利物屋をi疱屓いただくお客様からの最新情報によりますと、兼松日産農林のマッチ部に問い合わせたところ、スワンマッチが販売終了になっているそうです。 イギリスではどこでも手に入るようなマッチでありますことから、日本の販売店が入手することも難しいことではないように思います。 日本でもどこかで取り扱いがありますよう願っています。 あるいは、既にどこかで販売があるかも知れません、情報をお持ちの方がいらっしゃったら、教えていただければ幸いです。
シルバープレート ヴェスタ


No.18457 スターリングシルバー ヴェスタ
縦 3.6cm、横(留め具含まず) 2.9cm、厚さ 9.5mm、重さ 17g、留め具の円環直径 7.5mm、13,800円
ハ真の品はヴェスタと言って、スターリングシルバーのマッチケースです、スワンマッチという特別なマッチを入れて使います。 スワンマッチはマッチ箱で擦るのではなく、映画などで見たことがあると思いますが、靴の裏などザラザラしたところに擦りつけて発火させるマッチで、日本ではロウマッチとも呼ばれます。 ヴェスタの底はギザギザになっているので、スワンマッチならこのギザギザ底での摩Cで火がつくのです。

рヘタバコは吸いませんが、アンティーク ランプやキャンドルの灯火を見ていると翌ソ着いた気分になれるので、これが日課のようになっていて、灯を入れるにはやはりヴェスタがよろしくて、そのため必品になっています。 また、ロウマッチをシュッと擦ると映画の主人公みたいな気分にもなれるので、何は無くとも火をつけてみたりもします(少し変ですが。)。 

以前にヴェスタをお買い上げいただいたお客様からは、「アクセサリーとして使用しますが、スワンマッチを収納させておいてサプライズを楽しもうと考えています。」ということで、タバコ以外の使い途という点で私と同じだったのは嬉しく思いました。

蓋を開けると写真二番目で小さく見えているように、バーミンガム アセイオフィスのアンカーマーク、スターリングシルバーを示す「925」マーク、そしてメーカーズマークが刻印されています。 反対サイドにもスターリングシルバーを示す「925」と「STERLING」の刻印があります。

ヒンジ部分には棒状ばねの仕掛けがあって、蓋はパチンと気揩ソよく閉まります。 マッチを入れる時にはヴェスタの縦長に合わせて、納するスワンマッチをナイフで調整する必要があって、なんでそんな面倒なことを、と言われてしまいそうですが、р煌ワめて愛好家にとっては、これがノスタルジックなヴェスタ&アンティーク マッチの醍醐味なのです。 英国アンティーク情報欄にある「22. 明かり、ロンドンアンティーク柾>」の記魔烽イ参考まで。 рェ使っているオイルランプの写真もあります。

スワンマッチは英国では簡単に手に入ります。 ニュースエージェントやスーパーマーケットでも売っていることからして、愛好家が多いのだろうと思います。 スワンマッチの箱には「since 1883」とありますので、ヴィクトリアン以来の伝統というわけです。

日本でスワンマッチを入手する方法について、お客様から以下の情報をいただきましたので、ご参考ください。
『畑様
d魔ノおわれてメールチェックが遅れましてすいませんでした。スワンマッチですが、兼松日産農林というマッチ会社が日本に輸入しております。そこはマッチ愛好家のホームページを持っていて、マッチ謔闊オい店の案内や通信販売も行っています。アドレスはhttp://www.nostalgia.co.jpです。
東京都内に販売店があるので都内の方は直接買いに行くのもいいと思います。р烽「ってみましたが、いろんなマッチがあって楽しかったですよ。店の主人と話をしてみると意外とマッチ愛好家と言うのは多いようです。愛好家が増えれば入手しやすくなると思うので宣伝どうぞよろしくお願いします。(笑)
新潟は夏から冬へまっしぐらと言う感じで、日に日に寒くなっております。晩酌の酒が、焼酎の水割りからお湯割に変わるのももうすぐでしょう。それではまた』
スターリングシルバー ヴェスタ


No. 19154 ヴィクトリアン スターリングシルバー 蓋付き ガラスボトル
高さ 23.3cm、底面縦横 5.6cm*5.6cm、銀蓋の直径 3.4cm、1895年 バーミンガム アセイオフィス、12,800円

ブリティッシュ シルバー ホールマーク完備しています。

ヴィクトリアン スターリングシルバー 蓋付き ガラスボトル


No.19132 グッドラック Live in The Clover  Oつ葉のクローバー モチーフ 銀製 け皿
謔チ手から取っ手までの長さ 15.0cm、横幅 7.5cm、高さ 1.7cm、重さ 63g、中央の楕円銀板の長径 5.0cm、短径 2.6cm、14,800円

Live in The Clover Oつ葉のクローバー モチーフが素敵な銀製の受け皿です。 ハ真二番目に見えるように、裏面に取り付けられた四脚で立つ構造になっています。 ホールマークはありませんが、素材は純銀で間違いありません。 イギリスにおける三つ葉のクローバーは、グッドラック モチーフの一つになっており、そうした背景があって作られた品と考えられます。

