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スターリングシルバー アクセサリー 3


No. 19301 スターリングシルバー GOOD LUCK ホースシュー ペンダントヘッド SOLD
ホースシューの横の長さ 2.4cm、縦 2.3cm、最大厚み 3mm、1932年 バーミンガム、SOLD
横歩きライオンのマークが初めて導入されたのは今から470年ほど前の1544年のことになります。 これはヘンリー八世が行った低品位銀貨の鋳造と関係があります。 歴史上どこの国でも財政が逼迫してくると、悪貨を鋳造することがひろく行われてきました。 

歴史や伝統に格別なこだわりを持つイギリス人は、ライオンパサント(=横歩きライオンの刻印)にも特別な愛着があって、五百年の長きにわたって、この刻印を使い続けて今日に到っております。

ホースシューはイギリスではグッドラックの意味があって人々に好まれます。 縁起のよさが好まれ、パブの看板に蹄鉄3つが描かれて、「Three Horseshoes」なんていう名前のパブもありますので、「ホースシュー=幸運」の連想はイギリス人の暮らしに深く根ざしていることが分かります。
スターリングシルバー GOOD LUCK ホースシュー ペンダントヘッド



No. 19149 ヴィクトリアン スターリングシルバー クロス with ブリティッシュ ホールマーク
クロス本体の縦長 4.0cm、留め具を含む縦長 4.8cm、横の長さ 2.4cm、厚み 2.5mm、1894年 バーミンガム アセイオフィス、

今から百二十年ほど前に作られたスターリングシルバーのクロスです。 ホロー(中空)構造をしていて、ハ真二番目に見えるように、かなり立体感があり、閧ノしてみると厚みを感じるクロスに仕上がっています。 

裏面のブリティッシュ ホールマークは順にスターリングシルバーを示すライオンパサント、1894年のデートレター、バーミンガム アセイオフィスのアンカーマーク、そしてメーカーズマークになります。

ホールマークから製作年が特定できて、しかもそれがヴィクトリアンというクロスは、そう簡単に見つかるものではありません。 そのあたりがこのアンティークの一番のポイントになりましょう。

うっすらゴールドギルトされており、長い年撃経てゴールドの色合いは翌ソてきて、シルバーの地が卓越してきておりますが、これがまたこのヴィクトリアーナの深い味わいとなっているように感じます。 

クイーン・ヴィクトリアが若干18歳の若さで英国王位を継承したのは1837年のことで、この年から1900年までの64年間がヴィクトリア梠繧ノあたります。 ヴィクトリア女王は在位期間が長かったことと、その時代は英国の国力が格段に伸張した時期と重なっていた為に、イギリスjの中でも特にポピュラーな国王となりました。 アンティークの分野にあっても、この時代の物品を指すヴィクトリアーナ(Victoriana)という用語もあって、ヴィクトリア梠繧専門とするコレクタターが大勢いるわけなのです。

『рヘキリスト教の信仰者ではありませんが、何故かクロスにとても惹かれます。』というお便りをいただきました。 

英吉利物屋ではアンティークのクロスを扱っておりますので、関心のある方から、そういうお話があるのは珍しいことではないかも知れません。 けれども、クロスに惹かれるという話はこれが初めてというわけでなく、多くの方からお聞きしてきましたし、р烽サう感じることがあるので、なぜだろうかと考えたくなるのです。

英国アンティーク情報欄にあります「40. 何故かクロスにとても惹かれます。 その理由を英吉利物屋風に考えてみました。」もご覧いただければ幸いです。
ヴィクトリアン スターリングシルバー クロス with ブリティッシュ ホールマーク


No. 19193 雪結晶 ピアストワーク ヴィクトリアン スターリングシルバー フォブ ペンダントヘッド SOLD
最大横長 3.5cm、縦の長さ 3.8cm、最大厚み 3mm、重さ 11g、1899年 バーミンガム アセイオフィス、SOLD
百年以上前のヴィクトリア梠繧ノ作られたスターリングシルバーのフォブで、雪結晶のようなフォルムに惹かれて求めました。 表面には楯状飾りが付いていて、裏面には丸飾りと、雰囲気が違っていて、表と裏で二通りに楽しめるのはよいでしょう。 この部分が最大厚みで3ミリとなっています。

