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No. 7243  ミントン ヴィクトリアン タイル
縦横の長さ 15.4cm*15.4cm、厚さ 1.0cm、重さ 402g、'King Lear'、Mintons China Works作、 ヴィクトリアン後期の英国製、二万四千円

シェイクスピアのリヤ王を題材にしたミントンのヴィクトリアン タイルです。 写真二番目で見えるように、タイルの裏面にはミントンの窯マークと、MINTONS CHINA WORKS STOKE ON TRENTの表示があります。

英国タイルの歴史を紐解くと、19世紀後半はヴィクトリアンタイルがブームを迎えた時期にあたっています。 ミントンの二代目ハーバートは新しい技術を取り入れて、飛躍的に増大するタイル需要に応えるとともに、美術的にもタイルを完成の域にまで到達させ、「ヴィクトリアンタイル産業の父」と呼ばれました。 

ヴィクトリアン初期の装飾タイルは、教会や国会議事堂など限られた建物のデコラティブ建材として使われる程度でした。 しかし次第に広い需要にも応えられるようになって、ヴィクトリアン後期には家庭の暖炉縁辺を飾るオーナメント等にも使われるようになりました。 

アンティーク タイルの飾り方についてですが、木製フレームにアンティーク タイルを入れて、壁掛け飾りにされているコレクターの方があって、素敵だなと思いました。

ミントンと陶器の街ストーク オン トレントについては、英国アンティーク情報欄にあります 13. 英国陶器の街、ストーク オン トレント と クリスマスのアンティークな見方 をご覧ください。

それから、英国におけるシェイクスピアの位置付けについては、『シェイクスピア英語原典の読み方』 も ご参考まで。

ミントン ヴィクトリアン タイル

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