見たところ、透かしが卓越したデザインでありますが、重さが63グラムといえば、2オンス相当の銀が使われているわけで、これはけっこうな銀の量と言ってよいでしょう。 閧ノしてみると、揩ソはかりが感じられますし、しっかり作られた銀製の受け皿という印象です。

小物を入れたり、チョコレートやお菓子を出すときに使ったり、玄関に置いて鍵置き場など、用途は様々にお使いいただけるかと思います。

Oつ葉のモチーフのよさに惹かれます。 英語には「live in the clover (安楽に暮らす)」という言い回しがあり、こうした三つ葉 クローバーの良い意味合いが、この銀製アンティークには込められています。 クローバーと安楽の繋がりについて、牧草を刈り入れしていたファーマーの方から教えていただいたことがあるので、ご紹介しておきましょう。 

牧草など植物の成長には土中の窒素分が必要ですが、クローバーは進化した植物で、大気中の窒素を直接に取り込んで養分に出来るのだそうです、そのため、クローバーのある畑は肥沃になります。 また家畜の飼料としてもクローバーの繊維質とプロテインが動物たちの成長に欠かせないのだそうです。 と言うわけで、クローバーに恵まれた農場は栄え、安楽に暮らしてゆけるということでした。

Live in The Clover Oつ葉のクローバー グッドラック モチーフ 銀製 け皿


No. 19131 スターリングシルバー &マザー オブ パール クロス ペンダントヘッド
上部の留め具を含む縦の長さ 5.3cm、クロス本体の縦 4.6cm、横 3.6cm、厚み 2mm、重さ 14g、12,800円
スターリングシルバーのフレームに、マザー オブ パールがはめ込まれた細工です。 ハ真二番目に見えるように、裏面には素材がスターリングシルバーであることを示す「925」刻印があります。

閧ノした感じは、かなりしっかりした銀塊という風情です。 ハ真O番目のように、サイドから見ても、かなりの厚みが感じられるのがお分かりいただけるでしょう。 また眺める角度の違いによって、マザー オブ パールから温かみのある輝きがこぼれるように見えてくるのが特徴的です。

マザー オブ パールという素材はミルクホワイトの輝きが内側からこぼれてくる感じで、光に当たると見えてくるうっすらとした虹色の輝きe畉麗です。 

マザー オブ パールの品をお買い上げいただいたお客様から、氓フようなお便りをいただきましたので、ご紹介させていただきます。
『竊の白蝶貝のうっすらとした輝きがとてもヌY麗です。 まるで、嵐が来る前の空のようだと思いました。 上空を凄い速さで白い雲が流れていく中、梵ワ、空全体がぱあっと明るくなる様qゃ@髴とさせます。』

イギリスは一日の中でもお天気の移り変わりが激しくて、さっきまで晴れていたかと思うと、一転してにわかに雲が天を覆うことも多く、お客様からの文章にあったような光景をしばしば目にいたします。 なるほどと、マザーオブパールをとてもよく形容しているように思いました。

『рヘキリスト教の信仰者ではありませんが、何故かクロスにとても惹かれます。』というお便りをいただきました。 

英吉利物屋ではアンティークのクロスを扱っておりますので、関心のある方から、そういうお話があるのは珍しいことではないかも知れません。 けれども、クロスに惹かれるという話はこれが初めてというわけでなく、多くの方からお聞きしてきましたし、р烽サう感じることがあるので、なぜだろうかと考えたくなるのです。

英国アンティーク情報欄にあります「40. 何故かクロスにとても惹かれます。 その理由を英吉利物屋風に考えてみました。」もご覧いただければ幸いです。
スターリングシルバー &マザー オブ パール クロス ペンダントヘッド


No. 19130 シルバーフレーム エリザベス二世 戴冠記念 5シリング エナメルワーク コイン ペンダントヘッド
直径 4.0cm、留め具を含む縦の長さ 5.2cm、最大厚み 4mm、全体の重さ 35g、5シリングコインは1953年鋳造、11,800円


エリザベス二世 戴冠記念 5シリングコインにエナメルワークを施したペンダントヘッドとなっています。 エナメルの反射光に奥行きが感じられて、装飾性が高いので、全体として美しいペンダントヘッドに仕上がっております。 カバーガラスに覆われているので、いつまでもエナメルの美しさを保てるのもよいでしょう。 エナメルコインを取り巻くフレームの下方には、フレーム素材が銀であることを示す「SILVER」の刻印があります。

ハ真一番目と二番目に見えるように、表サイドはエリザベス女王の乗馬pです。 裏面は写真O番目のようなデザインで、中央には王冠、l方向に楯状飾りがあって、スリーライオンの盾が二つ、ライオンランパントの盾が一つ、そしてハープの盾が一つあります。 さらに盾の間に見える四つの草花は、イングランドの国花であるバラ、スコットランドのアザミ、ウェールズのリーク、北アイルランドのシャムロックであり、lつ合わせてイギリス連合王国の統合を象徴しています。

