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No. 5118 スターリングシルバー サービングスプーン with ピアスワーク & ゴールドギルト
長さ 18.7cm、重さ 47g、ボール部分最大幅 4.85cm、深さ 1.0cm、透かし柄の最大幅 2.4cm、柄の最大厚み 3mm弱、1913年 ロンドン、Josiah Williams & Co.作、三万八千円

ボール部分のゴールドギルトに加えて、完璧なブライトカットの彫刻、そして凝ったデザインな上に繊細なピアストワークと、実際に使うのがためらわれるような美しいサーバーです。 ヴィクトリアンとエドワーディアンの時代を経て、第一次大戦の前に英国の力とシルバースミスの技術が頂点に達した頃の作品と言ってよいかと思います。

写真三番目のホールマークは順に、「Josiah Williams & Co.」のメーカーズマーク、スターリングシルバーを示すライオンパサント、ロンドン レオパードヘッド、そして1913年のデートレターです。

一般にヴィクトリア時代創業のシルバースミスが多い中にあって、この品を作ったJosiah Williams & Co.はジョージアンの時代に始まった老舗の一つになります。 1800年創業のJosiah Williams & Co.はブリストルのメーカーで、地方では最大のシルバースミスでした。 メーカーズマークは当時の共同パートナーであった二人、George Jackson & David Fullertonの頭文字GJDFが刻まれています。 今日でも中世の街並みや大聖堂が美しいブリストルは、16世紀にはエイボン川河口の貿易港として栄え、その後はイングランド南西部の主要都市として発展しました。 しかし大きな都市であったがゆえに、第二次大戦中の1940年11月24日にはドイツ軍による空襲を受け、Josiah Williams & Co.も工房を失い、残念ながら140年の歴史に幕を閉じました。

アンティーク スターリングシルバー サービングスプーン with ピアスワーク & ゴールドギルト



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