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No. 5062 ヴィクトリアン スターリングシルバー ウォッチ チェーン
長さ(フックからループ状留め具まで) 21.2cm、重さ 17g、ハート飾りの横幅と厚み 1.2cm*0.5cm、タッセルの長さ 4.1cm、チェーンの太さ 2mm、ヴィクトリアン後期の英国製、二万九千円

二連チェーンや玉飾りに中央のハート飾り、そしてタッセルとヴィクトリアン ウォッチチェーンの特徴をよく備えています。 バータイプではなく、フックタイプになりますが、この方が使い勝手がよいということもあるでしょう。 17グラムと比較的に持ちはかりがあって、タッセルも豪華ですし、チェーンもしっかりしています。

ハート飾りがメインに付いています。 ハートは現代でも馴染み深いデザインですが、その歴史をたどりますと、英国におけるハートのモチーフはジョージアンの頃登場し、ヴィクトリア期に大流行した経緯があります。 このウォッチチェーンに付いているハート飾りはヴィクトリア時代の大流行を背景にしています。

ホールマークはありませんが、フック、タッセル、二連チェーンに飾り部分という装飾構成や、デザインや細工の良さからみて、ヴィクトリアン後期の英国製と思われます。

現代的にはブレスレットとして使うとタッセルが揺らゆらして素敵ですし、仮に時計を付けなくても、昔風にチェーンを横渡しにして服装の装飾にしてみるのもアンティークな雰囲気が楽しいでしょう。

先端のループ状留め具の仕組みについてご質問がありましたので、説明させていただきます。 この品はつくりが良いので、隙間がわずかで見えにくいかも知れませんが、ループの下部に斜めに切れ込みが入っているのが分かるかと思います。 この留め金の付け根部分にバネが仕込まれていて、外向きに押す力が働き、開閉が出来る仕掛けになっています。

アンティークハンターの立場から言いますと、このバネ仕掛けが壊れた品がけっこうありますので、往時のままに良好なコンディションの品が見つかると嬉しいものなのです。

アンティーク ヴィクトリアン スターリングシルバー ウォッチ チェーン



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