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No. 5034 ヴィクトリアン ピンチバック クロス
クロス本体の縦(丸い留め金含まず) 3.2cm、横 1.9cm、厚さ 1mm、ヴィクトリアン後期の英国製、一万六千円

手彫りの彫刻は植物模様とウェーブパターンの融合です。 デザインの優雅さもさることながら、濃いめの色合いでシェードがかかったように見える背景部分も、1ミリ間隔に何本もの微細な彫刻線を施したもので、繊細さという点でもかなり質の高い品と思います。

素材はゴールドやシルバーではありませんが、百年以上前のアンティークでなければ手に入らない手仕事の美しさを備えていることは、やはり大きな魅力になりましょう。

波模様のウェーブパターンは、Continuation(続いていくこと)や Eternity(永遠)を象徴するクリスチャンモチーフで、ヴィクトリアンのクロスで好まれたデザインです。

クロスはピンチバックと呼ばれるアンティークな素材で出来ています。 この素材は銅と亜鉛の合金で、ゴールドの色あいをもたらすジュエリー素材として、ヴィクトリアンの英国で好まれてしばしば使われました。 元々は1720年ごろにロンドンの時計メーカーであったクリストファー ピンチバックという人が発明したことから、ピンチバックの名で呼ばれるようになったのでした。

クロス裏面にはメーカーズマークのみが刻印されていて、デートレター等のホールマークがないので年代特定が難しいのですが、ピンチバック素材を使っていること、デザインのモチーフ、そして手彫りのエングレービングの素晴らしさからみて、ヴィクトリアン後期の英国製と思います。

アンティーク ヴィクトリアン ピンチバック クロス



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