トップページへ戻る

No. 7822 エドワーディアン スターリングシルバー フォブ with ピアストワーク
縦の長さ(丸留め金含まず) 4.1cm、最大横幅 2.9cm、最大厚み 1.5mm、重さ 8g、1904年 バーミンガム、一万四千円

今からちょうど百年前に作られたエドワーディアンのスターリングシルバー フォブで、大胆かつ繊細なエングレービングが美しく、また、透かし細工の素晴らしい品です。

裏面にある「Whist」とは、今日で言うブリッジの前身にあたるトランプゲームで、こうした言葉にもアンティークな雰囲気が漂う品です。

かつては時計の銀鎖の先に付ける飾りであったフォブは、今では女性用のアクセサリーとして使われることが多いようです。 この品を求めたアンティーク店の方のお話では、英国アンティーク フォブの最大のバイヤーはアメリカのアンティークディーラーで、米国ではブレスレットの飾りとして付けたり、ネックレスのペンダントヘッドとして、女性に好まれるため需要が多いとのことでした。

手間のかかったピアストワークは見事な装飾品と言ってよいと思いますので、こうした引き合いが多いことにもうなずけます。

裏面のフォブ上部にあるホールマークは、メーカーズマーク、バーミンガム アセイオフィスのアンカーマーク、スターリングシルバーを示すライオンパサント、そして1904年のデートレターです。 また、丸留め金にもライオンパサントが刻印されています。