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No. 5042 ヴィクトリアン or エドワーディアン スターリングシルバー クロス
縦の長さ(留め具含まず) 3.1cm、縦の長さ(留め具含む)
3.9cm、横の長さ 2.0cm、厚み 3mm弱、ヴィクトリアン後期からエドワーディアン頃の英国製、一万八千円
厚さが3ミリ弱のホロー(中空)構造をしたスターリングシルバー クロスです。 小花と波模様のエングレービングは手仕事で、優雅な雰囲気に出来ています。 側面部分は緩やかにふっくらした作りで、持った感じも温かみのある仕上がりになっています。
このクロスの最も著しい特徴は彫刻が両面にわたっていて、しかも雰囲気の違ったデザインになっていることです。 そもそも両面彫りというのは珍しく、しかも表も裏もそれぞれに味わいのあるエングレービングですので、一粒で二度楽しめるのは気に入りました。 トータルにみてコンディションが良くて綺麗なクロスと思います。
ホールマークはありませんが、金属の風合い、ホロー構造であること、全体のデザインとモチーフ、そして手彫りの彫刻の様子からみて、ヴィクトリアン後期からエドワーディアン頃に作られたスターリングシルバー クロスで間違いないところでしょう。
彫刻のモチーフはウェーブパターンです。 波模様モチーフには、Continuation(続いていくこと)や
Eternity(永遠)という意味合いが象徴されており、ヴィクトリアンからエドワーディアンの頃に好まれたクリスチャンモチーフのデザインです。
裏面の様子
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