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No. 4127 エドワーディアン スターリングシルバー オールドイングリッシュ パターン テーブルスプーン
長さ 21.5cm、重さ 77g、ボール部分の長さ 7.7cm、ボール部分最大幅 4.65cm、深さ 1.4cm、1902年 ロンドン、Charles Boyton & Son作、二万円

今から百年以上前のエドワーディアン初めに作られたスターリングシルバー テーブルスプーンです。 77グラムとかなりの持ちはかりになっているのは、ボール部分が厚めで、柄の最大厚みも5ミリほどあって、銀がしっかり使われた作りになっている為です。

柄は角張っていなくて丸みが感じられます。 柄先に向かっては幅広なタイプになっています。 手にしてみると、全体としてふっくら系の重厚感あふれる純銀テーブルスプーンと言えましょう。

写真三番目に見えるブリティッシュ ホールマークは順に1902年のデートレター、ロンドン アセイオフィスのレオパードヘッド、スターリングシルバーを示すライオンパサント、そしてメーカーズマークになります。 メーカーズマークの上部は刻印があまくなっていますが、全体が三つ葉様のメーカーズマークに、中央から下のほうにかけて「& S」と判読できることから、「Charles Boyton & Son」のメーカーズマークと分かります。

オールドイングリッシュ パターンについては、英国アンティーク情報欄の「4.イングリッシュ スプーンパターン」にあります解説もご参考ください。

英国でアンティークという言葉を厳密に使うと、百年以上経った品物を指します。 このテーブルスプーンは106年前に作られておりますので、余裕で正式なアンティークのカテゴリーに入ります。 少し考えてみても、百年という時の経過はやはり大変なことでありますので、アンティーク コレクターにとっては重要なメルクマールとなっています。

この品が作られた頃のイギリスについては「英国アンティーク情報」欄の「14.Still Victorian」の解説記事もご覧になってください。







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