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No. 6158 スターリングシルバー & ムーンストーン ネックレス
ネックレスの長さ 41cm、重さ 31g、中央の花の最大直径 2.2cm、ムーンストーンの長径 8mm、短径 4mm、ペンダントヘッドの最大厚み 5.5mm、一万七千円

ムーンストーンがたくさんのスターリングシルバー ネックレスです。 ペンダントヘッドの花飾りが可愛らしく、全体としてゴージャスな雰囲気に惹かれました。 それぞれのムーンストーンの裏面は直径2ミリほど抜けた作りになっていて、光が通り抜けやすい構造になっています。 また、中央の花飾りの裏面にはスターリングシルバーを示す「925」の刻印があります。

ムーンストーンは石の奥から輝くように見える青白い光が印象的で、航海の安全をもたらす「旅のお守り」とされてきたと言われるのも頷ける気がします。 この石は薄明の頃、つまり夕暮れ時や日の出前の天空がうす明るい状況で、その輝きが最も美しいように思います。 この程度の明るさだと、青みがかった白いほのかな光彩が一番引き立って見えるようなのです。 

ムーンストーンの「blue or white sheen(青白い光彩)」に魅せられて調べてみたのですが、この独特な輝きはムーンストーン内部の層状構造がもたらすのだそうです。 この石の内部は「albite(曹長石)」と「orthoclase(正長石)」が交互に層をなしていて、albite(曹長石)の層は青い光を反射し、orthoclase(正長石)の層は白い光を反射します。 外から見ると、この二つの輝きがミックスされて、石の奥からこぼれてくるように見える印象的な青白い光彩が生み出されると言うわけなのです。

あるお客様は次のように言っておられたので、ご紹介させていただきましょう。
『先日いただいたムーンストーンリングは、夜道で月明かりを含むと、うす紫色に輝いています。』