シリングとは1971年に廃~されたイギリス旧通貨制度における貨幣単位で、今ではもう存在していません。 

1971年までのイギリスでは、1ポンド=20シリング=240ペンスでありました。 こんな十進法でない通貨体系で千年ほどやってきたイギリスであったのです。 ポンド、シリング、ペンスと三つの単位を持っていた英国の旧通貨単位はなんだかとても複雑で、十二進法が混じっているので計Zするのも億劫です。 

そんな背景があって、今ではもうないシリングという言葉の響きにノスタルジーを感じるイギリス人が多いようです。

エナメルワークとは日本語で言うと「オ宝焼き」のことで、金属にガラスソv縉薬を焼き付ける装飾技法です。 元々は古代エジプトに起源を持ちますが、奈良時代には日本にも伝来しました。 その後、オ宝焼きは日本で技術的な発展を遂げ、ヴィクトリア梠繧フ英国では、逆に日本の技術が大いに研究もされました。 このあたりの経緯は、「英国アンティーク情報」欄の「10.エルキントンミのシルバープレート技術と明治政府の岩倉g節団」後半に解説がありますので、ご参考まで。 

英吉利物屋ではヴィクトリアンの品を扱うことが多いので、五十年前というと新しい感じもするのですが、当桙振り返ってみると、やはりずいぶんと古い歴史の中の時代であることが分かります。 

この品が作られた当桙フ英国相は、第二次大戦を勝ち抜いたあのチャーチル相です。 そしてこの頃にロンドンで起こったのが有名な「Great Smog」でした。 1952年12・日、ロンドンでは折りからの寒さの中、風が止み濃い霧がたち込み始めました。 この霧はそれから3日間ロンドンを覆うことになります。 寒さで人々が石炭ストーブをどんどん焚くものですから、霧の原因となる微粒子核が撒き散らされて、霧がどんどん深くなっていったのです。 ものすごい霧で、2〜3メートル先はおろか、伸ばした自分の指先さえはっきり見えなかったと伝えられています。 映画館や劇場でもドアの隙間から霧が入り込んで、スクリーンや舞台が見えず、キャンセルが相氓ャました。 そして濃霧による交通事故や不清浄スモッグによる呼吸器障害のために、ロンドンで四千人もの死メが出る大惨魔ニなったのです。 

昔からロンドンと言えば、霧の街として有名でしたが、「Great Smog」は長いロンドンの歴史の中でも最悪の出来魔ニなりました。 そしてこれを契機に数年後の1956年には清浄空気法が定められることとなったのです。 石炭ストーブ梠繧フ「Great Smog」のエピソードは今日では考えられない出来魔ナすが、この品が作られた時代に思いをいたす面白い手掛かりにはなるでしょう。

イギリスの昔のお金についてですが、1ポンド=20シリング=240ペンスなので、「1シリング」=「12ペンス」になります。 

昔、サマセット・モームの「撃ニ六ペンス」の題名を初めて見た時に、なぜ六ペンスなのかと思ったものですが、十二進法の通貨単位では、ちょうどきりがよい数嘯ナもあるのです。
1971年になってようやく旧通貨制度が廃~され、1ポンド=100ペンスのすっきりした十進法の制度に代わって現代に至っています。 

この十二進法梠繧フ名残が、今日の英国人の暮らしにまだ残っていることに、気が付きました。 娘が通ったイギリスの小学校では、掛け算の九九のことを「Times Table」と呼んで、低学年の子供たちは日本と同じように暗唱するまで練習します。 ところが日本と違うのは「一の段」から始まる九九が「九の段」で終わらないのです。 イギリスの九九は12*12まで覚えます。 日本の九九は81通りですが、英国の九九は12*12=144通りです。 今日の十進法の暮らしなら「十一の段」や「十二の段」は不要なはずですが、ずいぶん昔の名残が未だに残っていて、先生たちも「十二の段」まで教えないと翌ソ着かないのでしょう。

このややこしい12進法の呪縛をイギリス人にかけたのは、一千年近く前にイングランドを征服してノルマン王朝を開いた、元々はフランス貴族のノルマンディー公ウィリアム(=ウィリアム一世)だったことが知られています。 彼がやってくる前のサクソン梠繧フイングランドでは、「1シリング」=「5ペンス」だったものを、この新しい征服メが「1シリング」=「12ペンス」にせよと定めたのでした。 そしてその後、お金の単位については1971年までウィリアム一世の定めが守られてきたわけで、そしてまた、今でも21世紀の子供たちが「十二の段の九九」を習っているわけなのです。

シルバーフレーム エリザベス二世 戴冠記念 5シリング エナメルワーク コイン ペンダントヘッド


No. 18913 ヴィクトリアン クラウン銀貨 ペンダントヘッド with シルバーフレーム
直径 4.05cm、重さ 32g、留め具を含む縦長 5.0cm、銀のフレーム最大厚み 4mm、クラウン銀貨の鋳造年 1890年、14,800円

