リング内径 1.7cm、ハートの横幅 8.5mm、1975年 バーミンガム、一万二千円
シェル ハート＆ケルティック スパイラルのスターリングシルバー リングです。 左右両サイドの渦巻き模様は「Growth（成長）」や「Energy（活力）」を象徴するケルティックアートのベーシックです。 また、シェルパターンは深めなカットで出来ていて、光の反射が綺麗なリングです
内側のブリティッシュ ホールマークが大きめでしっかり刻印されているのは、リングのホールマークとしては珍しいのではないかと思います。 ライオンパサントは横幅が1.5ミリほどあります。 写真二番目に見えている刻印は順に、メーカーズマーク、バーミンガム アセイオフィスのアンカーマーク、スターリングシルバーを示すライオンパサント、そして1975年のデートレターとなっています。
シェルパターンの歴史を振り返ってみますと、12世紀にスペインの聖地 St.ジェイムス オブ コンポステラへ向かう巡礼者たちが、彼の紋章であったシェルを身につけて旅したことから、クリスチャンシンボルとして、シェルが取り入れられていったのが始まりです。 15世紀以降はセラミックスやシルバーの分野で、このシェルモチーフが繰り返し取り上げられて今日に至っています。
