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No. 18265 銀1オンス ブリティッシュ ホールマーク スターリングシルバー インゴット ペンダントヘッド
インゴットの縦(留め具含まず) 4.05cm、横 1.5cm、厚さ 5mm、重さ 31g、上から三つ目のライオンパサントの横幅 7.5mm、1977年 シェフィールド、一万七千五百円

このペンダントヘッドのフォルムは、各国中央銀行の金庫に眠っている、いわゆるゴールドインゴットの形状に近いものです。 

通常の銀製品よりも大きなホールマークがしっかりと刻印され、イングリッシュ スターリングシルバー ホールマークの見本のようなインゴット型ペンダントヘッドです。
ホールマークは上から順に、メーカーズマーク、シェフィールド アセイオフィスのローズマーク、スターリングスタンダードを示すライオンパサント、1977年のデートレター、そしてエリザベス二世の横顔は女王戴冠25周年を記念するシルバージュビリーマークです。

上部に付いた太めの銀円環部分にはスターリングシルバーを示すライオンパサントの刻印があります。 インゴット本体部分には大きなホールマークが刻印されていて、銀であることを示しておりますが、小さな銀円環にもライオンパサントがあって、配慮の行き届いた銀製品と思います。

それから、インゴットとは一般に金塊や銀塊を指します。 余談ながら、イギリスの中央銀行であるイングランド銀行へ見学に行くと、正真正銘の金の延べ棒を持たせてもらえます。 透明な硬質プラスチックケースの両サイドに手を入れる穴があって、中に鎮座している金の延べ棒様を触ったり、持ち上げたりしていいようになっているのです。 

ところがこれが半端じゃないほど重たくて、びっくりします。 女性では持ち上げるのは難しいでしょう。 男性でも両足を踏ん張って、しっかり腰をすえて、両手でやっと持ち上がるぐらいな感じです。

ゴールドは世の中にある物質の中でも最大比重の金属です。 それは頭では分かっているのですが、実際にどういうことかというと、金塊が目の前にあったとき、見た感じの重さと比べて、実際にはその何倍もの重さがあるということなのです。 

映画 『ダイ・ハード3』は、テロリスト達が連邦準備銀行の地下金庫から金の延べ棒を強奪する話で、彼らがやすやすと金塊を手にして運んでいる様子が描かれていました。 如何に鍛え上げられた屈強なテロリストと云えども、そう簡単には金の延べ棒を持ち運べないと言うのが、私の印象でした。

銀1オンス ブリティッシュ ホールマーク スターリングシルバー インゴット ペンダントヘッド

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