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No. 5324 エドワーディアン ハンドヘルド オイルランプ
高さ 31.5cm、円形底の直径 10.2cm、重さ 530g、1900年から1910年頃の英国製、三万五千円(送料込み)

今から百年ほど前のエドワーディアンの頃に使われたハンドランプで、取っ手が付いているので持ち運びが可能なことから、屋敷内での移動時に使われたり、寝室まで持ち込んで使われていました。 このアンティーク オイルランプの場合は、特にグリーンのプレストグラスが気に入って求めました。

灯心を出し入れする摘み部分には「FALK'S BRITISH MAKE」とあり、上部のカバーグラスには耐火ガラスを示す「Fire Proof」の文字が見えます。 オイルタンク部分のプレストグラスの中には、製造時に紛れ込んだ小さな気泡が見えますし、上部カバーグラスの不均質さも現代のガラスではありえない、いかにもアンティークガラスの味わいがあります。

アンティーク オイルランプに灯りをともした雰囲気は、「英国アンティーク情報」欄の 「22.明かり」の解説記事中に写真がありますので、ご参考ください。 ただし写真にある灯りのともったランプは、この5324 ランプではなくて、私が普段使っている別のランプですが、同じタイプのオイルランプですので雰囲気は伝わると思います。

灯をつける時には、カバーガラスを外しておいて、最小限に出しておいた灯心に火をつけたら素早くカバーグラスをかぶせます。 燃料は灯油を使いますが、アウトドア用品店でランプ専用のオイルを買っても良いでしょう。専用オイルの方が匂いやすすが少ないようです。



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