英国 アンティーク 英吉利物屋 トップ(取り扱い一覧)へ 新着品物 一覧へ セール コーナーへ アンティーク情報記事 一覧へ 英吉利物屋ご紹介へ

No.18950 ブラス製 ダイス
正方形の一辺の長さ 0.9cm、重さ 7g、1920年代あたりの英国製、一つ 四千七百円 (二つあります。)

手にしてみると、小さいわりには、ズシっと持ちはかりが感じられて、ブラスってこんなに重たかったかなと。

ピカールで磨けば光ると思いますが、こういう感じも渋くていいかも。

ダイスは運や巡り合わせといった「Luck」を意味するモチーフでもあり、手元に置いて眺めていると、なんかいいことありそうな気分になってきます。

私はダイスというモチーフが好きで、いつも気にしている為か、手に入ったものですが、日本の古きをたずねてみても、12世紀には後白河法皇が「賀茂の流れと賽の目と山法師は、意のままにならぬ」と嘆かれたとの伝えがあって、ダイスの歴史にも興味を惹かれるのです。

ブラスのお手入れについては、ブラス専用の磨き液がありますので、ご紹介しておきましょう。 私はReckitt & Colman社のBrassoという磨き液を使っています。 スペイン製ですが、なぜか缶の表には英国王室御用達のQE2マークがあります。 イギリスの方はブラスが好きで、マナーハウスのドアノブ、パブのカウンター、ホテルの調度品等、昔から英国風には欠かせない素材であったことが関係あるのかも知れません。

それから日本でも簡単に手に入るお手入れ用品として、日本磨料工業製の『ピカール』という品もあります。 使い比べてみて、ピカールの方がブラッソより溶剤の濃さが少ないように感じます。 その為か分かりませんが、ピカールはブラス(真鍮)以外にもあらゆる金属に使えるのみならず、プラスチック、象牙、管楽器等のお手入れに使用可能と書いてありました。 ブラッソの用途は金属の中でもブラス、コパー、ピューター、クロムに限定されますので、ピカールの方が用途が広くて便利かも知れません。

ブラス製 ダイス

イギリス アンティーク 英吉利物屋 トップ(取り扱い一覧)へ 新着品物 一覧へ セール コーナーへ アンティーク情報記事 一覧へ 英吉利物屋ご紹介へ