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No. 4519 ケルティック クロス&インターレーシング飾りのスターリングシルバー ペンダントヘッド with チェーン
直径 1.9cm、厚み 1.5mm、クロスの縦(留め具含まず) 1.5cm、横 1.1cm、シルバーチェーンの長さ 48.5cm、全体の重さ 4g、一万二千円

ケルティック クロスの周りを透かしのインターレーシング飾りが取り巻いたペンダントヘッドで、ホールマークはありませんが、素材はシルバーで間違いないでしょう。 付属のチェーンもスターリングシルバーで留め具部分にスターリングシルバーを示す「925」刻印と「STERLING」刻印があります。 

クロスは周りのインターレーシングより一段高くなった構造です。 周りに見える曲線の交差模様はインターレーシング模様と呼ばれ、ケルティック アートでしばしば登場するパターンになります。

ケルティックとは「ケルト人の」という意味です。 英国史においてケルト系の人達とは、もともとのイギリス先住民で、民族大移動によって欧州大陸方面からノルマン系住民が流入して支配的な地位を占めるようになると、次第に辺境の地へ追いやられていった人たちです。 彼らが追われた辺境とは、スコットランド、ウェールズ、英国西部のコーンウォール、そしてアイルランド等でした。 とは言っても、支配と被支配という関係だけではなく、結局は婚姻などで入り混じって今日のイギリス人が出来あがっています。 ちなみにロンドンという地名やテムズ川の名前はケルトの名称だそうですし、今日の英国人は自分たちのことをブリトンと呼びますが、このブリトンとは元々ケルトの一部族の部族名でした。

イギリスにおけるケルト諸族の歴史については、英国アンティーク情報欄にあります「32. ウェルシュ ボーダーの Weobley村」の解説記事もご覧になってください。

それからついでに、円卓の騎士のアーサー王は、コーンウォールで生まれたとされる伝説的なケルトの王様です。
アーサー王伝説については、「28. Tintagel アーサー王伝説の村」の記事もご参考まで。

ケルティック クロス&インターレーシング飾りのスターリングシルバー ペンダントヘッド with チェーン

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