ヴィクトリアンのクラウン銀貨がシルバーフレームに入ったペンダントヘッドになり、揩チた感じはかなりずっしりしています。 デザインはセント・ジョージがドラゴンを退治している様qで、反対サイドは写真二番目にあるようにヴィクトリア女王の横顔です。  銀貨を取り巻くフレームには、銀素材であることを示す「SIL」の刻印があります。

余談ながら、元祖セント・ジョージの国であるグルジア共和国に行ったことがあります。 日本語ではグルジアと言いますが、英語では Georgia であって、この国名はSt. George(セント・ジョージ)そのもの。 歴史的にもセント・ジョージのドラゴン退治伝説は元々グルジア起源であります。 グルジア国はトルコ共和国の東方、黒海とカスピ海に挟まれたコーカサスR脈の山あいに位置しております。

当桙ヘソビエト連邦の崩壊前で、都トビリシを歩く外国人である私に興味を持つ若者たちがあり、「あなたはここ数日、街を見て歩いてますね。」と声をかけられた時にはちょっと驚きましたが、仲良くなって街の案内をしてもらいました。 トビリシ丘陵にある公園までケーブルカーで登って、途中にあったスターリンのお母さんのお墓だというのを見せてもらった記憶があります。 また、当桙フトビリシでは、よそ者と行動するのはいけないことで、民警の人が後をつけて見張っていました。 そんな昔もあったなあと、セント・ジョージ=グルジアというと思い出します。

どこを見ても五千円とか一万円といった数嘯フ記述がないのは不v議な気がしますが、クラウン銀貨はヴィクトリア梠繧フ5シリング(=0.25ポンド)にあたります。  クラウン(王冠)銀貨という名前が示しているように、この銀貨は最高額銀貨でありました。 サイズが大きく重たいので実用向きとは言えず、しまっておかれることも多かったようです。 

馬に乗ったセント・ジョージにドラゴンが踏みつけられているのは、ちょっとかわいそうですが、このドラゴンは王様の娘を遂疝として食べようとした悪いドラゴンなので、d方がありません。

セント・ジョージは古代ローマ梠繧フ殉教者で、そのドラゴン退治伝説は元々はグルジアに起源があり、キリスト教徒にとっては共通のバックグラウンドになります。 歴史を紐解けば、遠く遡ること五世紀のフランク王国メロビング朝をはじめとして、いろいろな国々で守護聖人として大事にされてきました。

ところがヴィクトリア梠繧フイギリスはセント・ジョージを好んで、金貨や銀貨のデザインとして採用したり、白地に赤十嘯フセント・ジョージ・クロスをイングランドの国旗として採用したりしてきたので、今では他の国々より一歩抜きん出て、ゥ由の女神がアメリカを象徴するかのように、セント・ジョージ=イングランドのような感じになって現代に至っております。

サッカーのワールドカップで、セント・ジョージ・クロス旗で応援されるイングランドチームを見せつけられると、やはり他の国は一歩も二歩も譲らざるを得ない、そんな雰囲気でしょうか。

遠い昔の銀貨というのは、なんというか、トレジャーハントに通じるロマンを感じますし、クラウン(王冠)銀貨という名前も素敵ですし、大きくてシルバーの重みを感じさせてくれるゴージャス感が好きなのです。

重くて豪華な印象からも想像はつきますが、クラウン銀貨は当桙ニしても相当額であったようで、そのために使用頻度が低いままに保存されて今に至っている銀貨もあるようです。 ではいったい、クラウン銀貨はヴィクトリア梠繧ノどのくらいの価値を持っていたのでしょうか、それを知るために当桙ニ現在の物価について比較できる情報を集めてみましょう。

Roger Bootle≠フ「The Death of Inflation」という本によれば、ヴィクトリア梠繧ヘ長期にわたって物価が安定した時代だったようです。 例えば、ロンドンタクシーの前身である乗合馬ヤの初乗り運賃は1694年に1マイル当り1シリング(つまり現代の0.05ポンド)と設定され、この運賃がヴィクトリア梠繧通じて変わらなかったことが紹介されています。 今日、ロンドンタクシーで1マイル乗ると、渋滞がなければ3.5ポンドほどですが、タ際には5ポンドほどかかるのではないでしょうか。 この比較でみると、今日の物価はヴィクトリア梠繧ニ比べて70倍から100倍になっていると考えられます。 

また、シャーロック・ホームズの話には、ヴィクトリア梠繧フ給料や家賃についての記述があるので検討してみると、ロンドン ロンバート街の株ョブローカーの週給が3ポンドとか、郊外のこぎれいな別荘の年間家賃が80ポンドなどとあり、この面から見てもやはり、ざっくり100倍とみてよさそうです。

それから、『特命全権大使 米欧回覧タ記(二)(英国編)』によれば、バーミンガムのペン製造工場について以下のような記述があります。 「ウェルス♂・ミのペン製造場に至る。...中略...職人に婦人多し、その給料は一日に平均2シリング半、」

