アンティーク 英吉利物屋 トップ(取り扱い品一覧)へ 新着品物一覧へ アンティーク情報記事一覧へ 英吉利物屋の自己紹介へ

No. 6711 エドワーディアン プレストグラス テーブルオイルランプ
高さ 40.5cm、円形底の直径 11cm、1900年から1910年頃、四万二千円

今から百年ほど前のエドワーディアンの頃に使われたテーブルランプです。 オイルタンク部分のプレストグラスの中には、製造時に紛れ込んだ小さな気泡が見えますし、上部カバーグラスの不均質さも現代のガラスではありえない、いかにもアンティークガラスの味わいがあります。

古い品ではありますが、今日でも実用可能な使えるアンティークです。 実際のところイギリスでは停電が起こることも稀ではないので、趣味で求めたアンティークランプを非常時の備えとされている方もあるのです。

私はアンティーク オイルランプのやわらかな灯火が好きなので、特に秋冬の夜長にはヴェスタマッチをシュッと擦っては、ランプに灯を入れるのが楽しみになっています。

灯をつける時には、カバーガラスを外しておいて、最小限に出しておいた灯心に火をつけたら素早くカバーグラスをかぶせます。 燃料は灯油を使いますが、アウトドア用品店でランプ専用のオイルを買っても良いでしょう。 専用オイルの方が匂いやすすが少ないようです。

オイルランプは灯心を絞った方が、ほのかな灯火を眺めて落ち着いた気分に浸りやすいように思います。 写真三番目は灯心を長めに出して、言わばフルパワーの状態なので、灯火が少し強すぎる感じで写っておりますが、つまみを調節することで、ほのかな灯火も楽しめる仕掛けになっています。

アンティーク オイルランプについては、「英国アンティーク情報」欄にあります「22.明かり」の解説記事もご参考ください。





アンティーク 英吉利物屋 トップ(取り扱い品一覧)へ 新着品物一覧へ アンティーク情報記事一覧へ 英吉利物屋の自己紹介へ