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No. 19149 ヴィクトリアン スターリングシルバー クロス with ブリティッシュ ホールマーク
クロス本体の縦長 4.0cm、留め具を含む縦長 4.8cm、横の長さ 2.4cm、厚み 2.5mm、1894年 バーミンガム アセイオフィス、一万九千円

今から百二十年ほど前に作られたスターリングシルバーのクロスです。 ホロー(中空)構造をしていて、ハ真二番目に見えるように、かなり立体感があり、手にしてみると厚みを感じるクロスに仕上がっています。

裏面のブリティッシュ ホールマークは順にスターリングシルバーを示すライオンパサント、1894年のデートレター、バーミンガム アセイオフィスのアンカーマーク、そしてメーカーズマークになります。

ホールマークから製作年が特定できて、しかもそれがヴィクトリアンというクロスは、そう簡単に見つかるものではありません。 そのあたりがこのアンティークの一番のポイントになりましょう。

うっすらゴールドギルトされており、長い年月を経てゴールドの色合いはさめてきて、シルバーの地が卓越してきておりますが、これがまたこのヴィクトリアーナの深い味わいとなっているように感じます。 

クイーン・ヴィクトリアが若干18歳の若さで英国王位を継承したのは1837年のことで、この年から1900年までの64年間がヴィクトリア時代にあたります。 ヴィクトリア女王は在位期間が長かったことと、その時代は英国の国力が格段に伸張した時期と重なっていた為に、イギリスjの中でも特にポピュラーな国王となりました。 アンティークの分野にあっても、この時代の物品を指すヴィクトリアーナ(Victoriana)という用語もあって、ヴィクトリア時代を専門にするコレクタターが大勢いるわけなのです。

『私はキリスト教の信仰者ではありませんが、何故かクロスにとても惹かれます。』というお便りをいただきました。 

英吉利物屋ではアンティークのクロスを扱っておりますので、関心のある方から、そういうお話があるのは珍しいことではないかも知れません。 けれども、クロスに惹かれるという話はこれが初めてというわけでなく、多くの方からお聞きしてきましたし、私もそう感じることがあるので、なぜだろうかと考えたくなるのです。

英国アンティーク情報欄にあります「40. 何故かクロスにとても惹かれます。 その理由を英吉利物屋風に考えてみました。」もご覧いただければ幸いです。

ヴィクトリアン スターリングシルバー クロス with ブリティッシュ ホールマーク




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