そうしますと、クラウン銀貨とは比較的高給なロンドンのサラリーマンが一日働けば二枚得られる金額で、ペン工場の事例で言えば二日分の日給に当たる金額になります。

『特命全権大使 米欧回覧タ記(二)(英国編)』については、英国アンティーク情報欄の「10.エルキントンミのシルバープレート技術と明治新政府の岩倉g節団」の記膜續シの解説もご参考ください。

百年以上昔の金銀複本位制とはどんなものか、もう少し考えてみましょう。

ヴィクトリア梠繧ノはクラウン銀貨、ハーフクラウン銀貨、シリング銀貨などが流通していました。 ここで1クラウンは5シリング(=0.25ポンド)にあたります。 それぞれの重さはクラウン銀貨28.28グラム、半クラウン銀貨14.14グラム、シリング銀貨5.66グラムです。 すなわちクラウン:半クラウン:シリング=5:2.5:1の関係がありました。 つまりは、ヴィクトリア梠繧フマネーは銀の重さによって、その価値が直接保証されていたのです。

さらに、高額貨幣であった金貨を通じて外国との関係を見てみましょう。 ヴィクトリア梠繧フイギリスでは、1ポンドの英国金貨は7.32グラムのゴールドとして定義されました。 そして米国の1ドルは1.50グラムのゴールドと1837年に決められました。 そうすると、金本位制を採用する英米二国間においては、1ポンドが4.88ドルとなって為替レートは固定されます。

この金本位制の仲間に、マルクやフランや円も加わることによって、国際金本位通貨体制が出来ていました。 ノーベル経済学賞のマンデル教授は、その本ソを分かりやすく表現しています。 「国際的な金本位制のもとでは、ポンド、フラン、マルク、円、ドル等々は、特定の重さのゴールドの名前にすぎない。」

現代では主要な通貨間では変動為替相場が一般ですが、ヴィクトリア梠繧フ国際社会においては、ゴールドをアンカーにした固定為替相場がスタンダードであったのです。 

古い時代の為替相場のお話でしたが、この問題は今日的なテーマでもあります。 このところ、双qの赤字(財政赤字と経常赤字)を抱えるギリシャが破綻しそうだ、ドイツは前向きに助けてくれるのかどうか、ユーロ圏では大問題になっております。 そして、「ギリシャ問題の解決を、ドイツの納税者に頼むことはできない。(独経済大臣)」というのがドイツの姿勢らしいです。 だらしないギリシャの財政赤字の尻拭いは反対というのがドイツ国民の感情で、ごもっともと言いたいところです。

ところが、この問題は、かつて列強国間の利害を調整できず、崩壊していった金本位制の再現バージョンとも考えられるのです。 ユーロの国々が、それぞれ別々の国でありながら、共通通貨ユーロを使うことは、ゴールドをアンカーに固定相場を採用していた昔の国々と、ほぼ同様な立場にあることを意味します。 

国民経済計Zの恒等ョ Y=C+I+G+NX を使って、Y(国民所得)と C(消費)と I(投早jを与件とすると、G(政府x出)と NX(純輸出)の間には結びつきがあって、財政赤字と経常赤字は同時に起こりがちと理解できます。 一方でドイツは輸出強国ですが、ユーロ圏内での貿易が過半を占めています。 ドイツの貿易黒嘯ヘ、ギリシャやスペインやポルトガル等々の貿易赤字なのです。

ユーロを導入したギリシャは、為替レートを固定されて、輸出強国ドイツの草刈場となってきたと言えなくもない状況です。 対するドイツは、共通通貨ユーロのおかげもあって貿易黒嘯積み上げやすく、ドイツが懸命に働いて貿易黒嘯増やすと、それがギリシャの貿易赤字と、ひいては財政赤字にも寄与する図ョが、すべてではないにしても、問題の根っこにあります。

共通通貨を導入したからには一蓮托生、ギリシャがだらしないから問題が起こったと言い切れない、本当は抜き差しならぬ関係になっているのですが、それをドイツの選挙民に説明できるドイツの政治家はあまりいないでしょう。 一緒にユーロを使っているのに、そこから起こる問題に対して、「ギリシャ問題の解決を、ドイツの納税者に頼むことはできない。」となってしまうのは、通貨統合したけれども、政治が別々だからです。

百年前の国際金本位制は、結局のところ崩壊し、世界大戦につながっていきました。 ギリシャ問題を発端にユーロも崩壊していくのか、それともユーロ圏の政治統合が進んでいくのか、通貨ユーロの信任は?と考えていくと、ドルや円やゴールドや銀の値段にも跳ね返ってくる古くて新しい問題であって興味の尽きないところです。

ヴィクトリアン クラウン銀貨 ペンダントヘッド with シルバーフレーム


No. 18912 マルティーズ クロス シルバー ブローチ
縦の長さ 4.3cm、最大厚み(留め具含まず) 4.5mm、重さ 5g、5,800円
フィリグリー(金や銀などの線条細工)が美しい、銀のマルティーズ クロス ブローチです。 繊細なつくりで、大きめサイズであることから、ゴージャスな印象のクロスと思います。 銀素材ですので色変わりがありますが、銀磨き液に少し浸けていただくと、元通りの銀の輝きを簡単に取り戻すことが出来ます。

