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No. 18828 ヴィクトリアン or エドワーディアン フロント&バック 9カラット ローズゴールド ロケット
正方形の一辺の長さ 2.05cm、縦の長さ(留め具含む) 3.85cm、厚み 4mm、重さ 8g、ヴィクトリアン後期からエドワーディアン頃の英国製、一万二千円

表と裏に9カラットゴールドの薄板を被せた作りで、「フロント&バック 9カラットゴールド」と呼ばれる素材で出来ています。 

蓋はパチンと気持ちよく閉まって、機能面でしっかりした作りは好感が持てます。 両面ともに使い込まれた風合いが出ていますが、これはアンティークの味わいでしょう。

上部に見えるダブルスパイラルの装飾もグッドです。 両サイドにバーが渡してあるのもポイントと思います。 

デートレター等のホールマークが無いので年代特定が難しいのですが、フロント&バック 9カラットゴールドという素材や、ロケットの構造、デザイン、そしてエングレービングの様子からみて、ヴィクトリアン後期からエドワーディアン頃の品と思います。

9カラットゴールドは金含有量が37.5%の合金ですが、金以外には銅を多く含む場合には、その色あいは赤みがかかっていて、イギリスではローズゴールドと呼ばれます。 英国にはバラの花が好きな人たちが多いので、ゴールドにおいてもローズゴールドが好まれるのでは?と思えます。 金純度の高いイエローゴールドよりも、温かみがあってVery Britishな装飾素材と思います。

もちろん大切な人の写真を入れて使ってもよいのですが、細工の繊細さという点でかなり質の高い工芸品ですので、純粋にペンダントヘッドとしても楽しめると思います。

9カラット ローズゴールドの品には、あわせるチェーン選びに難しさがありますが、9カラットゴールド ロケットをお求めいただいたお客様から、「絹紐に通して胸に着けています。」とご報告いただきました。 なるほどの使い方と思いましたので、ご紹介しておきましょう。

ヴィクトリアン or エドワーディアン フロント&バック 9カラット ローズゴールド ロケット





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