*英国 アンティーク 英吉利物屋 トップへ 新着品物 一覧へ アンティーク情報一覧へ 英吉利物屋ご紹介へ

No. 19199 スターリングシルバー ティーポット
蓋のつまみまでの高さ 13.8cm、注ぎ口先端からハンドルまでの長さ 22.2cm、上から見た最大直径 11.3cm、重さ 380g、容量 1Pint縺i=570ml縺j、1918年 バーミンガム、Robert Pringle & Son作、八万八千円

今から百年ほど前に作られたスターリングシルバー ティーポットで、ぽってりしたボディーは愛嬌があって見ていて翌ソ着くデザインです。 

このティーポットは目一杯で1Pint(=570ml)入りますが、それより少なめでお使いいただくのが適当でしょう。 木製ハンドルには指かけもあり扱いやすく出来ています。 タ際にお茶をしてみても、gい勝閧ェよく、ポットのお湯c量が多い時でも少ない時でも、すっきり気揩ソよくお湯切れします。

アンティークの銀製品一般に言えることですが、ティーポットも大きくて重たい品が多く、そこへさらにティーが入るとなると、重くて持つのが大変です。
このティーポットは容量が500ml強で、英国アンティーク ティーポットとしては小振りな品ですが、日本の急須の感覚から言えばそれでも十分に大きく、一人か二人で日常使いするにはちょうどよい大きさと思います。

ボディーの側面部分に、「Robert Pringle & Son」のメーカーズマーク、バーミンガム アセイオフィスのアンカーマーク、スターリングシルバーを示すライオンパサント、そして1918年のデートレターがしっかり深く刻印されています。 

シルバースミスの「Robert Pringle & Son」は、ジョージアンの時代の1835年の創業です。 イギリスの銀工房はヴィクトリア梠繧ノ始まったものが多い中にあって、「Robert Pringle & Son」は老舗の一つと言えるでしょう。

英国でアンティークという言葉を厳密な意味で使うと、百年以上の時を経た品物を指します。 このティーポットが作られたのは1918年ですから、正式なアンティークに昇格するまで、あとわずかです。 気に入った古いものを使っていくうちに、その品が自分の手元で‘アンティーク’になっていくことは、コレクターの喜びとも言えますので、このティーポットには、そんな楽しみ方もあるかと思うのです。

ある朝、駅に向かって歩いていたら、駅から戻ってくる人がいて、「Security alertで、今さっき駅は閉まってしまった。あなたも家に帰ってお茶にした方がいいだろうよ。」と言われたことがあります。 セキュリティ アラートと言うのは、警戒警報のようなもので、不審物などあると駅が一時的に閉鎖されることがあるのです。 当該駅は閉鎖されますが電圦体は走っているわけで、日本的な感覚ですと、氓ノ近い駅までバスなりタクシーで行ってでも職場に向かいそうに思うのですが、そうではなくて、「お茶にしよう。」と言うのが、なんとも英国風で、軽いカルチャーショックを覚えた記憶があります。 やはりイギリスは何はさておき、まずはお茶のお国柄なのでしょう。

スターリングシルバー ティーポット







英国 アンティーク 英吉利物屋 トップへ 新着品物 一覧へ アンティーク情報一覧へ 英吉利物屋ご紹介へ