両面にわたる細工の良さが特徴ですが、一般にフォブの裏面はプレーンなタイプが多いので、レアな感じがいたしますし、細部まで作りのよい銀であることがお分かりいただけるでしょう。

見所の多いデザインであるわけですが、このことは裏面にデザイン登録番号が刻印されていることからも納得がいきます。 ハ真二番目で下方に見えるデザイン登録番号は、デザインを考案したシルバースミスが、パテントオフィスに申請して、このデザインの特許を取得したことを示しているわけで、シルバースミスが、まず自信を持って考案したデザインであることが、うかがい知れます。 

lつのブリティッシュ ホールマークが完備しているのもよい特徴でしょう。 裏面のホールマークは左サイドにメーカーズマーク、右サイドは順にスターリングシルバーを示すライオンパサント、1899年のデートレター、そしてバーミンガム アセイオフィスのアンカーマークになります。

やはり百年を超えた古さは、アンティーク アクセサリーとして大きな魅力となりましょう。 さらに、とても丈夫な作りなので、普段gいでどんどん使っていっても、アンティーク シルバーなのに、壊れたりする心配がないのは安心です。

英国でアンティークという言葉を厳密な意味で使うと、百年以上の時を経た品物を指します。 このシルバーフォブが作られたのは1899年ですから、楽々に正式なアンティークとなっている計Zです。 やはりこれだけの時の経過というのは大変なことだと思うのです。

元々は時計の銀鎖の先に付ける飾りであったフォブは、今では女性用のアクセサリーとして使われることが多く、英国アンティーク フォブの最大のバイヤーは米国アンティークディーラーだそうです。 ネックレスのペンダントヘッドとしたり、ブレスレットの飾りとして付けたりして、女性に好まれるため需要が多いと聞きました。
雪結晶 ピアストワーク スターリングシルバー フォブ ペンダントヘッド


No. 19192 シルバープレート 小花レリーフ 小箱 SOLD
縦 2.7cm、横 4.0cm、高さ 1.3cm、重さ 22g、SOLD
閧フひらにすっぽりおさまる大きさのシルバープレート小箱です。 

小花や葉っぱのレリーフが可愛らしくて気に入りました。 表面と側面では、デザインが違っているのも、楽しめます。

素材が厚めでしっかりできており、蓋の開閉もかっちり気揩ソよくできます。 

小振りなサイズとはいえ、22グラムの持ちはかりは、かなりなもので、重厚感のある仕上がりと思います。
小花レリーフ ローズ &l葉のクローバー 薬入れ シルバープレート 小箱


No. 19201 シルバー 葉っぱのイヤリング SOLD
葉の長さ 2.0cm、葉の最大横幅 1.2cm、重さ 二つで5グラム、SOLD

葉っぱのデザインが可愛らしい純銀イヤリングです。

二つともに、裏面には素材が銀であることを示す「SILVER」の刻印があります。
シルバー 葉っぱのイヤリング


No.19187 縄目模様 透かし細工 スターリングシルバー ペンダントヘッド
留め具を含む長さ 3.0cm、横幅 1.6cm、本体の最大厚み 8.5mm、重さ8g、

縄目模様 透かし細工 スターリングシルバー ペンダントヘッド


No. 19129 スターリングシルバー フレーム シースルー タイプ コンパス ペンダントヘッド
直径 2.3cm、厚み 7.5mm、英吉利物屋 オリジナル: ・ヘを取り巻くフレームと留め具円環は銀製(ともにスターリングシルバー)、コンパス本体は現行品、
濃い青色をした磁針の周りの丸く黒い部分は、透明に透けて向こう側の布地が見えている為です。 向こう側が透けて見えるなかで、青色の磁針が揺れている涼しげな雰囲気も気に入っています。 

