縦の長さ 6.0cm、蝶結び飾りの横の長さ 3.2cm、クロス本体の縦 2.7cm、横 1.4cm、全体の重さ 5g、一万四千円
このブローチは元々は別々の三つのパーツを取り寄せて組み合わせたものでしょう。でもこの品を見た時、可愛らしさと面白さに惹かれました。
中央のブラスのクラスプは、ループの一部に切れ込みが入っているのが分かると思いますが、クラスプの付け根部分にバネが仕込まれていて、外向きに押す力が働き、開閉が出来る仕掛けになった、アンティーク ウォッチチェーンの先端についている留め金です。
蝶結びの飾りは、四つのホワイトストーンを留める星形の切れ込みの作りが細やかで、かなり古い品と思います。
クロスの裏面にはメーカーズマークと、９カラット ゴールドを示す「9CT」の刻印があります。 この９カラット ゴールドは金含有量が37.5％の合金ですが、金以外には銅を多く含む為に、その色あいは赤みがかかっていて、イギリスではローズゴールドとも呼ばれます。 英国にはバラの花が好きな人たちが多いので、ゴールドアクセサリーでもローズゴールドが好まれるのでは？と思えます。 金純度の高いイエローゴールドよりも、温かみがあるしイギリスっぽいので、私は９カラットのローズゴールドが好きです。