このクロスをご覧いただくと、中央から四隅までが等距離で、中央から放射状のデザイン、そしてクロスl隅の先端部が「V」嚮`をしており、これはマルティーズ クロスの特徴を備えております。 

マルティーズ クロスとは、十嚮R遠征時代に作られたマルタ騎m団の紋章です。 

以前にマルタ騎m団の方と会ってお話を伺ったことがあります。 世界jの教科書に出てきた騎m団の人が現代にもいるなんて、初めはジョークかと思いましたが、そうではないことを知りました。

元々は12世紀頃に巡礼者保護の目的でエルサレムで活動をはじめた聖ヨハネ騎m団でしたが、16世紀には地中海のロードス島に領土を持ち、その後はマルタ島に移ったことから、マルタ騎m団と名前を変えて現在まで続いているのです。 18世紀にはナポレオンとの戦いに敗れて、領土を失っております。 面白いのは、その後も国際法上の主体として認知され、活動を続けていることです。 現在でも国際連合のオブザーバーであり、蛯ニして医療活動に従魔オているとのこと。 

お会いしたのがベルギーはリールという街にある、昔の巡礼宿を改装したコンポステールというレストランでした。 マルタ騎m団の人が、21世紀の今でもいるんだ、お話を伺って、なんだか、遠い巡礼の昔、十嚮R梠繧ノタイムスリップしたような気分になりました。

ちなみに、中世ヨーロッパの三大騎m団とは、上記の聖ヨハネ騎m団の他に、テンプル騎m団とドイツ騎m団を含めた三つを言います。 
ついでに、『十嚮R騎m団 (講談ミ学術文庫)橋口 倫介著』は、中世の騎mの暮らしぶりなど分かって興味深い本です。
マルティーズ クロス シルバー ブローチ


No.18081 銀の花 ピアストワーク シルバー ペンダントヘッド
楕円の長径 2.15cm、短径 1.65cm、最大厚み 2mm縺Aスターリングシルバー チェーン一周の長さ 47cm、5,800円
大きな銀の花一輪、小花の可愛らしさに惹かれました。 凝ったつくりでメインの大きな花は、花びらが二重の細工になっています。 

側面から見ると、銀フレームは2ミリの厚みがあって、しっかりした作りと思います。

裏面のフレーム上部には、素材がシルバーであることを示す「SIL」刻印があります。 刻印面が狭いので文字の上部が切れていますが、これは「SIL」刻印で間違いないでしょう。 
銀の花 ピアストワーク シルバー ペンダントヘッド


No. 18109 スターリングシルバー&マルカジット 飾り留め
長さ 3.7cm、重さ 7g、飾り部分の銀の最大厚み 3mm、最大厚み 6mm、大きいマルカジットの直径 2mm強、8,800円
透かしのスターリングシルバーにマルカジットがいっぱいです。 バネの効きがよくてパチンと気揩ソよく開閉して留まります。 ハ真二番目のように、透かし銀フレームの裏面には「STERLING SILVER」の刻印があります。 ばね板はシルバー素材ではありませんが、この方が銀より硬い素材なので、バネがよく効き、かつ丈夫で安心でしょう。

マルカジットは丸い粒の表面が六角錐になった鉱物で、マーカサイトと発音されることもありますが、рフ周りのイギリス人は皆マルカジットと発音するので、それに従っています。 光沢のある六角錐状の表面が、光を様々な方向に反射して美しい為に、古くから装飾品に多く使われてきた素材です。 

以前に英吉利物屋のお客様と以下のような遣り取りがあり、「マルカジット」というと、いつもそのことを思い出します。

お客様からのメール:
『もう15年ほど前になりますが、母から、イギリスの1950-60年頃のデットストックだというシルバーの指輪をもらったことがあり、その指輪に、「マルカジット」という石が使われていたのです。 日本語で聞くとなんだか可笑しな名前なので、母が聞き間違えたのではないかと思い、鉱石の本で調べたり知人に聞いたりしたのですが、はっきり分からず、アクセサリーを扱うお店などでも、同じ石が見つからず、いつしか諦めていました(当桙ヘ、まだインターネットなどありませんでしたし)。 そこで、そちらで扱われていらっしゃるアクセサリーに、はっきりと「マルカジット」と書いてあり、久しぶりに、母がくれた指輪のこと、そして可笑しな名前の石のことを思いだしたのです。』

рゥらの返信: 
『「マルカジット」のお話、興味深く拝読させていただきました。 Marcasiteは「白鉄鉱」ですが、日本で発音するときは「マーカサイト」と言われる場合が多いようです。英語辞書で発音記号を見ても「マーカサイト」に近いのですが、イギリス人の発音は「マルカジット」に聞こえます。 アメリカ英語とイギリス英語で発音が違うのだと思います。р烽アちらでは皆「マルカジット」と言うので、それに倣っています。お母様が聞かれた発音も「マルカジット」だったのでしょう。』
スターリングシルバー&マルカジット 飾り留め


