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No. 6582 革ケース入り ブラス コンパス
直径 2.5cm、厚さ 9mm、重さ 14g、1930年代の英国製、一万四千円

素材がブラスのコンパスで革ケースに収納されています。 写真二番目のように、丸留め金を出して持ち運びも出来ます。

磁力が強く、磁針のすべりも滑らかなので、よく北を示して働きます。 ガラスのコンディションも良好なので、トータルで見てよい品と思います。

イギリス人は今も昔も野歩き好きで、遠いヴィクトリアの時代からコンパスが利用されてきました。 そして今ではアンティークコンパスはコレクターアイテムでもあります。 アンティークなコンパスですが、正しい方位を示してくれます。 これさえあれば、野歩きで森に入っても道に迷う心配はありません。

この品は厳密に言えば、よくご紹介しているコンパス ペンダントヘッドではないのですが、大きさはコンパス ペンダントヘッドとあまり変わらないサイズなので、ペンダントヘッドとしてお使いいただくことも可能と思います。

また、このタイプのコンパスは小さなコンパスより見やすくて、磁針の動きが早くスムーズに安定している点は使いやすいので、我が家では自動車の運転で使っています。 イギリスやヨーロッパの街は環状道路で囲まれていることが多く、また交差点はラウンド アバウトといって、円周状の道を回って方向を変える仕組みですので、慣れない土地で市街地に入るとグルグル回っているうちに目的の方向を失いやすいのです。 コンパスを頼りに一定方向に進路をとり続けると、街中で迷い込むことなく、上手く通り抜けが出来るのです。