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No.8696  ミントン タイル
縦と横15.3cm、厚さ1.5cm、ヴィクトリアン後期、ミントン チャイナワークス作、一万三千円

19世紀後半は、ヴィクトリアンタイルがブームを迎えた時期でした。ミントンの二代目、ハーバートは新しい技術を取り入れて、飛躍的に増大するタイル需要に応えるとともに、美術的にもタイルを完成の域にまで到達させ、「ヴィクトリアンタイル産業の父」と呼ばれました。
このタイプの幾何学模様タイルは暖炉の枠飾りとしてはめ込まれて使われていたものが多く、この品もそうですが裏面は暖炉の火で黒くなっています。

また、タイル裏面にはミントンの窯マークとMINTONS CHINA WORKS STOKE ON TRENTの表示があります。

ミントンとストーク オン トレントについては、英国アンティーク情報欄の 13. 英国陶器の街、ストーク オン トレント と クリスマスのアンティークな見方 もご覧ください。