No. 18853 スターリングシルバー フレーム入り ジョージ六世 ラッキーシリング エナメルワーク ペンダントヘッド
縦の長さ(留め具含む) 3.4cm、直径 2.45cm、厚み3mm、重さ 7g、シリングは1951年鋳造、9,800円

「シリング(Shilling)」という、今では廃~されてしまってもうない貨幣単位のノスタルジックな響きと、エナメルワークの美しさに惹かれました。 シリングを囲んでいるフレームはスターリングシルバーで、「SILVER」の刻印があります。

大きな王冠の上に両手に剣を持ったライオンが座っています。 ライオンの頭上にもクロスの付いた王冠があり、赤いエナメルで装飾されています。 下部の大きな王冠はゴールド、赤、青、黄色、茶色のエナメル装飾です。 両サイドのシールドは黄色と黄緑のエナメルです。 背景部分は黒エナメル、そしてライオンと「ONE SHILLING」や「1951」の文字や数嘯ヘゴールド エナメルになっています。 

ハ真二番目で裏面に見えるジョージ六世の横顔はゴールド エナメルで、背景部分は表と同様な黒エナメルとなっています。 

肖像は現女王エリザベス二世の父君にあたる英国王ジョージ六世です。 「王位を賭けた恋」で有名なエドワード八世が劇的な退位を遂げた後に、急膀、英国王になったのがジョージ六世でした。 ご本人も自分が国王向きなパーソナリティーであるとは思っていなかったようで、それまでに国王になる準備がまったく出来ていなかったこともあって、初めのうちは周囲からも大丈夫だろうかと心配されました。 

ところがその後の対ドイツ戦争中に、側近たちがバッキンガム宮殿からの疎開を進言したのに、それを拒んで、爆撃を受けるロンドンから執務を続けたことで、国民の人気が上がりました。 戦争中のロンドンはしばしばドイツの爆撃機が来たり、さらにはV1やV2と呼ばれるミサイルまでもが飛んでくる危険な状況でありました。 そんな中でロンドンにあって英国民を鼓舞し続けたジョージ六世の評価が上がったのは当然と言えば当然でしたが、さらには王妃や子供たちを大切にする理想的な家庭の夫であったことも、「良き王」として英国民の尊敬を集める理由となったのでした。

イギリスにおけるシリングは1920年にスターリング純度925から純度500に変更となって、それが第二次大戦後の1946年まで続いております。 ハ真の品は1951年鋳造なので、銀貨ではありませんが、ラッキーシリングというモチーフのよさと、エナメルワークの組み合わせはポイントになりましょう。

『裸の王様』、『みにくいアヒルの子』、『人魚姫』などで有名なアンデルセンの作品の中に、19世紀半ばに書かれた『シリング銀貨』というおとぎ話があります。 外国旅行に出かけた英国紳mの財布にあった一枚のシリング銀貨が、異国の地で財布からこぼれてしまい、いろいろな人たちを巡りめぐって、最後には元々の持ち主であった英国紳mのもとに戻ってくるというストーリーです。 

物語の中で、シリングに穴をあけて糸を通し「Lucky Shilling」として身に着けるという話が出てきます。 シリングは大き過ぎず、小さ過ぎず、ペンダントヘッドにちょうど良いサイズであることとも遠いヴィクトリアンの時代よりラッキーシリングとして好まれてきた背景であるようです。 

いつもヴィクトリアンやエドワーディアンの品をご紹介することが多いので、六十年ほど前の品というと、新しいようにも感じるのですが、この品が作られた時代を振り返ってみると、やっぱりずいぶん昔だと思えてきます。 ハ真の品が作られた頃に起こったのが、有名なロンドンの「Great Smog」であります。

1952年12・日、ロンドンでは折りからの寒さの中、風が止み濃い霧がたち込み始めました。 この霧はそれから3日間ロンドンを覆うことになります。 寒さで人々が石炭ストーブをどんどん焚くものですから、霧の原因となる微粒子核が撒き散らされて、霧がどんどん深くなっていったのです。 ものすごい霧で、2〜3メートル先はおろか、伸ばした自分の指先さえはっきり見えなかったと伝えられています。 映画館や劇場でもドアの隙間から霧が入り込んで、スクリーンや舞台が見えず、キャンセルが相氓ャました。 そして濃霧による交通事故や不清浄スモッグによる呼吸器障害のために、ロンドンで四千人もの死メが出る大惨魔ニなったのです。 

昔からロンドンと言えば、霧の街として有名でしたが、「Great Smog」は長いロンドンの歴史の中でも最悪の出来魔ニなりました。 そしてこれを契機に数年後の1956年には清浄空気法が定められることとなったのです。 

石炭ストーブ梠繧フ「Great Smog」のエピソードは今日では考えられない出来魔ナすが、この品が作られた六十年ほど前という時代に思いをいたす面白い手掛かりにはなるでしょう。

