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No. 5672 ヴィクトリアン or エドワーディアン 9カラット ローズゴールド ブローチ with イエローゴールド デコレーション
長さ 4.2cm、最大幅 1.1cm、本体部分の最大厚み 4.5mm、ピンを含めた厚み 7.5mm、ピンの長さ 3.8cm、ヴィクトリアン後期からエドワーディアン頃の英国製、一万七千円

フレームの本体部分は9カラット ローズゴールドで、アイビーの葉っぱ部分は9カラット イエローゴールドの装飾になっています。 Rose & Yellow Goldのコントラストが楽しめる作りになっているところに惹かれました。 フレーム本体の裏面には9カラットゴールドを示す「9ct」の刻印とメーカーズマークがあります。

19世紀後半からしばらく、ヴィクトリアンやエドワーディアンのイギリスでは、当時の自然主義的傾向にアイビーがよくマッチした為、バルコニーやガーデンファーニチャーに絡まるアイビーが大変好まれました。 アイビーは蔦がしっかりと絡まることから、Fidelity(忠実ないしは誠実)、Friendship(友情)、あるいはMarriage(結婚)を象徴するモチーフとされます。 そしていつも緑であることから、Immortality(不滅)や Eternal Life(永遠の魂)を表すクリスチャンモチーフともなっています。

9カラットゴールドは金含有量が37.5%の合金ですが、金以外には銅を多く含むものは、その色あいは赤みがかかっていて、イギリスではローズゴールドとも呼ばれます。 英国にはバラの花が好きな人たちが多いので、ローズゴールドが好まれるのでは?と思えます。 ローズゴールドは温かみを感じさせる Very Britishな装飾素材と思います。

ヴィクトリアン or エドワーディアン 9カラット ローズゴールド ブローチ with イエローゴールド デコレーション





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