何気に見ていると気が付きませんが、よーくじっくり見てみると、なかなかの細工の工芸品であることが分かります。 表と裏の二枚のガラス間に磁針の軸を差し渡し、上下のガラス間にブリッジをかけるようにして、イを固定すると同時に磁針がクルクルと機能するのはなぜでしょうか。 上下のガラスの内側には小さな穴が削り掘ってあって、両端を針のように尖らせた磁針イが、微妙なバランスでもって内部に留め置かれることで、・針の動作機能が保たれる仕組みなのです。

ハ真一番目は表側の様qで、上部のガラスには赤で十嚼・ェ引いてあります。 ハ真二番目は裏面の様qで、裏側ガラスは十嚼・ネしの透明です。 コンパスの側面をひとまわり取り巻いているのは、帯幅7ミリのスターリングシルバー フレームです。 上部の留め具円環もスターリングシルバーです。 フレーム内に納められているコンパス本体は現行品なので、北の方角をよく指し示してくれ、性能は抜群です。

方位磁針というとアウトドアのイメージですが、都会の街でも便利です。 例えば、ロンドンの地下鉄では乗り換え時にいくつもの通路や階段を行ったり来たりするうちに、ゥ分がどの方角にいるのか分からなくなったりします。 そんな時、電ヤが入ってくる方角や、電ヤの前後のどちらに乗ったらよいか等、ちょっと知りたい時にも便利です。(ロンドンの地下鉄は日本と違って、駅のホームに隣駅の駅名表ヲがないので、電ヤがホームの左右どちらから入ってくるか、すぐには分からないことが多いのです。) にさげていると中の針がゆらゆら揺れるのも楽しいものです。 電ヤに乗っている時はモーターからの電・波の影響で針がくるくると回り、q供が不v議がります。

お客様から教えていただいた、いいお話がありましたので、以下でご紹介させていただきます。
『米映画「依頼人(THE CLIENT)」の放送を見たためです。少年がポケットにあった1ドルで女弁護士を雇う話です。それが映画の中で、女性弁護士が「あなたが幸せの道を間違えないように」(こんな感じのセリフでした)と、少年に祖母からもらったというコンパスネックレスをかけてあげるシーンがあったのです。このコンパスネックレスゥ体は、シルバーの三角形(△)の真ん中に小さいコンパスが付いているだけという地味なデザインだったのですが、昔からそういう意味でコンパスネックレスがあるのかと思ったら、ちょっと気になってしまいました。』
スターリングシルバー フレーム シースルー タイプ コンパス ペンダントヘッド


No.17264 ロシア正教 シルバー クロス ペンダントヘッド with 帝政ロシア サンクトペテルブルグ アセイオフィス シルバーホールマーク SOLD
本体部の縦 2.7cm、横 2.0cm、留め具を含む縦長 3.8cm、厚み 1mm、19世紀終り頃の帝政ロシア製、サンクトペテルブルグ アセイオフィス、SOLD
ロンドンで見つけた珍しいアンティーク シルバーをご紹介しましょう。 ロシア革命前の帝政ロシアからやってきた銀のクロスで、裏面には帝政ロシアのシルバーを示すホールマークが刻印されています。

ちょっと見た感じも、イギリス地場のクロスと違った趣が漂っておりますが、それはロシア正教のクロス様ョであるからです。 まず、横に並んだ「IC XC」は「Jesus Christ」イエス・キリストをあらわしています。 また上部に見えるシンボルは、キリストの光を表象しています。

ロシア革命や、その後の動乱期には、多くのロシア人がイギリスに渡ってきました。 そういった歴史の背景があって、今ではイギリスにあるロシアの銀ということでありましょう。
ロシア正教 サンクトペテルブルグ シルバー クロス ペンダントヘッド with 帝政ロシア サンクトペテルブルグ アセイオフィス シルバーホールマーク


