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No. 8857 エドワーディアン スターリングシルバー フォブ
縦の最大長さ 4.0cm、横の長さ 3.0cm、厚さ1.5mm、1902年バーミンガム、一万一千円

エドワーディアンのスターリングシルバーフォブです。透かしは手彫りでマグニファイインググラスで見ると糸鋸を引いた跡が確認出来ます。
裏面の上方にメーカーズマーク、バーミンガムの錨マーク、スターリングシルバーを示すライオンパサント、そして1902年のデートレターが刻印されています。
1905年5月4日の日付が彫られていますが、歴史で言うとこの5月下旬には日露戦争における日本海海戦があり、この日付の頃にはロシアのバルチック艦隊が日本へ向けて航行中でした。当時英国でもこの海戦の行方は大変な興味を持って見守られていたとの記録が残っており、このフォブはそんな時代の品です。