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No. 5260 ヴィクトリアン スターリングシルバー フォブ ペンダントヘッド
縦の長さ(上部の丸留め具含まず) 3.6cm、最大横幅 2.85cm、本体の最大厚み 3.5mm、重さ 11g、1899年 バーミンガム、一万三千円

ヴィクトリア時代の終わり頃に作られたスターリングシルバーのアクセサリーになります。 1800年代最後の作という古さにはまず惹かれますし、彫りが深くて綺麗なことや、ピアストワークの美しさも気に入りました。

表と裏の盾状飾りは大きさが違っています。 両面ともに何も刻まれていないので、ご自分のイニシャルなど彫ってもらえば、なおさらに愛着が湧きそうに思います。 トロフィーなど扱うショップに頼むとおしゃれな飾り文字で仕上げられます。

元々は時計の銀鎖の先に付ける飾りであったフォブは、今では女性用のアクセサリーとして使われることが多く、英国アンティーク フォブの最大のバイヤーは米国のアンティークディーラーとなっています。 ネックレスのペンダントヘッドとしたり、ブレスレットの飾りとして付けたりして、女性に好まれるため需要が多いのです。

四つのブリティッシュ ホールマークがしっかり深く刻印されているのもよいでしょう。 横一列に並ぶホールマークは順にメーカーズマーク、スターリングシルバーを示すライオンパサント、1899年のデートレター、そしてバーミンガム アセイオフィスのアンカーマークになります。

この品が作られたヴィクトリア時代については英国アンティーク情報欄にあります 「14.Still Victorian」や「31. 『Punch:1873年2月22日号』 ヴィクトリアンの英国を伝える週刊新聞」の解説記事もご参考ください。 



裏面の様子



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