No. 19224 Good Luck ホースシュー ヴィクトリアン スターリングシルバー ロケット SOLD
楕円の長径 2.6cm、短径 1.7cm、厚さ 4.5mm、1890年 バーミンガム、Sydenham Brothers作、SOLD
今から130年ほど前のヴィクトリアン後期に作られたGood Luck ホースシューがメインモチーフになったスターリングシルバーのロケットです。 ホースシューの両サイドにわたっているのは、馬の手綱をつける為のくつわで、これはサブモチーフとして、ダブルクロスをシンボライズしているものと思われます。

ブリティッシュ ホールマークが刻印されていることから、製作年を特定できることは、アンティークとして優れた特徴と言えましょう。 裏面のライオンパサント刻印は少しあまくなっていますが、1890年のデートレター、バーミンガム アセイオフィスのアンカーマーク、そしてメーカーズマークはしっかり判読できます。

ホースシューはイギリスではグッドラックの意味があって人々に好まれます。 縁起のよさが好まれ、パブの看板に蹄鉄3つが描かれて、「Three Horseshoes」なんていう名前のパブもありますので、「ホースシュー=幸運」の連想はイギリス人の暮らしに深く根ざしていることが分かります。

ついでながら、シャーロック・ホームズの『Silver Blaze』を読んでいましたら、ホームズの「I think that I shall put this horseshoe into my pocket for luck.(このホースシューは幸運があるように貰っておきましょう。)」という台詞に出会いました。 この探偵小説は1892年に発表されていますので、まさにこのロケットが作られた頃に、「ホースシュー=幸運」の連想があったよい例となっています。 シャーロック・ホームズ シリーズには、アンティークなヴィクトリアンの暮らし向きが読み取れる場面が豊富なので、注意して読むと面白いようです。

メーカーの「 Sydenham Brothers」はジョージとロバートというSydenham兄弟によって、ヴィクトリアン中期の1873年にバーミンガムで創業されたジュエリーメーカーです。 ダイヤモンドやその他のジェムストーンを用いたジュエリーが得意分野でしたが、シルバースミスとしてもアセイ登録しており、フラワーや植物モチーフのブローチなどでも時に見かけるメーカーです。



No.19188 スターリングシルバー ペンダントヘッド with ブリティッシュ シルバー ホールマーク SOLD
縦の長さ 5.0cm、最大横幅 4.0cm、重さ 9g、2007年 エジンバラ アセイオフィス、SOLD

スターリングシルバーのフラワーデザイン ペンダントヘッドです。 縦横に大きさがあってゴージャスな細工と思います。

ハ真二番目と三番目に見えるように、裏面にはブリティッシュシルバー ホールマークが刻印されています。 

裏面に並んだホールマークを調べてみると、立ち姿のライオンマークとお城のマークが刻印されていて、スコットランドのエジンバラ アセイオフィスで検定を受けた品であることが分かります。 英国のホールマーク制度にあっては、ロンドン、シェフィールド、バーミンガムのアセイオフィスの役割が大きくて、Oつを合わせたシェアは9割ほどになるでしょう。 逆に言えば、それ以外のアセイオフィス マークが刻印されたシルバーは珍しいので、そこにレア物の価値を見出すコレクターがいるのです。

ホールマークは順にメーカーズマーク、素材がスターリングシルバーであることを示す「925」マーク、エジンバラ アセイオフィスのライオンランパント マーク、エジンバラのタウンマーク、そして2007年のデートレターになります。

エジンバラ アセイオフィスのホールマークについて、この機会に概観しておきましょう。 スコットランドの銀製品がエジンバラで検定を受けるようになったのは遠く1457年にまで遡ります。 そしてエジンバラのアセイオフィスマークである「The Three Towered Castle」が導入されたのは今から 530年ほど前の1485年のことです。 エジンバラに行ってみますと、小高い岩崖の上に街を見下ろすように建つエジンバラ城が、この街の象徴であることがよく分かり、お城がマークとされたのもカけます。
スターリングシルバー ペンダントヘッド with ブリティッシュ シルバー ホールマーク

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