エナメルワークとは日本語で言うと「オ宝焼き」のことで、金属にガラスソv縉薬を焼き付ける装飾技法です。 元々は古代エジプトに起源を持ちますが、奈良時代には日本にも伝来しました。 その後、オ宝焼きは日本で技術的な発展を遂げ、ヴィクトリア梠繧フ英国では、逆に日本の技術が大いに研究もされました。 このあたりの経緯は、「英国アンティーク情報」欄の「10.エルキントンミのシルバープレート技術と明治政府の岩倉g節団」後半に解説がありますので、ご参考まで。 

イギリスの昔のお金についてですが、1ポンド=20シリング=240ペンスなので、「1シリング」=「12ペンス」になります。 ポンド、シリング、ペンスと三つの単位を持っていた英国の旧通貨単位はなんだかとても複雑で、十二進法が混じっているので計Zするのも億劫です。
昔、サマセット・モームの「撃ニ六ペンス」の題名を初めて見た時に、なぜ六ペンスなのかと思ったものですが、十二進法の通貨単位では、ちょうどきりがよい数嘯ナもあるのです。
1971年には旧通貨制度が廃~され、1ポンド=100ペンスのすっきりした十進法の制度に代わって現代に至っています。 

この十二進法梠繧フ名残が、今日の英国人の暮らしにまだ残っていることに、先日気が付きました。 娘が通ったイギリスの小学校では、掛け算の九九のことを「Times Table」と呼んで、低学年の子供たちは日本と同じように暗唱するまで練習します。 ところが日本と違うのは「一の段」から始まる九九が「九の段」で終わらないのです。 イギリスの九九は12*12まで覚えます。 日本の九九は81通りですが、英国の九九は12*12=144通りです。 今日の十進法の暮らしなら「十一の段」や「十二の段」は不要なはずですが、ずいぶん昔の名残が未だに残っていて、先生たちも「十二の段」まで教えないと翌ソ着かないのでしょう。 

このややこしい12進法の呪縛をイギリス人にかけたのは、一千年近く前にイングランドを征服してノルマン王朝を開いた、元々はフランス貴族のノルマンディー公ウィリアム(=ウィリアム一世)だったことが知られています。 彼がやってくる前のサクソン梠繧フイングランドでは、「1シリング」=「5ペンス」だったものを、この新しい征服メが「1シリング」=「12ペンス」にせよと定めたのでした。 そしてその後、お金の単位については1971年までウィリアム一世の定めが守られてきたわけで、そしてまた、今でも21世紀の子供たちが「十二の段の九九」を習っているわけなのです。
スターリングシルバー フレーム入り ジョージ六世 ラッキーシリング エナメルワーク ペンダントヘッド


No. 18852 ウェーブパターン ハンドエングレービング スターリングシルバー クロス
縦の長さ(留め具銀円環含む) 3.7cm、クロス本体の縦長 3.2cm、横の長さ 2.05cm、銀の厚み 2mm、9,800円

ウェーブパターン ハンドエングレービング スターリングシルバー クロス


No.19101 一粒銀 ふっくら ハート スターリングシルバー ペンダントヘッド
ハートの横幅 1.4cm、留め具を含む縦長 2.1cm、ハートの最大厚み 6.5mm、5,800円
フォロー(中空)構造をした一粒銀のペンダントヘッドです。 

ハ真二番目にあるように、サイドから見ると、ハートのふっくら感はかなりのもので、愛らしい銀のハートです。 

留め具の部分には素材のスターリングシルバーを示す「925」刻印があります。
一粒銀 ふっくら ハート スターリングシルバー ペンダントヘッド


No. 18864 ヴィクトリアン スターリングシルバー ブライトカット バックル with ブリティッシュ ホールマーク
縦の長さ 2.2cm、横の長さ 2.8cm、厚さ 1mm、1900年 バーミンガム アセイオフィス、11,800円
今から百十年以上前に作られたヴィクトリアンのスターリングシルバー バックルです。 未使用品のようでコンディションが良好です。 縦横方向にタイプの違ったブライトカットが施され、光の反射e畉麗です。 

こういう美しいアクセサリーをシルバー素材、かつハンドエングレービングで作っていたヴィクトリア梠繧ノは、感心せざるをえません。 タ用品でありますが、お手入れして銀の輝きを眺めているだけでも楽しい気分になれるヴィクトリアーナと思います。

ブライトカットは18世紀の終わり頃から、英国においてその最初の流行が始まりました。 ファセット(彫刻切面)に異なった角度をつけていくことによって、反射光が様々な方向に向かい、キラキラと光って見えることからブライトカットの呼び名があります。 この装飾的なブライトカット技術が初めて登場したのは1770年代でしたが、それは良質の鋼(はがね)が生産可能となってエングレービングツールの性能が向上したことによります。

ブリティッシュ ホールマークがどれもしっかり深く刻印されているのも、この品のよい特徴です。 ハ真O番目に見える裏面のホールマークは順にメーカーズマーク、スターリングシルバーを示すライオンパサント、バーミンガム アセイオフィスのアンカーマーク、そして1900年のデートレターになります。 
ヴィクトリアン スターリングシルバー ブライトカット バックル with ブリティッシュ ホールマーク

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