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No. 6983 スターリングシルバー ティーストレーナー with ピアストワーク
長さ 14.3cm、重さ 42g、ボール部分直径 5.9cm、ボールの深さ 1.9cm、柄の最大幅 1.7cm、1946年 シェフィールド、Ethel Mary Ventress作、二万八千円

この品はティーストレーナーの定番とも言えるデザインであることから、イギリスでは人気があるようです。 実際1930年代から40年代にかけて多く作られていたようで、比較的よく見かけるように思います。 1946年といえば第二次大戦が終ったすぐ後で、大仕事が終ってまずはお茶という、いかにも英国風な要領でお茶道具の需要が高まったのかも知れないと、面白く思うのです。

柄は最大厚みは2ミリ強あって厚めに出来ています。 断面に糸鋸をひいたギザギザ跡が残る柄先の透かし細工は、かなり繊細な仕事振りで、仕上がりの良いクラフツマンシップと思います。

裏面にしっかり深く刻印されているブリティッシュ ホールマークは順に、メーカーズマーク、シェフィールド アセイオフィスの王冠マーク、スターリングシルバーを示すライオンパサント、そして1946年のデートレターになります。



柄の裏面