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No. 6411 シルバープレート サービング フォーク with ピアストワーク
長さ 21.7cm、重さ 57g、最大横幅 4.8cm、深さ 0.6cm、透かし柄の最大幅 2.4cm、一万五千円

シルバープレートの品ですが、透かしの細工が素晴らしく、お花模様のエングレービングも美しいサーバーで気に入りました。

透かしは糸鋸を引いたギザギザ跡が残るハンドワークで、これだけの仕事を仕上げるには大変な時間と手間、そして技術が必要になります。 労働コストが上昇した現代では、もはやお値段的にもお目にかかれない品ですし、そもそもこれだけの技術を持った職人さんが現代ではいなくなっているのです。 

エングレービングの繊細さや、ピアストワークの腕前は、同等のシルバーウェアと比べても、まったく見劣りしないレベルの品で、素材はシルバープレートと言えども侮れない、アンティークでしか手に入らない美しさと言ってよいでしょう。