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No. 19225 飛ぶ鳥&ホースシュー スターリングシルバー ブローチ
with ブリティッシュ ホールマーク & エナメルワーク
SOLD
縦の長さ 2.1cm、最大横幅 1.8cm、最大厚み(留め具含まず)
3mm、1916年 バーミンガム アセイオフィス、SOLD
ツバメ返しのような飛ぶ鳥のデザインはジャポニスムの影響でしょう。 鳥のボディーにはエナメルワークが施されています。 ホースシューの上の方には四つのブリティッシュホールマークが並んで見えるのもポイントです。 小振りなブローチですが、かえってこのぐらいのサイズが好ましいときもありましょう。
ホールマークは順にメーカーズマーク、バーミンガムアセイオフィスのアンカーマーク、スターリングシルバーを示すライオンパサント、そして1916年のデートレターになります。 裏面にもスターリングシルバーを示すライオンパサントの刻印があります。
ホースシューはイギリスではグッドラックの意味があって人々に好まれます。 縁起のよさが好まれ、パブの看板に蹄鉄3つが描かれて、「Three
Horseshoes」なんていう名前のパブもありますので、「ホースシュー=幸運」の連想はイギリス人の暮らしに深く根ざしていることが分かります。
ついでながら、シャーロック・ホームズの『Silver
Blaze』を読んでいましたら、ホームズの「I
think that I shall put this horseshoe into
my pocket for luck.(このホースシューは幸運があるように貰っておきましょう。)」という台詞に出会いました。 この探偵小説は1892年に発表されており、そのころに
「ホースシュー=幸運」の連想があったよい例となっています。 シャーロック・ホームズ シリーズには、アンティークなヴィクトリアンの暮らし向きが読み取れる場面が豊富なので、注意して読むと面白いです。
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