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No. 7445 エドワーディアン グラス & スターリングシルバーの花瓶
高さ 17.7cm、ハンドル両端の長さ 8.8cm、先端の帯金具の外直径 4.0cm、1906年 ロンドン、一万八千円

今から百年ほど前に作られたエドワーディアン グラスの花瓶で、先端部分にはスターリングシルバーの帯金具が付いています。
この帯金具にホールマークが刻印されていることから、エドワーディアンの品であることが分かるのです。写真二番目で帯金具の中ほど左から順に、メーカーズマーク、1906年のデートレター、スターリングシルバーを示すライオンパサント、そしてロンドン レオパードヘッドです。

もしホールマークがなかったとしても、左右のハンドルの高さが微妙に違っていたり、ガラス内部に製造時に紛れ込んだ小さな気泡が見えることから、味わい深いアンティークグラスであることは、おのずと窺い知れますが、ホールマーク入りの帯金具がこの花瓶のアンティークとしての価値を高めていることは間違いないでしょう。

末広がりな形から、水を入れて実際に使ってみると、安定感のよい花瓶であることも分かります。
胴体部のカットも美しく、お花を生けても上下のコントラストがちょうどいい感じです。