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No. 5288 エドワーディアン スターリングシルバー ティースプーン
長さ 11.4cm、重さ 13g、ボール部分の長さ 3.5cm、柄の最大幅 1.3cm、柄の最大厚み 2mm、1901年 シェフィールド、Henry Wilkinson & Co作、一本 四千円

ヴィクトリア時代が終わり、エドワーディアンの時代が始まった年に作られたスターリングシルバー ティースプーンです。 柄元に三つと柄先に一つの小花が可愛らしく、裏面も同様なデザインです。 13グラムと持ちはかりがあって柄も厚めで、しっかり出来た印象の品です。

ボール裏面には四つのブリティッシュホールマークがしっかり刻印されているのもよいでしょう。 ホールマークは順に、「Henry Wilkinson & Co」のメーカーズマーク、シェフィールド アセイオフィスの王冠マーク、スターリングシルバーを示すライオンパサント、そして1901年のデートレターになります。 

英国のシルバースミスの歴史をたどると、ヴィクトリア時代に始まった銀工房が多い中で、「Henry Wilkinson & Co」はかなり古い歴史があって、1760年創業の老舗です。 1851年の万国博覧会には多くのシルバーウェアを出品して、評判のよいシルバースミスでした。

この品が作られた当時の時代背景については、「英国アンティーク情報」欄にあります「14. Still Victorian」の解説記事もご参考ください。





裏面の様子


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