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No. 6921 スターリングシルバー JOLLY GOOD LUCK ホースシュー ペンダントヘッド with チェーン
写真で見てホースシューの横の長さ 2.3cm、縦 2.35cm、最大厚み 2mm、一万三千円

表側はリアルな蹄鉄のデザインで、裏面には「Y」の文字が見にくいですが、「JOLLY GOOD LUCK」の文字と、「SILVER」の刻印が入っています。
「JOLLY」は「楽しい、上機嫌な、すごい、素晴らしい」といった意味の形容詞で、グッドラックが強調されていますので、グッドラックの中でもでっかい幸運ということになりましょう。

チェーンもスターリングシルバーで、留め具部分に「STERLING」の刻印があります。

ホースシューはイギリスではグッドラックの意味があって人々に好まれます。 縁起のよさが好まれ、パブの看板に蹄鉄三つが描かれて、写真三番目のような 「Three Horseshoes」なんていう名前のパブもありますので、「ホースシュー=幸運」の図式はイギリス人の暮らしに深く根ざしていることが分かります。

シャーロック・ホームズの『白銀号事件』を読んでいましたら、ホームズの 「I think that I shall put this horseshoe into my pocket for luck.(このホースシューは幸運があるように、私が貰っておきましょう。)」という台詞に出会いました。 この探偵小説は1892年12月に発表されていますので、少なくともヴィクトリアンの頃には、「ホースシュー=幸運」の連想があったことが分かります。 シャーロック・ホームズ シリーズには、アンティークなヴィクトリアンの暮らし向きが読み取れる場面が豊富なので、注意して読むと面白いようです。