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No. 19039 ヴィクトリアン スターリングシルバー バックル with ブリティッシュ ホールマーク
最大横長 7.8cm、最大縦長 4.3cm、重さ 20g、本体部の銀の厚み 1mm、留め具を含む最大厚み 6mm、1897年 チェスター アセイオフィス、

かなり美しい銀細工と思いますが、これはヴィクトリア梠繧ノスターリングシルバーで作られたベルトのバックルです。 ハ真二番目のように二つのピースに分かれます。 銀が厚めでしっかり出来ており、もちろん今日でも十分に実用可能なアンティークです。 透かし模様に小花のデザインが可愛らしgズ麗な銀製品でありますことから、タ用されないとしても、お手元にあれば、装飾品として楽しめるヴィクトリアーナと感じます。

ヴィクトリアンのブリティッシュ ホールマークが刻印されているのも、この品の優れた特徴となっております。 ホールマークはメーカーズマーク、チェスター アセイオフィスのシティーアーム、スターリングシルバーを示すライオンパサント、そして1897年のデートレターになります。

チェスター アセイオフィスというのは希少価値があってポイントとなりましょう。 英国各地のアセイオフィスで検定を受けた金銀製品のおそらく9割以上は、ロンドン、シェフィールド、バーミンガムのいずれかの品で、チェスターは数が少ないのです。 

チェスター アセイオフィスのシティーマークがくっきりと読み取れます。 チェスターのマークは「Three Wheat Sheaves(Oつの麦束)」と呼ばれ、1686年から使われてきたものですが、1962年にチェスターアセイオフィスが閉鎖となったので、今はもうありません。

ウィート シーフ(麦束)とは、豊穣、生産力(Fecundity)、肥沃さ(Fertility)のシンボルで、英国ではラッキーモチーフとして好まれる縁起物です。 そもそも小麦はギリシャ神話に出てくる「農業、豊穣、結婚の女神デーメーテール」を象徴しています。 以前にミントン美術館で見た「ウィート シーフを抱えた少女の絵M」にとても惹かれ、この少女の顔立ちはデーメーテールを意識したのかしらと、妙に気になったのを覚えていて、それ以来どうも私はこのウィート シーフというモチーフに惹かれるのです。

ウィート シーフ モチーフに関連するミントンの絵Mについては、「13. 英国陶器の街、ストーク オン トレント」の解説記魔ノ写真がありますのでご覧ください。

ヴィクトリアン スターリングシルバー バックル with ブリティッシュ ホールマーク




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