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No. 5179 エドワーディアン スターリングシルバー ロケット
ロケットの縦長(上部の円環含まず) 2.1cm、横の長さ 1.75cm、厚み 4mm、1910年 バーミンガム、A.E.Jones Ltd作、一万七千円

エドワーディアン最後の年に作られたスターリングシルバー ロケットです。 百年近く前の古いロケットで、製作年が分かるのみならず、作った銀工房の名前や、その歴史や背景までがたどれるアンティークはレアであることから、少しへこみがあることは許容の範囲と判断して求めました。

裏面には四つのブリティッシュ ホールマークがしっかり刻印されているのが分かります。 ホールマークは順にバーミンガムアセイオフィスのアンカーマーク、スターリングシルバーを示すライオンパサント、1910年のデートレター、そして下段の「A.E.J」刻印は 「Albert Edward Jones」のメーカーズマークになります。 

1879年生まれのAlbert Edward Jonesは 1902年にバーミンガムで 「A.E.Jones Ltd 」を創業しました。 ジョーンズは自らの工房を Art Silversmithとして発展させることを目指し、1912年のジュエラーズ エクスィビジョンにも積極的に出展しています。 展覧会でのジュエリーレポーターの評価によれば、A.E.ジョーンズのHand-wrought silver(手細工のシルバー)には、芸術的な名工の手並みがすべての作品に感じられると、高い評価を受けることが出来ました。 ジョーンズの工房はその後、彼の息子に引き継がれ、ジョーンズは1954年に75歳で亡くなっています。







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