高さ 1.75cm、三つの円形開口部直径 1.5cm、重さ 5g、1891年 バーミンガム、一万七千円
珍しいアンティークをご紹介しましょう。 この品はシルバー球を三方向からカットしたような形をしており、今から百十四年前のヴィクトリアン後期に作られたスターリングシルバーのスカーフリングです。 カットする前の球の直径は 2cmのサイズになっています。
正面に見えるお花のエングレービングが可愛らしく、縁取りの二重ジグザグラインにドット装飾も綺麗です。
裏面にはブリティッシュ ホールマークが鮮明に刻印されているのも、アンティークとしての優れた特徴です。 ホールマークは順に、メーカーズマーク、バーミンガム アセイオフィスのアンカーマーク、1891年のデートレター、そしてスターリングシルバーを示すライオンパサントです。 また、スカーフリングの内側にもご丁寧にメーカーズマークとライオンパサントがもう一度刻印されています。
スカーフリング自体あまり見かけるものではないのですが、ヴィクトリアン スカーフリングを見たのは、私は初めてで、レア物アンティークと言ってよいでしょう。
