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No. 4531 ヴィクトリアン or エドワーディアン 9カラット ゴールド クロス
クロス本体の縦 3.3cm、横 2.0cm、厚さ 2mm弱、ヴィクトリアン後期からエドワーディアンにかけての英国製、一万七千円

厚さが2ミリほどのホロー(中空)構造をした、9カラット ゴールドのクロスです。 波模様のウェーブパターンは、Continuation(続いていくこと)や Eternity(永遠)を象徴するクリスチャンモチーフで、ヴィクトリアン後期からエドワーディアンの時代に人気がありました。

クロスの基本デザインは深めなタッチで彫られていますが、背景のシェード部分はとても繊細なエングレービングで、1ミリ間隔に七、八本ほどの細かさで彫刻線を引いた仕事です。 写真では解像力不足でよくご覧いただけないのが残念ですが、マグニファイイング グラスで見ていただくと当時の手仕事の繊細さに驚かれると思います。

ホールマークはありませんが、素材の風合いや彫刻切面の様子からみて素材は9カラット ゴールドで、ホロー(中空)構造が採用されていること、採り上げられているモチーフ、そして手彫りのエングレービングの見事さからみて、作られたのはヴィクトリアン後期からエドワーディアンにかけての頃と思います。

『私はキリスト教の信仰者ではありませんが、何故かクロスにとても惹かれます。』というお便りをいただきました。 

英吉利物屋ではアンティークのクロスを扱っておりますので、関心のある方から、そういうお話があるのは珍しいことではないかも知れません。 けれども、クロスに惹かれるという話はこれが初めてというわけでなく、多くの方からお聞きしてきましたし、私もそう感じることがあるので、なぜだろうかと考えたくなるのです。

英国アンティーク情報欄にあります「40. 何故かクロスにとても惹かれます。 その理由を英吉利物屋風に考えてみました。」をご覧いただければ幸いです。

ヴィクトリアン or エドワーディアン 9カラット ゴールド クロス


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